第2章登場人物紹介
トライナー
守銭奴の何でも屋。
炎の魔剣、シュトッフェンの使い手。
雄呀のことを“怖い兄さん”と呼びタダ飯を喰らう怖いもの知らず。
雄呀とカザスの事情を知っているような口ぶりをする。
鼻がよくきくらしく、魔力の臭いを嗅ぎ分けられる。
リィリィ
エルフの森で出会った金髪少女。
大きな槍斧を振り回し、Sランクの魔物を弱らせる程の戦闘能力を持つ。
蓮のことは好きではないらしい。
ギルドランクA。
ヘイ
ココンの里の長でエルフ。
先見の目を持つと言われる。
いつも語尾に“ございます”とつく。
ウロン
里長の補佐をしている大男のエルフ。
気さくで賑やかな性格だが、過ぎると鬱陶しがられる。
イオカリス帝国所属特務部隊第3部隊
フォン・レイス (17)
第3部隊史上最年少の隊長。
銀髪に緋色の目を持つ。
傲慢不遜、唯我独尊、自己中心で俺様気質、暴力は日常茶飯事で奴隷願望を持つ人間は数多い。
帝国で最強の魔術師と呼ばれる使い手だが、主に獲物は刀。
某部下いわく、かなりの下戸。
帝国が嫌いだと公言しており、多くの人間から敵視されている。
ルチア・ミゼル (24)
フォンの部下で秘書的役割を担っている眼鏡美人。
フォンを崇拝しており、彼の毒舌暴言暴力は愛情の裏返しと思っている。
補助魔法が得意で、優秀だが仕事には厳しい。
エリャーナ・ジェン・エルハード (21)
貴族の娘だが、政略結婚に反対し家出。
戦いに快感を覚えるバトルマニアで、少しずれた知識を持っている。
魔力操作に欠陥があり、広範囲魔法しかできない。
ラッセル・オルセウン (18)
第3部隊に配属された新人。
通称“パシリ”と呼ばれ、一番かわいそうな位置にいる子。
よく先輩のギリオンに巻き込まれてフォンに正座をさせられている。
ギリオン・ウェリー・ウォールス
炎属性魔法を得意としている第3部隊の馬鹿。
エリャーナに負けず劣らずのバトルマニアで、問題児だった。
主にフォンに足蹴にされ、最近慣れてきてしまっている危ない傾向がある。