割と適当な人物紹介(一章完結時)
ネタバレを含まない程度の。
活動報告にも載せたんですが、一応こちらにも。
【ヴァザ家ゆかりの人々】名前/髪と目の色
四十年程前に滅ぼされた旧王朝の流れをくむ一族
現当主は カリシュ公爵レシェク
◆レミリア・カロル・ヴァザ 金/水色
カリシュ公爵の一人娘にして、主人公、転生者。悪夢でみる自らの滅亡と没落の運命を回避したい。趣味は読書と絵を描くことと、妄想。本人は無自覚だが人見知り。
◆カリシュ公爵 レシェク・ルエヴィト・ヴァザ 金/水色
レミリアの若き美貌の父。薔薇を育てるのが趣味の厭世家。同母姉のヨアンナ以外のヴァザ一族とはあまり接触したがらない。基本ひきこもりたい。
◆カリシュ公爵夫人 ヤドヴィカ 金茶/茶
カミンスキ伯爵家出身のレミリアの母。公爵とは幼なじみだが六歳年上。夫婦仲は冷えている。真面目だが、好悪の感情を表に出しすぎる欠点がある。ダンスが得意。公爵と喧嘩して、食べ物によく八つ当たりしている(でも食べる)
◆スタニス 灰茶/薄茶
ヴァザ家の侍従兼護衛。レミリア曰く「万能使用人」。好きなものは「レミリアお嬢様とモフモフした犬か猫か兎」。嫌いなものは己の師。なんでも出来るが、部屋のサボテンは枯らす。レミリアの見る悪夢には登場しない。出自は複雑。
◆ヘンリク・ヴァレフスキ 金茶/青
高慢で浅はかなレミリアの従兄。基本能力値は高いが、飽き性。ヤドヴィカとヨアンナの口約束だがレミリアの婚約者。レミリアの見る悪夢では必ず死亡している…。レミリア曰くトップオブザバカ。
◆ヨアンナ・ヴァレフスキ 金/青
ヘンリクの母にしてカリシュ公爵の同母姉。文学を好む優しい女性だが、息子の短慮からくる悪行には目を背けている。
◆ヘルトリング伯爵夫人 カタジーナ 金/水色
レミリアの伯母。先代カリシュ公爵マテウシュの長子。厳格かつ高慢で、なによりも血統を重んじる。
◆シルヴィア 栗色/茶
カタジーナの長女。白鳥を思わせる美女で、寡婦。レミリアをひよこちゃんと呼ぶ。
【現王家】
◆フランチェスカ 金/水色
ベアトリスの一人娘。すべてにおいて完璧な、と讃えられる王太子。どこか少年めいた口調で話す。
◆ベアトリス 黒/紺青と紫が混じった色
現王朝の二代目国王。北部の辺境伯から王になった父と、ヴァザの最後の王女との間に生まれた。優し気な外見に反して政治に関しては辣腕を振るう。性格はドS。
◆シン 銀/紫と金
ベアトリスの甥。紫と金色の瞳を持つ、半竜族。子供らしくかつ心の優しい少年。竜族としての異能を持つ。レミリアの憧れの君だが、彼は従姉のフランチェスカを慕っている。北部の森から王都に来たため、暮らしに馴染めずにたまにドラゴンに乗って家出をしている。
【フランチェスカの友人および攻略対象】
◆アレクサンデル(・レト) 緋色/蒼
聖職者なので家名は正式にはない。異能を持つ、国教会に属する少年。少女のような外見とは異なり、苛烈な性格。ゲーム内ではフランチェスカに心酔し、謀反を企てたレミリアの父、レシェクに毒杯を渡した。
◆イザーク・キルヒナー 黒/黒
武術とドラゴンを愛する、北部の新興貴族キルヒナー男爵家の次男。体育会系な外見に反して、現状分析に長けた冷静な視点を持つ少年。フランチェスカの友人の一人だがレミリアに悪感情を持ってはいない。「なんだかんだで、得をするタイプ」
◆ヴィンセント・ユンカー 黒/翠
西国の血が混じった、ユンカー卿の養子。長身。シンの側仕えで彼を弟のように大切に思っている。ヘンリクとは犬猿の仲。元々の出身はヴァザ一族の領地で悪感情があるため、レミリアに厭味を言うことが多い。鼠の鳴き真似が特技?で船に酔うのが弱点。
◆ドミニク・キルヒナー 黒/黒
イザークの七つ年上の兄。大学卒業後、軍には進まず、家業の商会を手伝っている。イザークと顔はよく似ているが、文官といった雰囲気の優しげな青年。割と中身が残念なので好きな人にはフラれることが多い(byイザーク)
◆マリアンヌ・フッカー 薄茶/赤
フランチェスカの友人。軍人の多い一族の出身で男装もする。叔父は有名な絵本作家で彼に関する誤解からレミリアの事をよく思っていなかったが、誤解が解けたので悪感情が薄れた模様。
◆ユンカー卿 黒/青灰
平民出身の宰相(妻は貴族)。ベアトリスの腹心にしてヴィンセントの義理の父。気苦労が多いので、胃薬が手放せない。
◆キルヒナー男爵 黒/黒
イザークとドミニクの父親。元々は軍人でスタニスとは一時期同僚だった。北部有数の裕福な貴族で、商会を営む。音のしそうな笑顔を持った、行動的な人。左足は義足。
◆カミンスキ伯爵 ウカシュ・カミンスキ 白髪/茶
レミリアの祖父。娘のヤドヴィカとは違い、小柄な老人。先代カリシュ公爵から子供たちの後見に、と指名された人物で、新旧王家どちらとも関係が深い。
【竜族】
◆テーセウス 黒/黒と金
半竜族の医師にして、北の森の魔女の一人(男女の区別なく魔女と言われる)穏やかな性格だが、割と物事をはっきりという。シンの母、タニアとは兄妹のように親しかった。手紙を書くのが苦手。料理が趣味だが一人暮らしなので虚しい(たまにイェンに振る舞って二人して虚しい気分に襲われる)外見は三十前後。
◆イェン 白/橙が滲んだ金
茶色の肌を持つ戦士のような風貌の竜族。外見年齢は三十前後だが、彼の不肖の弟子曰く「糞爺」。純血ではない(祖父が人間)ため、竜族の「人間とかかわるな」という掟を無視して、あちこち旅をしている。趣味は弟子イビリ。レミリアに心臓石という貴石(じつは化石)を渡す。




