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鶴ヶ島コンビニ戦記  作者: 幻夜軌跡
第一巻 コンビニバトルオリンピック開幕
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 大会参加する7チェーン

 第5回コンビニバトルオリンピックに出場する上位7チェーン。

 資金力や店舗数などで差は大きいが、大会では公平を期すためにチェーンごとの特色や顧客満足度など総合的な要素が反映されて、コンビニバトルのパラメーターを振り分けられ、装備なども資金力で差が出ないように運営委員会が管理する。


 業界1位ヘヴン。国内2万店を展開する国内最古であり最初のコンビニ。

ハイクオリティな商品力と全国何処でも3時間ごとに商品を配送できる物流開発によってその圧倒的ネームバリューを確立した。

第1回大会から連続優勝している。「絶対王者」


 業界2位オリンポス。国内1万5千店を展開する怒濤(どとう)の追い上げを見せる。差別化戦略による様々なタイプの店舗を開発し、新しい客層を取り込むことに成功した。「革命児」


 業界3位フレンズ。国内1万3千店を展開。新時代に対応したスタイルや掲げる目標の変更が遅れがち。近年は他のチェーンの真似に走り、根本の新商品開発や新システムの研究が蔑ろになっている。それでも働くスタッフの魅力的な個性が際立ってチェーンを支えている。「コンセプト迷走中」


 業界4位ナイネン。国内8千店を展開。四年前から始めたコンビニアイドルプロジェクトが大成功。アイドルスタッフは芸能界にも進出し、3兆円といわれるオタク市場を狙い撃ちしており、近年一番の急成長を見せている。「コンビニアイドル」


 業界5位アトモス。国内3千店を展開。全店キッチンとイートインを完備している唯一のコンビニ。当初はファストフードに力を入れ、そこから発展させた手作り料理が持ち味。デザートを中心に様々なトレンド商品を生み出したが、近年は落ち目でオリンポスによる買収が進められている。「料理」。


 業界6位レガシー。四国6百店を展開。四国に根を張り、全国展開を考えていない。四国各地の特産品に着目し、その店でしか買えない商品を置いている。一店舗ごとに違う色を出すオリジナルのスタイルが好評で、近くのスーパーなどの競合店とも客を取り合わない共存共栄を理念にしている。「四国最強」。


  業界7位ユートピア。5百店舗を展開。元々は鉄道会社が運営していたが、コンビニに恨みを持つ商店や町工場の人達が一緒に設立したマネジメント会社に買収される。アメリカの製薬会社と業務提携して、全店ドラッグ販売するコンビニとして生まれ変わる。

「駅ナカコンビニ」。


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