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断末魔
馬鹿だった。
もう、他人には何も求めないと決めていた筈なのに。一体何故、私は今こんなにも絶望しているのだろう。どんなに切に望もうと、話の中に出てくるような都合のいい人間がいないことくらい、疾うに理解していたというのに。
絶望の縁から絞り出されたSOSは、乾いた涙と共に、誰にも気付かれること無く塵に埋もれた。
目の前に次々と表示されていく音の羅列に、私はこれきりで最後となる文字を打ち込んだ。
――バイバイ。
馬鹿だった。
もう、他人には何も求めないと決めていた筈なのに。一体何故、私は今こんなにも絶望しているのだろう。どんなに切に望もうと、話の中に出てくるような都合のいい人間がいないことくらい、疾うに理解していたというのに。
絶望の縁から絞り出されたSOSは、乾いた涙と共に、誰にも気付かれること無く塵に埋もれた。
目の前に次々と表示されていく音の羅列に、私はこれきりで最後となる文字を打ち込んだ。
――バイバイ。
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