1章 登場人物まとめ
[主要人物]
◆セイジ・アガツマ
【身体データ】
身長:175cm
体重:64kg
種族:ヒューマン
性別:男
年齢:18歳
【人物紹介】
中二的思考を大切にする主人公。普段はそれを表に出さず、ごく普通の男の子という皮を被っている。
異世界に転生してから中二心をくすぐられる様々な物や人と出会い、恥ずかしい発言を漏らす機会が増えた。
基本的に目上の人に対しての礼儀は忘れず、人当たりも良い。そのため割りと誰とでも仲良くなれる。
自分の周りに居る人達を大切にしており、人情が厚い。
普段はそこそこ冷静に頭を使うが、戦闘時などは感情的になって熱くなることもしばしば。
リムを妹のように可愛がっているが、それ以上の感情を含むような言動もたまにするようだ。
【外見】
黒髪ショート、黒眼、顔立ちは普通……少しおっとりな顔つき。
身体つきは悪くないが、異世界の冒険者と比べると貧弱である。
好みの色は黒一色。
冒険者として装備を整え、丈夫な編み上げブーツ、黒染めのズボン、上半身は黒生地のインナーを着込み、その上に茶褐色のレザーアーマーを装備。
戦闘時は、剣と魔法を両方使いこなす。
◆リム・ファン
【身体データ】
身長:158cm
体重:??kg
種族:獣人(猫)
性別:女
年齢:16歳
【人物紹介】
住んでいた村を魔族に襲われ、母親を失った獣人の少女。現在は父親とともに冒険者として生計を立てている。
主人公のセイジと出会った頃は、村が襲われたショックで塞ぎ込んでいた。
父親のアーノルドが歳の近いセイジと会話することを勧めたのが切っ掛けで、ゆっくりと明るさを取り戻していく。
元々住んでいた村が辺境であったため高度な教育等は受けていないが、とても純粋で優しい女の子。
唯一の家族である父親をとても大切に想っている。
セイジのことは、保護者的な意味で信頼しているが、特別な感情があるかは今のところ不明。
甘い食べ物が大好きで、本人も料理スキル持ちで料理が得意(まだまだスキルLvは低い)。
【外見】
栗色の髪を肩辺りまで伸ばしたウルフカット、金色の瞳、猫耳と尻尾あり。色白で顔立ちはヒューマンに近い。
丈夫な冒険者用の革のブーツ、動きやすいショートパンツ。身体の動きを阻害しない軽装なレザー防具を纏っている。
武器は両拳に革製の指貫グローブ。利き腕は右のため、左腕の前腕部から上腕にかけて盾の役割を担う金属製の手甲を装着。
戦闘は体術中心。
◆アーノルド・ファン
【身体データ】
身長:192cm
体重:90kg
種族:獣人(狼)
性別:男
年齢:38歳
【人物紹介】
リムの父親。男気溢れる豪放磊落な気性の持ち主。
強面な外見とは裏腹に、娘想いの良き父親である。
時折、村が襲撃された時のことを夢に見てうなされるリムを心配し、一晩中傍で手を握ってやることも。
酒好きで、飲み過ぎると翌日は昼まで起きないこともしばしばだが、酒癖が悪いというわけではない。
【外見】
まさに獣面のような厳めしい容姿を持つ獣人。
狼の鬣にも似たやや長めの灰褐色の髪に金色の瞳。狼耳と尻尾あり。
装備はレザー系の防具をがっしりと身に纏っている。武器は両手持ちの曲刀を所持。
戦闘は主に剣と体術を使用。
◆ダリオ・フォート
【身体データ】
身長:181cm
体重:85kg
種族:ヒューマン
性別:男
年齢:43歳
【人物紹介】
メルベイルの街で宿屋『満腹オヤジ亭』を経営する男性。
禿頭の厳つい外見とは裏腹に、性格は穏やかで人格者。
料理スキルが高く、美味しいご飯を皆に食べてもらうために宿屋を開いたという。
セイジどころか、アーノルドの胃袋をもがっしりと掴んでいる。
リムは密やかに対抗心を燃やしているが、勝てる日は遠いだろう。
【外見】
容姿は禿頭の厳ついオヤジ。戦闘用のスキルは所持しておらず、非戦闘員。
だが厨房が彼にとっての戦場であり、前掛けが戦闘服。
◆シエーナ・フェルト
【身体データ】
身長:162cm
体重:??kg
種族:ヒューマン
性別:女
年齢:20歳
【人物紹介】
メルベイル冒険者ギルドの受付嬢。
セイジにとっては大人のお姉さんといった立ち位置。冒険者ギルドに登録する際の手続きも彼女が行った。
仕事は有能で、知識の幅も広い。
ギルド職員は数人いるが、セイジが依頼を受ける際にシエーナに依頼書を持って行くのはあくまで偶然らしい。
【外見】
鳶色の瞳を持ち、ライトブラウンの長髪をポニーテールにしている美人さん。
受付嬢らしく品の良い服装を着こなしている。
◆ベイス・ニール
【身体データ】
身長:180cm
体重:76kg
種族:ヒューマン
性別:男
年齢:30歳
【人物紹介】
メルベイル冒険者ギルドの男性職員。
元々はランクBの冒険者だったが、現在は冒険者ギルド職員として勤めている。
冒険者ランク昇格試験において試験官役として登場する。
昇格に相応しい力量を持たない者をバッサリと落とすところや、それが本人のためだと諭すなど、飴と鞭を上手に使いこなす。
セイジが持った第一印象はS眼鏡。純朴な人間をイジることを好むが、悪人ではない
人の命が関わってくる場合は自らの危険を顧みずに駆けつけるなど、意外と熱血漢なところもある。
【外見】
容姿は金髪碧眼で柔和な顔つきをしたイケメン。眼鏡をかけていることで一層優しそうに見える……が、性格はS。
装備は胸や肘、膝などの箇所を部分的に保護する軽金属鎧。自らの身長よりもやや短い程度の短槍を所持。
戦闘は槍を使用。
◆ジグ・サルマン
【身体データ】
身長:155cm
体重:72kg
種族:ドワーフ
性別:男
年齢:57歳
【人物紹介】
メルベイルの工業区で働く鍛冶屋の男性。
セイジが初めて受けた依頼で縁ができたドワーフである。ひよこ冒険者のセイジにバゼラードをプレゼントした。
鍛冶スキルを所持しており、鍛冶の腕はメルベイルでもトップクラス。
言葉遣いは非常に悪いが、相手への優しさが垣間見える発言が多い。
セイジがジグの言葉を勝手に脳内でツンデレ変換していることは気付いていない。
もし知ったらハンマーでセイジの頭をかち割るぐらいはするだろう。
【外見】
髭もじゃオヤジ。身長は低いが筋肉質な身体なために体重は重め。ボサボサの黒髪は腰辺りまで伸びている。
髭と髪で覆われた顔からはブラウンの瞳が覗いており、眼光は鋭い。
ハンマーに前掛けはジグが鍛冶作業する際のスタンダードスタイル。
[その他の登場人物]
●ニコラス・ホフマン
メルベイルで衛兵として働く男性。
セイジが異世界に転生した際、冒険者ギルドへと案内してくれた。
●フロワ・フォート
ダリオの妻。
『満腹オヤジ亭』でダリオの手伝いをしている。
面倒見の良い女将さんといった印象。
●バト・クレイマー
メルベイルを拠点に活動している男の商人。
セイジが初の依頼を受けた人物である。