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詩歌集

斜め前の席の可愛い彼


私の斜め前の席の彼。


顔が切り傷だらけの彼。


クラスのみんなが遠くでヒソヒソ。


また喧嘩したのかな?


やっぱり怖い人なんだ。


彼の噂をヒソヒソ。


彼はクラスで浮いた存在。


人相が悪くて無口で。


時々顔に切り傷を作ったりしてた。


だからみんな、彼が喧嘩する人とか悪い人と繋がってる。


とかなんとか噂して、彼に近づかない。


でもね、私は知ってるんだ。


彼の正体。


彼は放課後猫の集会場に行って、たくさんの猫に囲まれてる。


学校では絶対に見せない、屈託ない笑顔がすごく可愛くて。


顔に時々ある切り傷は猫に引っかかれてできた傷で。


彼はただの猫が大好きな人。


学校で無口なのは、人見知りなだけ。


みんなと話したいけど緊張して話せなくて。


いつも眉間にシワを寄せてるのは、緊張してるだけって。


可愛くない?


猫に囲まれながら話してくれた彼。


そんな彼の可愛いところを発見して一人占めする私。


私はそんな彼が大好きで。


いつか私のこの気持ちを伝えたら、彼はどんな反応するかな……?






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