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ひとりじゃなくふたり  作者: 三山 千日
番外編 『兄弟』と四季

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34/51

サンタクロースになりたくて

本日の更新は本編の流れから少し外れたクリスマスのサブストーリーです。

 ◆


「バイト?」

「そ、バイト」

 『弟』のクリスマスの予定を聞いて、目を丸くする。

 俺はてっきり、友達と遊びに行くのかと思っていたんだが。


「お前がそれでいいのなら俺は止めないが」

 今の子って、イベントに淡白なのか?



 ◇


 ケーキ屋の息子に手伝ってくれと頼まれたから、条件付きで頷いた。

 その日の放課後、ケーキ屋で簡単な面接をするって時、友達の親父さんでオーナーにこう相談したんだ。


「俺、サンタクロースになりたいんです」



 ◆◆


 ――サンタになった。


(確かに、サンタになっているな)

 就業中、『弟』から送られてきたメッセージには報告通りサンタクロースの格好をした『弟』の画像が添付されていたので、こう返す。


 ――早くないか? 今日はまだ12月20日だぞ。

 ――そう。接客とレジの研修中のサンタの卵なんよ。


 本物のサンタクロースはクリスマス本番当日、プレゼントの配達だけで接客はしないじゃないか。



 ◇◇


「クリスマスは何を食べたい?」

「バーレル詰めのチキン」

 『兄貴』に尋ねられたので、わりと憧れだったものを即答すると、『兄貴』の眉尻が下がった。なんで?


「お前には欲がないのか?」

「んじゃあ、ビスケットとポテトとコールスローも付ける?」

「某フライドチキン店から離れないな。もっとこう、シチューとか、ローストビーフとかのご馳走系でもいいんだぞ」

「え、それは注文、間に合うん?」

「……」

 そういうの、店に予約するの、もっと早いもんかと思ってた。いつが妥当かは知らんけど。


「俺はバイトあっから、手ぇ込んだのはちと無理なんだけど」

「……」


 え、さっきからなんで黙ってるん?

 まさか――


 さっきから黙りこくってる男を凝視する。

「作るん?」

 『兄貴』が? 『兄貴』がご馳走作んの?

 シチューはルーがあっからいいけど……え、ローストビーフ? ローストビーフっつったよな、今?


「ダイジョブそ? 無理すんな? 最悪、ケーキは貰えるらしいから、クリスマスに空腹になることはないけどさ」


(……あ。やべ)

 俯いてる。俺から目ぇ逸らしてシュンとしちゃったよ、『兄貴』。


「楽しみだよ! 『兄貴』のご馳走、楽しみだなー」


 ああ、『兄貴』、そうだったのか。そんなにクリスマスが楽しみだったんか。

 よしきた。俺は夜までケーキ売りまくってるけど、クリスマス当日は楽しもうな。



 ◆◆◆


 帰路のバスの中、車窓の向こうに電飾を施した一軒家を何軒かみつけた。

 昨年まではイルミネーションを見ても、何を思うでなく電気代の計算しかしていなかったっけ。

 それほど俺にとってクリスマスは縁遠いものだったのだが、今年は違う。


(む、次で降りないと)

 車内アナウンスが目的地を告げたのを聞き、停車ボタンを速やかに押した。



 ◇◇◇


「いらっしゃ……うっそ!」

 閉店三十分前。客足が途絶えたからと、ぼちぼち閉店の準備を始めていたら、店のドアベルが軽やかに鳴った。

 いらっしゃいませ、と笑顔で告げるはずが、戸を潜ったサラリーマンの姿を見て悲鳴を上げる。


「『兄貴』、なにしにきたん?」

「コラ。お客さんにはちゃんと接客しなさい」

 外は寒いのだろう。鼻の頭を赤くした『兄貴』に向かって驚愕混じりに尋ねれば、接客態度が悪いと当のお客サマに説教された。

 それはそう。


「しっかり仕事をしているか」

 店内に他のお客さんがいないのを確認した『兄貴』に訊かれ、あたぼうよ、と頷く。

 ケーキ屋らしからぬ返事に、どうやら俺の仕事ぶりを確認に来たらしい『兄貴』が一瞬、遠い目をした。



「んで、何になさいますか? お決まりでしたらご注文伺います」

「『んで』は余計だ」

 睨まれた。


 『兄貴』の注文は焼き菓子と俺がオススメしたお試し用のミニシュトレンとドリップコーヒー。

 途中、俺が親しげに客と話していたからと、ケーキ屋の奥さんが売り場に顔を出したことで『兄貴』と丁寧に挨拶しあっていた。学校の三者面談みたいでムズ痒い。


「今日はもういいよ。お兄さんとお帰り」

 奥さんのご厚意で予定よりちょっと早めに帰ることができた。

 帰り支度の間、『兄貴』にちょっと待ってもらって戻ったら、やけににっこり笑顔の『兄貴』の手に、袋がひとつ増えていた。

 な、何?



 ◆◆◆◆


 仕事の合間の休憩中、電話である人とのやりとりを終えた俺は、おやつでも食べて一息つこうとカバンを探る。

(そうだ。今日はこれをコーヒーのお供にしようと、持ってきたんだったな)

 コーヒーのお供として取り出したのは、先日、『弟』のバイト先で買ったお試しサイズのシュトレン一切れだ。


「いただきます」

 少し行儀は悪いが、袋から直接いただくことにする。

 名前は知っていたが、初めて口にする異国のお菓子。やや緊張気味に一口食べれば、ぎゅっと詰まった生地と砂糖の塊のような甘さとあまり馴染みのないスパイスの風味に仰天する。


(驚いた。道理で一切れが薄いわけだ)

 これを欲望のままに分厚く切ろうものなら、強い甘さに胸やけして途中でギブアップするか、虫歯になってしまいそうだ。

 救いを求めるようにブラックコーヒーを一口飲み、ほっと吐息する。

(ああ、コーヒーが美味い)



 本場では数週間かけて食べるお菓子だそうだが、こうして実際に食べたことで、至極納得してしまった。

(シュトレンって確か、一本がかなりの大きさだったよな)

 ケーキ屋で見た、ハード系のパンよりも重量のありそうなどっしりとしたフォルムのシュトレンを思い出すだけで、胸やけして胃が重くなりそうだ。


(なるほど、何日もかけて楽しむものならば、相応に保存性を高めなければならないわけだ)

 試しに日持ちする理由を調べてみたところ、シュトレンには多くの工夫がされていることがわかった。

 生地表面に満遍なく塗られたバター、全体が真っ白になるまでたっぷりとまぶされた粉糖、水分量の低い生地、洋酒に漬け込まれたドライフルーツ――これらはいずれも腐敗とカビを防ぐためのものだそうな。


(よく考えたものだ)

 そう感心している間も手はシュトレンとコーヒーを交互に口に運んでいる。

 不思議なもので、一口目はその風味と味に驚いたが、コーヒーと共に食べ進める内に、このセットに魅了されつつあった。

 シュトレンとはなかなか奥が深い食べ物だな。


(……試しに一本買ってみようかな)



 ◇◇◇◇


 軽やかなドアベルの音に笑顔で振り向いた俺は、客の姿を確認して眉を顰めた。


「『兄貴』、また来たん?」

「接客態度」

「らっしゃーせー!」

「そんな、居酒屋じゃないんだから」

 あからさまにげんなりした顔をされたが、バイト先に身内が頻繁に来る俺の身にもなれよと。


「『兄貴』、身内がここで世話ンなってるからって、度々売り上げに貢献しに来んでもいいと思うんよ」

 厨房にいるオーナーに聞かれないようヒソヒソ言えば、『兄貴』は気まずそうに俺から視線を逸らし、わざとらしい咳をする。

「お前がいるいないは関係ないんだ。買いたいものがあってな」


 ――それ、一本ください。

 『兄貴』が少し恥ずかしげに指したのは、ショーケースの中ではなく、その上。金のリボンで飾られた、白くてゴツいシュトレン。


(あーね)

 わりと珍しいモン好きなんよな、『兄貴』って。



 ◆◆◆◆◆


「ここは地獄か?」

 昼から手掛けていた"仕事"が一段落し、ふと顔を上げて茫然とする。


 台所の調理台には肉の塊が鎮座し、その周囲には野菜と調味料と調理器具が隙間なく乱雑に置かれ、シンクは洗い物で埋め尽くされていた。


 ……誰がこんなことをしたんだ?

 俺だ。


(何故だ?)

 レシピでは手早く簡単にできそうなイメージだったのに、いざ調理を始めてみると、まあ手間取るわ失敗するわ散々だ。

(これでも少しは調理が上達したと思ったのに)

 てんで料理をしないわけではない。これでも一人暮らしをしていた時は味噌汁くらい作れたし、少し前からは食事担当の『弟』に触発されて、おかずを作るようにもなった。それなのに、初めて作る料理を前にこのザマである。


「スマートに料理ができるアイツは凄いな」

 目に浮かぶのは、この台所で手際よく料理をしている『弟』の姿。さっきまでの俺とは違って包丁の扱いも危なくなく、台所が大惨事になることもない。

「やはり、俺にはまだご馳走を作るのは早かったのか」

 なんと無様なことか。それに少し……いや、かなり悔しい。


 雑然とした調理台を前に腕組みをしてため息を吐くが、首を振って気持ちを切り替える。悠長に反省している場合ではないのだ。

(片付けて、次の工程に移るんだ、俺。今も頑張っているアイツをご馳走で喜ばせるんだろう)



 ◇◇◇◇◇


 すっごいね、クリスマスのケーキ屋! もうずっと店にお客さんいる。売り場も調理場も休む暇もなくめまぐるしい。

 来店するお客さんはみんなどこかしら幸せそうで、接客する俺も自然と笑っちゃう。


「サンタさん、わたしのケーキにもサンタさんとトナカイとツリーのってる?」

 お母さんとケーキを買いにきた小さな女の子は、ケースにべったりとおでこと鼻の頭を付けて覗き込みながら尋ねてくる。

「うん、みんないるよ。キレイな苺ものってるからね」

「イチゴ?! すきー! やったあ」


 弾けるような笑顔ではしゃぐ女の子に、在りし日の楽しい思い出が蘇る。

(すっげー幸せそうな顔しちゃって。子どもって、本当にケーキが好きだよな)

 ――あいつらもケーキ喜んでくれっかな?


 苺好きの女の子が帰るのを見送りながら考えるのは、"俺のプレゼント"の行方だ。

(そろそろ届く頃かな)



 ――俺、サンタクロースになりたいんです。


 面接の時、オーナーにひとつ、頼みごとをしたんだ。

 俺のバイト代でクリスマスケーキをある場所に贈りたいって。



 ◇◆


(あーーーー、今日はよっく働いた。明日もバイトだから今夜は早よ寝よ)

 クタクタの体を引きずって、ようやっと帰宅した。クリスマスのケーキ屋、半端ねーえ。


「ただいまー。お! いい匂い」

 疲れのせいかいつもより重く感じる玄関ドアを開けると、部屋に漂うご馳走の匂いが鼻をくすぐった。

 うまい匂いに誘われて腹が鳴る。くぅーっ、早くメシ食いてー。


「『兄貴』ー、ただーいまーっ」

 再度、大声で帰宅を告げ、うがい手洗いをしに洗面所に行こうとして――

 ガタッ! ガチャガチャ。

 台所から聞こえた音で足を止める。

 めっちゃ慌てた感じの音じゃん。何してんの、『兄貴』。


「どしたどした?」

 台所を覗くと、調理台の上は濡れた鍋と皿で埋め尽くされ、流しの前には手を泡だらけにした『兄貴』が俺を凝視しながら固まっていた。

「まじでどしたぁ?」

「ま」

「ま?」

「間に合わなかった」

「なにが???」

 本当に、何が?


「片付け。お前が帰ってくるまでに、何事もなかったかのようにキレイにしておきたかったんだが、この有り様だ」

「ああ、そういう」

 俺がサンタコスで張り切ってケーキを売りまくってる間、『兄貴』は『兄貴』でエプロン姿になって料理と片付けを頑張っていたらしい。

 んで、メシの準備を整え、台所もスッキリ片付いた状態で俺を迎えるつもりだったんだな。けど、それが適わなくって、己の不甲斐なさを悔いてると。

「つまる話、お互い、お疲れさんってこった」



 台所から居間を覗けば、食卓では鍋――あれはチーズフォンデュかな――とローストビーフと山盛りのパンが俺達を待っていた。

「凄ぇご馳走の山じゃん! ケーキもあっから、本格的なクリスマスパーティーだ」

 疲れてクッタクッタで腹ぺこだけど、ご馳走みたら俄然元気になっから、俺って現金だよな。

「取り敢えず、これをとっとと片付けて、パーティーしようぜ! その前に、ちょい待ってて。俺、うがいと手洗いしてくるから、濯ぎの続きを頼む」


 さっさと洗面所で用を済ませて台所に戻れば、見るからに肩を落として無念そうな奴がいたので、その背中に喝を入れてやった。

「難しい顔せんでいいって。こんなの、二人でやりゃあ、すぐにやっつけられるんだしさ」


 クリスマスのご馳走を用意したのもふたりなら、それに舌鼓打つのもふたり、片付けもふたりでやりゃいいんだ。

 どれもこれもひとりでやるより、ふたりなら楽しくできる。俺らは誰よりもそれをよく知ってるっしょ。


 腕まくりしながらにっかりと笑ってみせると、『兄貴』もちょっと歪んだ笑みを浮かべた。

「……ありがとう」


 なーんで、微かに涙ぐんでるんだか。

 ほんと、不器用なんだから、この『兄貴』は。

 けど、俺は『兄貴』のこんな不器用なところがわりと好きなんだ。



 ◆◇


「「サンタクロースが来たらしい(っぽい)」」


 クリスマスの朝、『弟』(『兄貴』)に挨拶代わりに報告する。

「「……」」

 そして、サンタクロースふたりは揃って無言になった。



「ありがとう。だが、大人で保護者の俺にサンタクロースは来ていいものなのか?」

「いーんでない? てか……フハッ! 『兄貴』慌てすぎ」

 台所で朝食の支度をしていた『弟』が苦笑する。

 それもその筈。未開封のプレゼントを手に、部屋から『弟』のもとへ一直線に来た俺は、寝起きそのままの寝間着姿だったのだから。


「思いがけないクリスマスプレゼントに驚いて、つい」

 クリスマスの朝、枕元に置かれたクリスマスプレゼントに飛び起きて、家人に報告するなんて、いつ以来だろう。

 驚愕も喜びも幼い頃のままだが、今は困惑も含まれている。


「てか、俺んトコにもサンタ来たけど、それこそいいんかな?」

 『弟』はおもむろにパーカーのポケットからラッピングされた箱を取り出す。

「昨日も『兄貴』からプレゼント貰ったじゃん。ふたつも……とかさ」

「いいんだよ。今年は特別だ」


 サンタクロースからのプレゼントは、『兄』であり保護者として、"枕元のプレゼント"というクリスマスの醍醐味を『弟』に楽しんでもらいたくて贈った。

 もうひとつのプレゼントは――



「サンタクロースとしてきちんと役目を果たすお前が誇らしくて、どうしてもご褒美をしたくなったんだ」


 数秒間、きょとんとした『弟』は、俺の言わんとすることを察したようだ。見る間に目を見開いていく。

「もしかして、クリスマスプレゼントのこと聞いた?」

「ああ」

 頷いた途端、『弟』の耳が真っ赤になった。



 『弟』の働きぶりを見にバイト先へ赴いた日、オーナー婦人から聞いたんだ。

「お世話になった養護施設の子達のサンタクロースになったんだって?」


 今回のバイトのお給金でクリスマスケーキを注文して、"サンタクロース"の名で施設に寄付したのだと。


「そんな"子ども想いの優しいサンタクロース"にプレゼントを贈るサンタクロースがいてもいいじゃないか」

 だが、まさか"優しいサンタクロース"がご丁寧なことに俺にもプレゼントをくれるとは思わなかったがな。


「も、勘弁して」

 秘密にしていたことを暴露されて居心地が悪いのか、単純に照れているのか、持ち上げたプレゼントの陰に顔を隠す『弟』はどうにも微笑ましい。

 俺は目の前に晒されたまだ寝癖の付いている頭に手を載せ、軽く髪をかき混ぜた。


「プレゼント、ありがとう。大事にする」

「俺も、サンキュ」

「それとな、お前さえ良ければだが、今度、施設の先生や友達に会いに行くか」

「……マジか」

「嘘だと思うか?」

 訊くと、『弟』は首を横に振った。


 施設には既に話をつけている。

 クリスマスケーキの寄付という、『弟』の急な申し出を快く承諾するのみならず、わざわざケーキを店まで取りにいらした施設長にお礼を述べる為に連絡した際に、お願いしたのだ。

 相手からの返答は「どうぞいつでもいらしてください」とのことだった。


「彼らもきっと喜ぶよ。ついでに美味いものでも食べに行こう」

 『弟』は箱から顔を上げて、少し呆れ顔をしてみせる。

「『兄貴』、俺に甘すぎ」

「それだけの価値がお前にあるってことだ」

「なん、それ」

 照れて耳と頬を赤くして、ムズ痒そうに笑った『弟』は、おもむろに両拳を握って「よし」と気合いを入れた。

「んじゃ、俺はそれを楽しみに気合い入れてバイト最終日を乗り切るかね」


「お、そうだ」

 バイト最終日と聞いて、思い出す。

「シュトレン、今日の閉店間際も残ってたら、1本買っておいてくれ」

「またあ?! 『兄貴』、シュトレン気に入りすぎだって!」


 ――来年は、我が家のクリスマスケーキはシュトレンで決定かな。


 プレゼントを大事そうにポケットにしまいながら、『弟』はそう呟いて苦笑した。

 『ひとりじゃなくふたり』これが今年最後の更新となります。

 2023年9月19日から公開を始めた『ひとりじゃなくふたり なろう版』を多くの方にお読みいただき、感謝感激です。

 来年度公開を予定しているなりたて『兄弟』のお話は、

・本編:手探りふたり暮らし(時々毒)

・サイドストーリー:四季を楽しむ『兄弟』の話

になります。

 2024年も『兄貴』『弟』の活躍をどうぞおたのしみに!

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