表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

21世紀のむかしばなし。

 桃太郎は鬼ヶ島の鬼をやっつけました。

 そして鬼が奪った財宝を持ち帰り、村の人々に返してあげました。

 ちょうどその頃、島で一匹の鬼が目を覚ましたのです。

 倒れている仲間を見た鬼は、目に涙を浮かべながら叫びました。

「桃太郎! お前を一生、恨んでやる!」


 @ 


 昨夜は風呂に二回も入ったし、歯磨きは念入りに一時間もかけた。

 そして今、人生初のワックスとやらを髪につけてみるところだ。

「これ、どーやって使うんだ?」

 俺は鏡の前でそう呟く。

 しばらく格闘した結果、ワックスはあきらめた。

 俺はワックスを洗面所の棚にしまうと、ふと鏡に視線を戻す。

 そこに映るのは実にさえない男。

 

 近所の床屋で、父親より年上の理容師に切ってもらっている髪型は、さすがに流行に乗れていないことは認識している。

 やけに白い肌は文化部どころか、帰宅部の超インドア派だということを物語っており、少し垂れ気味の細い目は頼りなく、鼻は低くはないが高いわけではない。そして存在感の薄い唇。

 細すぎず太り過ぎずの体型をキープしているものの、筋肉質というわけでもない。身長は一六七センチで高くはない。

  

 いつもなら鏡の前で溜息を連発するところだ。そもそも鏡なんか、めったに見ないけど。

 でも、今日は違う。

 俺は慣れない手つきで香水を体につける。

 この香水は兄貴のもの。

 こっそり拝借した。バレたら確実に『それじゃあ使用料もらうなー』とか言って、お気に入りのエロゲを持って行かれるだろうな。 

 そんな危険を犯してでも、俺が良い香りをさせたい理由は一つ。

「リア充、爆発しろ! なーんて、もう言えないな!」

 俺は笑いながら香水を体中に吹きかけた。


 駅前広場に着いたのは待ち合わせの三十分前。

 周囲を見回してから、未島(みしま)の姿を探す。

「さすがにいないか」

 俺はそう言ってベンチに腰掛ける。

    

 さすがに土曜日なだけあって、目の前を通り過ぎて行くのはカップルが多い。

 いつもなら、嫉妬をたっぷり含んだ重い心でリア充達を横目に歩くのだが。

 今日は心が穏やかだ……ってゆーかそれどころじゃない。

 

「ママー! あのお兄ちゃん、くさーい!」

 その声に視線を下に向けると、五歳くらいの女の子がそう言って、こちらを指さしていた。

 え?! 俺?!

 キョロキョロと辺りを見回してみたが、幼女が指さしているのは間違いなく俺だ。

「リナ! 人を指さしちゃダメよ!」

 母親らしき人がそう叱りつけ、「すみません」と申し訳なさそうにこちらに頭を下げる。

 親子は逃げるようにして去って行った。  

 あのー……。お母さん「くさい」っていうのは否定しないの?

 俺は自分の匂いを嗅いでみる。

 香水の匂いしかしないけどなあ。

   

桃山(ももやま)君、待ったー?」

 俺が自分の匂いを嗅いでいると、天使のような声が聞こえた。

 慌てて顔を上げる。

 そこに立っていたのは……。


 綺麗な栗色の髪は活発さを現すショートヘア、日に焼けた健康的な肌に、大きな瞳はやや吊り目で、笑うと八重歯がかわいい。

 華奢な体の割には出るところが出ており……つまり胸が結構、デカい。

 高校一年生なのに、どう見ても中学生以上には見えないロリ顔で、体だけは成熟しているってのもギャップだ。素晴らしい!

 いかんいかん。完全にエロオヤジの目線だ。

 この子は未島茜(あかね)

 今日から俺の彼女である!


「いや、ぜんっぜん待ってないよ!」 

 俺の言葉に末島が笑いながら言った。

「昨日、見たドラマの台詞と同じ!」

「そうなの?」

「うん。桃山君は『警棒』ってドラマ観てないんだっけ?」

「あー……ドラマはあんまり観ないなあ」

「今度、観てみなよ! 右西さんの推理が凄いんだからー」

「うん。そうする」

 俺はそう言って笑う。

 未島は広場の時計を見上げてから、五歩だけ俺に近づいた。

 すると。

「うっわ! 桃山君、すごい匂い!」

 末島はそう言うと、顔をしかめた。

「え?! 俺、臭い?! 昨夜風呂に二回入ったし歯磨きだって……」

「そーじゃなくてー、香水の匂いがきっついの!」

「香水?!」

 俺はそう言葉に出してから、家を出る前の事を思い出す。

 全身に香水をふりかけたのは、まずかったのか……。

「ま、いっか! さ、急ごう! 映画が始まっちゃうよ!」

 末島はそう言うと俺の手をとった。

 心拍数が上がる。

 ごくん、と唾を飲み込んだ瞬間。


 突然、辺りが暗くなったと思ったら、バケツをひっくり返したような雨が降り出した。

 俺と末島は映画館まで走り出す。

 手をつないだまま。

 天気は土砂降りだけど幸せだ……。


 映画は笑えるくらいつまらなかった。

 予想を斜め下をいく駄作のくせに三時間超えの長編。

 俺が睡魔と格闘する中、ふと隣に視線をやると、未島が気持ちよさそうに眠っているのが見えた。

 天使のような寝顔。

「告白、されたんだよな……」

 俺は彼女の顔を見つめながら、小声で呟く。


 昨日はバレンタインデーだった。

 一個ももらえないだろうと思っていたら、放課後に教室で未島から綺麗にラッピングされたチョコレートを渡された。

『本命だからね!』という夢のような台詞付きで。


 一ヶ月前の席替えから隣同士となった俺達は、まあそりゃあ以前よりは話す事が多くはなったけど。

 スマホのアドレスを交換し合って、メールも頻繁に交換してはいたけど。

『桃山君は優しくて気配り上手だからすぐに彼女できるよ』なんて未島からのメールがあったけど(もちろん即保存)

 まさか両想いだとは思わなかった。

 俺が一方的に憧れているだけで終わるんだろうなあって。


「それが彼女だなんて……」

 俺はそう呟いてスクリーンに視線を戻した。

 人生初めてのデート。

 土砂降りだし、映画は笑えるくらいつまらないけど。

 それでも俺は幸せだ。

 大好きな彼女が隣にいるから。

 そして、末島に俺の秘密を、打ち明けよう。

 きっと驚くだろうけど、信じないかもしれないけど、さすがに引かれはしない……はず!


 映画の後は少し遅い昼食。

 ファミレスに向かう途中、犬のフンを踏んだり、ヤンキーの方々にからまれて命からがら二人で逃げたり、その途中で信号無視の車に轢かれそうになったり。

 たった一キロの道のりが波乱万丈だった。

 俺ってこんなに運悪いっけ?


「ねぇ。桃山ってさ、いつもこんなに不幸体質だっけ?」

 ファミレスの窓際のテーブル。

 向かいに座った未島がそう尋ねてきた。

「ん? いや、意識したことはないけど……。今日は珍しくツイてないなー」

 俺はそう言ってから、勇気を振り絞ってこう付け加える。

「あ、でも今日は未島とデートできたから――」

「お待たせいたしましたぁ!」 

 ウエイトレスの無駄に明るい声に、全部言えたらカッコ良かったであろう俺の台詞は遮られた。

 タイミング悪っ!

 ちょっとへこむ。

 ちら、と未島を見ると、何やら考え込んでいる様子だった。

 ドリアが熱いのだろうか。そういえば猫舌とか言ってたな。


「桃山、あのね」

 末島はそう言うと、グラスをテーブルに置いた。

 パリーン、という音が響く。

 彼女がテーブルの上に置いたグラスが、何の前触れもなしに割れたのだ。

 俺は驚いて目をまん丸くした。

 さっきの無駄に明るいウエイトレスが謝罪しにきた。


 ウエイトレスがテーブルを離れてから、俺は末島に尋ねる。

「大丈夫か? 顔、真っ青だぞ?」

「あ、うん。ちょっとビックリしただけ」

 彼女はそう言うと、少しだけ笑う。

 そして、いつもの明るい声でこう言った。

「私、行きたい場所があるの!」

 窓の外を見ると雨はすっかり止んでいて、太陽が顔をのぞかせていた。

 

 未島に連れて行かれたのは公園だった。

 申し訳程度に遊具があるだけの、小さな小さな公園。

 隅の方に植えてあるやけに立派な木が、なんだか寒そうだ。

 そんな場所だから、遊んでいる子供はおろかカップルだっていない。

 つまり、ここには俺と末島の二人きり。

 なんだか急に緊張してきた。    

 

「よっ、と」

 末島は嬉しそうにブランコに乗った。

 俺も彼女の隣のブランコに座る。

「いいねー。ここ」

 末島はそう言うと、張り切ってブラコンをこぐ。

 まるで誰かと競争しているかのように、彼女の体が高く上がる。

「あんまりこぐと危ないぞー!」

「平気ー!」

 末島はそう言ってこぐのをやめようとしない。

「相変わらず元気だなあ」

 俺はそう呟いて笑う。

 すると。

 がちゃん、と聞きなれない音がした。

「キャアアアアア!」

 末島の悲鳴が聞こえ、驚いて顔を上げると。

 彼女は鎖の切れたブランコと共に、宙を舞っていた。

 何が起きたのか分からなかった。     

 末島とブランコが地面に叩きつけられる。

 俺は慌てて彼女の元に駆け寄る。

「末島! 大丈夫か?!」

 そう叫ぶと、彼女は苦笑いをしながら答える。

「いったぁ……」

「どっか痛いか? そうだ、救急車!」

 俺がそう言ってスマホを取りだそうとすると、未島が言う。

「大丈夫。私、体は頑丈だから」

「いや、でも!」

「本当、気にしないで。かすり傷だってないんだから」

「だけど、頭打ったりしたかもしれないだろ?」

「だーかーらー。だーいじょうぶだって」

「大丈夫じゃねぇよ! かなり高い位置から落ちたんだぞ!」

「人間じゃないから大丈夫なの!」

「とりあえず救急車──」

 俺はそこまで言いかけて、彼女の言葉を反芻する。

 人間じゃない?

「末島、マジで頭打ったんじゃ……」

「頭打ったせいで自分が人間じゃないと思い込んでるんなら、どんなにいいだろうね……」

 末島はそう言うと俯いた。

 俺はごくり、と唾を飲み込む。

「どういうことだ?」

 俺の問いには答えず、末島はベンチに移動する。


 そっと隣に座ると彼女は黙ったままこちらを見た。

 そして静かにこう尋ねる。

「桃山君、私に秘密にしてること、あるでしょ?」

 俺はその言葉にぎくりとした。

 彼女は続ける。

「私も秘密にしてたことあるんだ」

「なに?」

 末島は少しだけ躊躇してから、ゆっくりと唇を動かす。

「私、鬼なの」

「え?!」

「正しくは、私の祖先が鬼」

「祖先、って……」

「はい。私は打ち明けたよ。次は桃山の番」

 末島はそう言って少しだけ笑った。

 俺は拳をぐっと握って、勢いをつけるかのように言う。

「俺の祖先は……桃太郎だ」

「やっぱりそうじゃないかと思った」

 末島はそう言って笑う。 

 俺は彼女に尋ねる。

「あっさり信じるのか?」

「だって、私の祖先は鬼だよ。桃太郎だっているでしょ。あの話を作り話だって思ってる人は多いみたいだけどさ」

 末島は俯いてから続ける。

「聞いた話によるとね、私の祖先は鬼ヶ島にいたらしいんだ。桃太郎に退治されて命からがら生き残った鬼が、私の先祖だって」

「なんか、ごめん」

「桃山が謝ることないよー。それに私の祖先は生きてたんだから」

 末島はそう言って笑った後、真面目な顔に戻った。

 そして、ひどく悲しい顔をする。

 彼女は真っ直ぐ俺を見てからこう言った。

「だけど、私達は一緒にいちゃいけない運命なんだね」

「桃太郎の子孫と鬼の子孫は結ばれない。もし恋に落ちたとしても、二人には災いばかりが降りかかる、って俺もばあちゃんから聞いたけど、あんなの迷信だろ?」

「迷信なんかじゃないよ。今日のデートで、変な事が沢山あったでしょ?」

「でも!」

 俺は反論できなかった。


 とつぜん割れるグラス、ブランコの太くて頑丈な鎖が切れる。

 雨やらヤンキーにからまれるとかは『偶然』で済ませられることができそうだが……。


「私は鬼の血をひいてるから、体だけは普通の人間よりも頑丈なの。さっきも怪我一つないし。でも――」

 末島はそこで言葉を切り、唇をやわらかく噛んでから続ける。

「このままだと、桃山にも悪い事が起こるよ……」

「俺だって、体は頑丈だ」

 俺の言葉に末島は俯いたまま言う。

「でも、これがまだまだ序の口なんだとしたら……危険なのかもしれない。私はともかく、桃山は普通の人間の体なんだから……」

「ちょっとくらいの不運なら、なんてことない!」

 俺はそう言って末島の両手をぐっと握る。

 

 直後。

 バキバキ、という音がしたかと思うと木がこちらに倒れてきた。

 寸でのところで下敷きにならずにはすんだ。

 ごくんと唾を飲み込む。

 倒れた木を見つめて思う。

 風もない穏やかな日に突然、木が倒れることなんてあるのだろうか。

 しかも俺が末島の手を握った直後に……。

 これはやっぱり「災い」なのだろうか。


 もう不運なんて覚悟で付き合ってしまおうか。

 末島だって今は怯えてるだけで、デートを重ねていくうちに『なーんだ。大したことないね!』って笑い合え――

「そんなわけないか」

 俺はポツリとつぶやく。

 彼女がいくら頑丈な体とは言え、何があるか分からない状況に巻き込むのは嫌だ。

 それなら誰か別の男と幸せになってくれれば、俺はそれでいいんだ。だって好きな人の幸せが一番だから。

 ……なーんて思えないけど。

 だけど、俺と付き合ってはいけないのは確かだ。

 頭では分かるんだけど、な。  

 

 公園を沈黙が支配する。

 それを破ったのは、俺だった。

「俺達は普通のクラスメイトに戻るべきなんだ……」

 そう言ってから、俯く。

 大きく息を吐いて、末島の顔を真っ直ぐ見つめる。

 そしてこう言う。

「だけど、俺が末島を好きな気持ちは変わらない。ずっとずっと。永遠に」

 末島は眩しいくらいの笑顔で言う。

「うん。私も桃山のこと、大好き! 初恋なんだからね!」

 彼女は歯を見せて笑った後で、静かにこう言った。

「来世はさ、お互い、普通の人間として生まれようね。それで恋人同士になって結婚しようね!」

 末島の目に光る大粒の雫が、やけに綺麗だった。


 @


 目が覚めた。

 視界に入ったのは、見慣れない白い天井。

誠人(まこと)!」

 母の声が聞こえた。

「お母さんの顔、分かる? 記憶はあるの? 痛いところはない? いま看護師さん呼んだからね!」

 母が矢継ぎ早にそう尋ねてくるが、頭がぼんやりして答えることができない。

 看護師さん?

 ……ってことは、ここは病院か。

 でも、なんでだ?


 看護師が医者を連れてきて、俺を簡単に診察した後で「ああ、大丈夫そうだね。でも、明日は念のため精密検査をしましょうか」と言った。

 母は安堵の表情を見せていた。 

 

 静けさを取り戻した病室で俺は母に尋ねる。

「母さん。俺、なんで入院してるの?」

「覚えてないの?!」

 母はそう言って、リンゴの皮をむく手を止める。

 そして口を開く。

「誠人、あんた車に轢かれたのよ。怪我は大したことなかったんだけど、ずっと目を覚まさなかったの。本当に心配したんだから」

「ずっと、ってどのくらい?」

「事故が入学式の日だったから……。一週間くらいね」

 母の話を聞いていたら、ぼんやりと記憶がよみがえってきた。

 そういえば俺、高校の入学式の日に事故に遭ったんだっけ。

「じゃあ、今までのことは夢か……」

 俺はポツリとそう呟く。


 桃太郎の子孫と鬼の子孫の報われない恋。

 我ながら少女漫画みたいな夢を見たもんだ。


「ちょっと売店、行ってくる」

 俺はそう言って立ち上がる。

「一人で大丈夫?」

「うん。平気、平気。散歩がてら行ってくるだけだよ」

 俺はそう言うと、よろよろとベッドを降り、ゆっくりと病室を歩き始めた。

 ドアに手をかけて、母の方を振り返る。

 そしてこう尋ねる。

「あのさ、実は俺の先祖って桃太郎とか鬼ってことはないよね?」

 母は目をまん丸くして俺を見た。

 そして心配そうな表情で言う。

「やっぱり頭、打ったんじゃ……」

「いや、違う。そういうことじゃなくて。真面目な話なんだけど」

「桃太郎だの鬼だの真面目に話す時点で、おかしいわよ。先生呼ぶ?」

「あ、いい! やめて! その、あの、夢の話だから!」

 俺はそう言うと、逃げるように病室を出た。


 そうだよな。

 夢の中の『俺』は桃山猛(たける)とかいう名前だったし、そもそも俺(山田)の祖先はずっと農民だって、ばあちゃんが言ってたなあ。    

「あれは俺が見た夢の話だ」

 そんなことを言っている内に、売店に到着した。


愛花(まなか)ちゃん、また牛乳飲むんだね。あんまり飲むとお腹こわすわよー」

 レジのおばちゃんの笑い声に、なんとなくそちらに視線を向ける。

「だーって、骨折、早く治したいもん! まさか入学式の日に階段を踏みはずすなんて思わなかったけどさ」

 愛花と呼ばれた女の子が、怪我人とは思えないほど明るい声で話してた。

 俺は、彼女の姿を見て心臓が止まりそうになった。


 なぜなら。

 夢に出てきた鬼の血をひく女の子にそっくりだったからだ。


「茜……」

 俺は無意識の内にそう呟いていた。

 彼女が驚いてこちらを見る。

 そして俺に優しく微笑んだ。


  

<おわり>  

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ