僕とお前の出会い
今日も何もない1日が終わる。飯を食って変なことして、何も考えない。目の前のPCが友達になったのはいつからだろうか。
それなりに、学生生活を楽しんでいたけど、突然怖くなり俺はある日から引きこもりはじめた。そして、大学を留年、中退し、親からの仕送りも止められ金はそこを尽きる寸前だった。
しかし、そんな不安を忘れさせてくれるのがインターネットだ。俺はインターネットであることにはまっている。それはネット上だけで、オカマになること。つまりネカマ。いつものチャットでネカマになりすまし、いつものようにバカな男を釣ろうとした。
「えっと..私は20歳の女子大生です..そちらは?」
「俺は23の社会人だけど、よろしくね。」
そんな、チャットの出会い頭で、俺はこいつとチャットをすすめた。皮肉な事にとてもおたがい話があい、実はお互いが引きこもりだと言うことまでわかった。
「あのさ、会わない?友達になろーよ!」正直、ネットの奴とリアルで会うのは怖かった。リアルで会えないから引きこもりなのに変なコミュ力はあるやつだと思った。いや、何よりもこいつは俺を女だと思っている。それだけをいいあぐねていた。