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迷子を、助けたことにより始まる恋

作者: ゆで卵
掲載日:2026/05/01

迷子を助けたその子は・・・

僕の名前は高枝悠斗。天山高校に通う高校二年生だ。僕はあまり友達が多くないがあまり気にせず陰キャ人生を楽しんでいる。

いつも通り登校し席に座りiPadで小説を書いていると数少ない友達が「おい、悠斗知ってるか?」と聞いて来た。「何?」と聞くと友達は「お前。本当、周りに興味持たないよな。周り見てみろ」と言われたので周りを見て見るとクラスのみんなが楽しそうに何かに話している。「みんな楽しそうだな。で、何」「ま、内容までは、分からないか。転校生、転校生が来るって」と興奮気味で話してきた。僕は「ふ〜ん」と聞き流すように答えた。

そんな会話をしていると担任の宮川先生が教室に来た。宮川先生は国語を担当している少し変わっている先生だ。何が変わっているかというと少し観点が変わっているその為、道徳の授業は少し変わった視点の話を聞けてためになる僕も変わっているのかその先生とよく意見が合致する。

そして先生が、業務連絡をし、最後に先生が「このクラスに新しい仲間が増えます」と言った。

 そして先生が「入って」と言った。

 するとロングヘアにつぶらぬ瞳の容姿端麗の少女が入って来た。先生が黒板に(山空 雫)と書いてあった。

 少女は、「谷川高校から転校して来た山空 雫です。よろしくお願いします。」と言い頭を下げた。僕はiPadから少し転校生に目を向けたがすぐにiPadに視線を移した。

 先生が「じゃあ席は高枝の隣な。あ、高枝は、真ん中の列にいる丁度今タブレットいじってるやつだな。」雫は、「分かりました」と言い僕の隣に座り「よろしく」と僕に挨拶して来たので僕は、会釈だけしてiPadに目線を戻した。

 昼休み、屋上でお弁当を食べていると先生がやって来た。

 先生は、来て唐突に、「君は、いつも一人だな。先生が一緒に食べてやろうか?」と言った。僕は、「なんの用ですか?」と聞くと先生は、その返答が分かっていた様に「君に頼みたい事がある。今日転校生来ただろ。」僕は、「え〜と山空さんでしたっけ」先生は少し意外そうな顔をしながら「聞いてたんだな。その彼女のお世話係を頼みたい」と言い出した。僕は、「え、お世話係?」と鳩が豆鉄砲食らったような顔をしながら先生に聞き返した。先生は、「お世話係って言っても更衣室まで付いて行って着替え手伝えとかそう意味じゃないぞ。」と先生は、笑いながら言っていた。僕は、「分かってます。で、具体的にどんな事をすれば?」先生は、「トイレとか更衣室とか恥ずかしくない所意外には、ある程度近くにいて分からない事を教えてあげたりして欲しいと思ってキモがられない様に本人には、伝えておくからよろしく」と言いそのまま去って言った。断るつもりは、なかったが拒否する暇もないほどに押しくるめられた。

 昼飯を食い終わりそのまま屋上で小説を書いたら「高田くーんここに居たんだ」と可愛らしい声が聞こえた。声の方を見ると山空さんがこちらに手を振りながら向かって来ていた。僕は、一瞬、彼女をチラッと見てすぐにタブレットにした。彼女はそのまま話を続けて「先生から聞いたよ。私のお世話係してくれるんでしょ。」僕は視線をタブレットに向けたまま「ああ、うまく先生に丸め込まれた。」それを聞いた彼女は「ま、細かい事は、気にしないでよろしくね」と言い去って言った。

 次の時間移動だったので移動の準備をしていると山空さんが「あ、移動教室?場所教えてよ!」僕が「友達に聞けば」というと彼女は口を尖らせ「君は、私のお世話係でしょ教えてよ」と言われた。圧に押され「なら行く準備して」と声をかけた。彼女は「分かった」と言い準備を済ませて来たので一緒に行く事にした。

 廊下を歩きながら山空さんが「高枝くんは、趣味とかあるの?」と聞かれたので僕は、「ゲームと一応小説作りかなー?」と答えた。すると彼女は、驚いた顔をして「え、嘘すごいー小説作れるのどんなの?どんなの?」と食い気味に聞いてくるので圧に押され「れ、恋愛小説系統の」と答えた。僕がスマホをいじりあるサイトを見せたそこには、そこには「卵焼き」というペンネームの人が執筆した小説があった。

 山空さんが関心したようにそのページをスクロールしながら「す、すごい」と呟いた。

 その日の放課後、帰ろうと帰宅準備しているとクラスの陽キャが寄って来て「おい、陰キャ今日一日あの転校生と絡んでどう言うつもりだ!」と言ってきたので、僕は、「別に」と答えた。その答えが気に入らなかったのか僕の筆箱についている推しのアイドルのキーホルダーを奪い「え、お前こんなの好きなのオタクじゃん。や〜い陰キャオタク〜」と煽り自分の取り巻きにパスしながら逃げて行く。「返せ!」と声を荒らげても返そうとしない。しかしドアから出ようとする時、「待ちなさい!」と誰かに止められる。声の方を見ると山空さんが立っていた。そして、「それ、返しなよ。あと、人の好きな物をバカにするなんて最低―」と言い僕のキーホルダーを取り返し、僕の襟元を掴み空き教室へ連れて行かれそうになったので急いで荷物をかき集め多少バランスを崩しながらも後ろ向きについていった。

「はい、これキーホルダー」と、クラスの陽キャから取り返してくれた。僕は、「あ、ありがとう」と答えた。山空さんは、少し膨れた顔をし「なんで自分で取り返そうとしなかったの?」と怒り半分呆れ半分という声で聞いてきた。僕は、「いや、あいつらと関わるとあれだし、ま、僕の推しのキーホルダー取られたから返せて言ったけど」と言った。山空さんは、「推し?」と首を傾げた。僕は、「この子スマホゲームのアイドルなんだけどビジュアルも性格も喜怒哀楽などの感情表現全て完璧なんだ!」食い気味いうと山空さん「そ、そうなんだ」少し引き気味った。

 山空さんは、「あ、そうだもう友達だから雫って呼んでと言った。僕は、バックを持って「分かった今日はありがとうじゃあ雫と言った」というと「待って私行く一緒に帰ろ!教室から荷物持って来るから」と言い教室に向かって行った。

 少し来るのが遅いので教室で聞くと『学校の裏に二人で行った』事を聞いた。僕は、嫌な予感がして走って学校の裏に向かった。学校の裏に行くと雫とクラスの陽キャが居て少しやばそうな雰囲気だった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

(雫)

私の名前は、山空雫。最近、天山高校に転校したお世話係として高枝悠斗くんと友達にもなれた。今日、帰ろうとすると悠斗くんがクラスの陽キャの子にいじめられているのを見ていつまでもからかって悠斗くんも何もしないから助けたら教室に戻るとその子に呼ばれ学校の裏に行くと「あんな陰キャ助けるなよ!」と言い殴られそうになった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 僕は、どうにか雫に振り下ろされた手を手で受け止めた。

「痛ってー裏で何してんだよー」手を回しながら雫と陽キャの間に入り言った。

 すると、陽キャが、「お前も邪魔するのかー」と今度は、僕に拳を振り下ろして来たので、僕は、その拳を受け止めた。陽キャ驚いていた。なぜなら、今まで抵抗せずにウジウジしていた奴が今自分の拳を受け止めている。そんな奴が、今自分の拳を受け止めている。

 驚いている陽キャに僕は、「推しを貶され、少ない友達を襲われ怒り心頭の僕に最高のステージを用意してくれてありがとう」と言った。陽キャは、「うるさい」と殴りかかってきたが、僕は、かわし首に手を回し腹に拳を入れると陽キャは、逃げて言った。

 僕が、「フー」と息を吐いていると、雫が、「大丈夫―?」と言いながら近づいて来た。僕は、「大丈夫」と言うと、「でも血が」と恐る恐る僕の腕を指さしながら言った。指された腕を見ると首に手を回した時に、抵抗され、その時に切れて血が出ていた。

 「あ、本当だ気づいたら痛った」と言った。その後「手当てするから先帰ってて」と言った。彼女は、少し寂しどうにしながら「うん分かった」と言いながら帰って言った。

 僕は、一旦学校に戻り保健室で処置を受け帰路に着いた。

 帰路を歩いていると、道路にしゃがみ込んでいる女の子が居た。僕は、「大丈夫?」と聞いた。すると女の子は消え入りそうな小さな声で「サプライズでお姉を迎えに行こうと思ったら道分からなくなっちゃった」と寂しそうな声で言った。僕が、「お姉さん?」と聞くと女の子は、コクンと頷いた。

 僕は、「まず、君が落ち着いて」と言い落ち着かせてから「君のお姉ちゃんは、もしかしたらもう先に家に帰ってるかもしれないからお兄ちゃんも着いて行ってあげるから戻ってみよう」と言うと女の子は元気を取り戻し「うん」と言ってくれた。

 女の子の家に着くと女の子が「夕日がインターホン押す」と言うので抱っこしてインターホンを押させてあげた。

 すると、バタバタと足音がした後、ドアがバタと開き「夕日!」と涙目の僕と同じ歳くらいの女の子が出てきた。夕日ちゃんは僕に下ろしてもらった後、緊張の糸が切れたのか泣きながら「お姉ちゃん〜」と泣きながらその女の子に抱きついた。

 僕は、その微笑ましい光景を見て驚いた。なぜなら家から出てきた女の子が雫だったのだ。雫は、気づかず、夕日ちゃんを強く抱きしめて「良かった。無事に帰って来て」と涙を流している。すると夕日ちゃんが泣き止み「このお兄ちゃんが助けてくれたの」と僕を指さして言った。

 雫がこちらを見て「妹を助けてくれてありがとうって悠斗くん!」と驚いた顔でこちらを見ている。

 その後、「どうぞ」と家に上がらせてもらった。そうすると夕日ちゃんが「ここ座って」としソファーの自分の隣をトントン叩いたので座ると雫が、「ど、どうぞ」とお茶を出してくれたので「ありがとう」と受け取った。

 そして対面に雫は、座った。そして「まずは、夕日を助けてくれてありがとう」と言った。僕は、「通りかかっただけだからいいよ」すると夕日ちゃんが「話してないで遊ぼ〜」と僕の腕を引っ張って来た。

「このお兄ちゃんも忙しいから無理させたら駄目よ」と雫が夕日ちゃんに注意ていた。僕は、スマホで予定を確認して「今日、予定ないから大丈夫だよ」と答えうと「ごめんね。少しでいいからよろしく」と、雫は頭を下げた。

 そして夕日と遊んでいると少し落ち着きを取り戻した雫が「私も混ぜて〜」と話かけて来た。その時、ちょうどお馬さんごっこしてたので夕日が「お姉ちゃんも乗ったら」と言った。

 僕が、顔を引きつらせながら「そ、それは、ちょっと」と言うとその状況を面白いと思ったのか雫が「それって私の体重が重いって事?」と怒った真似をしながら言った。すると雫が、「じゃあ夕日が一旦変わってよ」と夕日ちゃんに言った。夕日は、少し嫌そうな顔しながら僕から降りた。そして雫が乗った。「おm」言い終わる前に雫が「ん?」何も言わさない圧をかけて言って来たので何も言わず頑張って馬役をした。

 そろそろ時間も遅いので帰ろうとすると夕日ちゃんが「まだ遊ぼ」と泣きついて来た。後ろから「夕日も時間遅いから我慢して、ね」僕も落ち着かせようと「また来るから」と言った。すると夕日は、笑顔で「いいの?」と驚いていた。「うんまたね」と言い帰った。

 家に帰りスマホをいじっていると雫からLINEが来た「今日、夕日と遊んでくれてありがとう。」来たので「僕も楽しかった」と送った。

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(雫)

 今日は、すごく焦った。なぜなら帰ったら妹の夕日がいなかった。家中探しても見つからなかった。そんな時にインターホンが鳴った。「こんな時に!」と思いながらインターホンの画面を見ると涙の後が残る顔の夕日とその夕日を抱える

次の日、朝いつもどおりiPadをいじっていると「おはよっ!」と元気な声が聞こえた。声の主は、雫だった。こちらに手を向け笑顔でいる。僕も「お、オス」と答えた。

 そして席に座り雫が「本当に昨日は、ありがとう」と言って来た。「もういいよ。僕も楽しかったし」と言いその日が始まった。

 それからも数回、雫の家に夕日ちゃんと遊びに訪れた。訪れるにつれ雫の学校では見せない色々な表情を見る。その度に雫に心を動かされる。

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(雫)

あの日から悠斗が、ちょくちょく遊びに来てくれるようになった。遊びに来るたび夕日は楽しそうにしている。悠斗も楽しそうにしている。その無邪気な笑顔にドキッとしてしまう。

 その日は、雫と夕日ちゃんと出かける日だ。

 待ち合わせの駅で待っていると「おーい」「悠斗お兄―ちゃんー」と雫と夕日ちゃんの

声が聞こえた。声の方を見ると白いTシャツに空色のミニスカートの雫と白一色のワンピースに身を包んだ夕日ちゃんがこちらに向かって走って来た。

 僕の前について「「ごめん待った」」さすが姉妹だ同時に同じ言葉を言った。

 その圧に押されながらも「だ、大丈夫待ってないよ」と少し動揺しながら答えた。

 今日の予定は、3人各自行きたいところを決めそこに全部行くという流れだ。

「決めて来た?」すると雫は「もちろん」夕日ちゃんも「お姉ちゃんと頑張って選んだよー」と言ってくれた。

 順番の決め方は、ジャンケンだ。「「「最初はグージャンケンポン」」」僕がチョキ姉妹は、グーを出した。雫も「夕日が先でいいよ」と言ったので夕日ちゃんの行きたい所に行く事になった。

 夕日ちゃんは、おもちゃ屋に行きたいらしく3人でショッピングモールのおもちゃ屋に向かった。

 夕日ちゃんは、ショッピングモールに着いた時からテンションMAXだった。「おもちゃ♪おもちゃ♪」と自作の歌を口ずさみながら僕と雫と手を繋ぎ歩いている。おもちゃ屋に着くとわーと目を輝かせておもちゃを見ている。雫が「どれか一つだけ買ってあげる」と言うと「本当?」と言いお店の中を回り欲しいおもちゃを探した。

 数分後、夕日ちゃんは、くまとうさぎのぬいぐるみを見比べ「どっちにしよー?」と悩んでいた。その姿を見て僕は、「うさぎさんは、僕が買ってあげるよ」と言うと夕日ちゃんは目を輝かせて「いいの?ありがとう」と言い僕にうさぎのぬいぐるみを渡してくれた。

 会計の列に並んでいると雫が「買わなくてもいいのに」と言って来た。「まあ滅多にこれないだろうし買ってあげないとお兄さんとしても」と答えた。 そういった瞬間、雫の頬が少し赤くなった。気がした。

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(雫)

 今日は悠斗と夕日とお出かけまずは、夕日の行きたがっていたおもちゃ屋に言った。夕日が二つのぬいぐるみで迷っていると悠斗が「うさぎさんは、僕が買ってあげる」と言ってくれた。私が「買わなくてもいいのに」と言うと「まあ滅多にこれないだろうし買ってあげないとお兄さんとしても」と答えてくれた。その言い方や優しさにドキドキして少し顔が熱くなってしまった。

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次は雫の番だ。

雫は服屋に行って新しい服が欲しいらしい。おもちゃ屋を出て同じショッピングモール内の服屋に向かった。

服屋に着くと「こっち」と落ち着きがあるけどときめきを隠せない様子で僕の手を引いて来た。

来たのは、ワンピースのコーナーだ。そこから何着か選び試着室へ行き「試着するから似合ってるの選んでよ」と言い試着室のカーテンを閉めたと思ったら顔だけだし「のぞいちゃ駄目だよ」と言いまた閉めた。

少し経つとカーテンが開き白いワンピースに身に纏ってクルっと一回転して「どう?」と聞いて来た。

 僕は、「いいんじゃない」と答えた。「ありがとう」とだけ雫は、答えまたカーテンを閉めた。

そして数着着た後、「最後」と言い薄いピンク色のワンピース着て出てきた。「どう?」

僕は、言葉を失った薄ピンクを着た雫が美しかったから見惚れていると夕日ちゃんが「お兄ちゃん顔赤いよ」と言った。僕は、「そ、そんなことないよ」と動揺しながら否定氏た。

雫は薄いピンクのワンピースを買った。

最後は、僕の行きたいところだ。カラオケに向かう。

着いて受付をして部屋に入る。「カラオケ久しぶり」雫が言う。

カラオケで順番に歌う僕はアニソン 雫はドラマの主題歌、夕日ちゃんはアンパンマンの歌を時間いっぱい歌った。

帰る時には、もう夕日の時間帯になっていた。

 3人で夕日ちゃんを挟んで手を繋いで歩いている。

 すると夕日ちゃんが「これ、家族みたい」と言った。それに驚き顔を紅くした。雫も顔が紅い多分夕日のせいでは、無いだろう。

今しかないと覚悟を決めた僕は、「雫!」と呼んだ。雫は「何?」と少し紅い顔をしていた。僕は思い切って「好きです付き合ってください」と言った。すると溢れんばかりの笑顔で「もちろんこれからのお願い」と抱きついてきた。







今回の話はどうだったでしょうか過去作も是非

コンメントで意見くれると幸いです

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