プロローグ
プロローグ
ここは大首都圏もとい東京の最東部に位置する志羽浦地区。
志羽浦地区は二十年程前までは『東京の田舎』と呼ばれるほどの下町としての存在だった志羽浦駅前、しかし街はすでに昔までの賑やかさは無く老朽化なども進んでしまい衰退している状況だった。
この状況を知った新人区長『水越大樹』は、区の税金を大量に回し赤字覚悟で都市化再開発を決行したという……。
結果的には志羽浦駅前は大きな進化を遂げ今まで以上の賑やかさを取り戻すことに成功した。
そして、僕が通ってる学校はこの志羽浦地区にある志羽浦高等学校だ。ちょっとした理由から敷地面積がやや広いがほぼ、一般的な高等学校。
「あ〜!また三神、朝からいねぇのか!?」
山田先生。よくイラつくとすぐ、怒りだす、よくいそうな先生だ。
「どうせミッチー(三神)は、パソコン室でまた18禁でも見てるんだろうけどねっ!」
と、主人公の三神の友達(仮)の黒根、福右、白川の三人組。 の内の黒根がクスクスと笑いながら言った。
(黒根は、パソコンのこととなると、アツクなり、ハッキングまでできるという……PCバカ。福右は、アキバに行くと、1回の支払いで10万以上使う無駄ずかいバカだ。白川は、頭がよく、成績は学年1、2位を争うほどだが、アニメの話になると止まらないほどのアニメバカ。)結果、学校の皆からは、「バカ3人組」と、呼ばれている。
その頃、主人公の三神上斗はとゆうと……。
「やっぱり体操着姿の女子はいいね〜。」
パソコン室から、体育の授業を見ながらPCを操作する。下手をすれば、犯罪者になりかねない男が、どうどうと授業をさぼり、勝手にパソコン室に入って、勝手に学校によりブロックされているサイトを開く。(すべて、黒根がロックの解除方法から教えた。)
===?
一方、サブ主人公扱いの井下彩香はとゆうと?
「……。」
「じゃあ、この問題、わかる人いまか?」
井下の先生、平成先生。福岡県出身で、話す言葉にクセがある。
「井下!井下だったらわかるって!」
井下のクラスの生徒達がゲラゲラと笑いながら言った。
「じゃあ、井下、わかるけ?」
「……。」
「でました!!無言の井下!!」
井下に友達は1人もいない。だからいじめられて当然。
だが本人は気にしていない。なぜなら聞いていないから……。
「じゃあ、ほの人でまっか?」
「はぁ〜めんど。」
井下がよく言う言葉。本当にごくまれにしか、しゃべらない。
以上のこの2人がこれから、面白くまた大変な騒動などに巻き込まれて行く。
まぁ。簡単に言えば主人公の三神が無愛想を貫きとうそうとする笑わない井下と出会い友人達と騒ぎまくる。そんな物語になるだろう……。