プロローグ 人生相談
-とある田舎の入口-
チーフ :……マコは、県外の高校どうでした?
マコ :うーん、どう言おうか……
テル :んっ、離婚した両親、障害ある兄。
チーフ :確か、お兄さんが病気で、余命が少なく……
マコ :そう、最後に仲良し家族しよう!
って事で父親、母親、兄……4名集まって、
最後の家族生活が始まって……
2名 :(静かにうなずく
マコ :……一週間で爆発した。
チーフ :やっぱり……
難しかったんですね……(寂しそうな顔
マコ :いや、そうだけど、そうじゃなくて……
一家心中、物理で爆発したらしい。
なんか目が覚めたら、
1人生き残ってて、病院のベットだった。
2名 :……(何とも言えない顔
マコ :頑張ったんだよ。
チーフ :頑張ているのは、昔から知ってます、けど……
テル :んっ、何とも言えない。(難しい顔になる
マコ :ハハッ、変な顔♪(2名を見て笑う
まぁ……、良くも悪くも終わってさ。
ケガを治して、リハビリして、
ここに帰って来れる予定だったんだけど……
チーフ :はい。
マコ :でも、なんか、なんでか……
避難空間内のどっかのダンジョンに、
召喚されたちゃった。テヘヘッ♪(空笑い
テルと一緒の4ヶ月位で、
その夏から地球に居なかった……
2名 :……(マコのトラブル体質に呆れ
マコ :で、そのダンジョンさぁ、
攻略するまで出られませーん、って感じの奴で。
クリアしてもらって、脱出できて、
ここに帰って来れました!
めでたし、めでたし……
チーフ :……クリアしてもらって?
マコ :同じように召喚されたメンバーに、
人間より凄い異種族がいた。
チーフ :なるほど。
テル :んっ、分かった。
チーフ :……人生相談は?
マコ :そうだった、うん、本題の人生相談ね。
そのダンジョン攻略の時に、
特に仲良くなった、異種族が3名居て……
テル :んっ、マコにも初恋?
マコ :初恋でいいのかな?
相手が異種族で……
子供になつかれたような……
友達、彼女、妻、従者、同志……変な関係で、
上手く説明出来なくて……(微笑み
チーフ :そんな風に笑えるのなら、良い関係なのでは?
テル :んっ、良いと思う。
マコ :そうかな。
もうすぐここに来る予定だから、紹介するね。
チーフ :はい。
テル :んっ。
マコ :で、何て言えばいいのか……
歪んだ家族だったから、好きとか、愛とか、
よく分からないんだよね。
チーフ :それは、多少あるかと……
マコ :で、好き嫌いの責任、夫の覚悟。
家族になる心配があったり……
テル :んっ、分かる。
マコ :で、頑張ろうと思うんだけど……
なんか、あと一歩始めるきっかけ?
いや、なんか引っ掛かり?
ピースが足りなくて……
何だと思う? どうしたらいい?
3名 :……(少しの間
テル :んっ……、ストレート? 回り道?
マコ :いいよ、ストレートで。
3名 :……(少しの間
テル :んっ、マコも家族ごっこするの。
マコ :(無
チーフ :テル! それは、ストレート過ぎでは?
テル :んっ、そうだけど……
それしか、言いようがない。
チーフ :え、でも……、確かに……(悩む顔
いや、はい、そうかもしれません……
マコ :……はぁ~(大きなため息
いいよ、いいよ。
これだよこれ、悩んでた答え。
そっかぁ、大正解、ストライク……
チーフ :大丈夫ですか?
マコ :はぁ……(ため息
親と同じ家族ごっこするとか……
親と同じ末路……
異種族に、人間の家族ごっこさせる……
一瞬考えただけで、出るわ出るわ……
チーフ :はい……
ありきたりですけど、こうやって雑談しましょう。
テル :んっ、相談しよう。
マコ :はぁ……(ため息
うん、相談して、頑張るうぅぅ……(悩める声
チーフ :はい。
テル :んっ、「フ」から始まる、頑張る掛声。
3名 :ファイト!!!(声を出し合う




