第四十七章:極光のタルタル・ビジネス、そして「路上販売・うさちぁん」なのです!
「……さらっと。クラーケン由来の高級エマルジョン、および一味唐辛子の配合比率を最適化。……商品名『銀河特製:若返りピリ辛タルタル(騎士の涙仕立て)』……先行予約で銀河中のマダムから注文が殺到しています。……利益率、2200%。アーメン」
会計・秘書のアリシアが、もはや札束の雨が見えているかのような無機質な手つきで、完売御礼のスタンプを虚空に叩きつけます。
「あはは!商売繁盛、監督の美学は『現金一括払い』にあるんだからさぁ~♪ほら、サヤ!鮮度が落ちないうちに、そのダイヤモンド・チュロスでクラーケンの足を千切りにして、最高級のフィッシュ&チップス(タルタル添え)を量産しちゃってよぅぅ!」
うさ監督が、白塩城のバルコニーに特設の「屋台」を爆誕させ、ポニーの「みしお・うさちぁん」号に特大の看板を背負わせた。
「……了解。サヤの魔導調理、起動。……魔法式『高速・分子・フライヤー』……極光の斬撃で細胞を破壊し、一瞬でサクサクの衣を纏わせます。……南無」
魔法使い・サヤが無機質な瞳で杖を振るたび、空中を舞うクラーケンの切り身が、黄金色の揚げ物へと変貌していく。その横では、ダイヤモンド・チュロスを「包丁」代わりに振るう勇者・孝平が、一心不乱にタルタルを盛り付けていた。
「いらっしゃい、いらっしゃいだよぅぅ!食べればお肌がマヨ・モイスチャー!飲めば銀河の深淵が見える『ハバネロ・テキーラ』とのセットがお得だよぅぅ!」
うさ監督が、路上(マヨの海の上)でメガホンを振り回し、勝手にタイムセールを開始する。その足元では、マスコット(食用)の猫二が、揚げ物の香りに釣られてフラフラと寄ってきていた。
「にゃ、にゃうにゃあああ!!撮れたのです!勇者が調理し、監督が売り、秘書が金を毟り取る、究極の収益モデル!咲姫アイ、今、全銀河の経営コンサルタントがひれ伏す一枚を固定したのですー!」
咲姫が、揚げたてのフィッシュ&チップスを口に放り込みながら、黄金のカメラで「札束に埋もれるアリシア」を激写する。
「……う、うがぁぁぁ!!私が、私が年金を捧げて生み出した聖剣が、ただの『調理器具』に成り下がっているーー!!しかも、私の持参金口座には、1NkQも入金されていないじゃないですかーー!!」
騎士が、バキバキの瞳で「完売」の文字を見つめ、マヨネーズの渚で絶叫した。
「騎士さん、諦めが肝心ですよぉ♪ボクの可憐な売り子姿を見れば、借金なんてどうでもよくなっちゃいますからぁっ!ほら、ボクと一緒に、隣の銀河まで出張販売に行きましょうっ!」
男の娘・新人が、あざとくフリフリのエプロンを装着し、騎士の背中を無理やり「みしお・うさちぁん」号の荷台(商品棚)へと押し込んだ。
「……あ。……あぁ。……僕の剣が、みんなを笑顔に(そして胃もたれに)しているんだね。……よし、この売上で、次の惑星への『巨大シーソー』をさらに強化しよう!」
勇者・孝平が、揚げ油でキラキラ輝くダイヤモンド・チュロスを掲げ、商売の光の彼方に新たな冒険(集金)を見出した!
勇者パーティ、ついに銀河規模の「移動式揚げ物屋」へとジョブチェンジ!
サヤの調理、アリシアの集金、そしてうさ監督の豪快な路上販売。
騎士の年金は、美味しいタルタルソースへと形を変えて消えていきました。
移動販売って、焼き芋・魚屋・屋体系
書籍売っててもよくない?って思うんですよね~
どっか今度、ネタで入れるかな?




