JK は ようじょ をしょうかんした!
え? 私が幼女産んだの? 実はもう出産経験済?
いや、そんなわけがない。だって私、自分の子供に名前つけるんなら羽衣ういにするって決めてるもん。
「そっかー、私から出てきたのね……ちなみに、いつ頃から?」
「みっかまえからです!」
3日もこのあたりうろついてたのかよ……よく誰にも攫われなかったなぁ、てか警察官仕事しろよ……道端に幼女か落ちてたら拾っちゃう人だっているんだから……
「私から生まれてきたってさ、どんな感じで?」
そう、これ重要。実は私が産んでました!なんてなったら逮捕されちゃうかもしれないしね!
「おねえちゃんがかくしょうせつにでてきませんでしたか?」
私の書く小説? あー、あのPV伸びなかったやつ? けど、小説の中で幼女が出てくるパートなんてなかった気が……うん? くうな? 空那? 空我…………?
「え……あなたもしかして空我くうが?」
「はい! わたしはくうなです!」
あー、なるほど……舌足らずだからくうがって言えなかったのね……って、いやいやいや? 私の小説に出てくる空我は17歳の女性ですが? こんな幼女を書いた覚えはないが?
「今、何歳なの?」
「さんさいです!」
まじで?14年間消えたやん。私と過ごした時間が! って別に3歳の頃からは描写してないし、書く予定もないんだけど……
「ねえ、物語の中でアリスが捨てた弟の名前は?」
「れおんくんですよね、じょーしきですよ」
なんでだ……? なんで14年後退してるのに記憶がある……? もしかして見た目だけ? 見た目だけ幼女とかギルティだぞ。私はロリババア反対派だぞ!
見る目が変わったことを気づいたのだろうか、目の前の幼女(?)は必死に弁明してきた。
「ち、ちがうんです! その、きおくだけはあるというか……わたしがじゅうななさいでたびをしていたのはしってるんです! けど、それがじぶんのきおくだとおもえないというか……」
よくしゃべるなあこの幼女。分かるだろうか、拙つたない感じで大人っぽく話してるんだよ……
違和感しかないよね。やっぱり拾ってきたの間違いだったかな? でもまあ、今の話を要約するんだったら、
「つまり今あなたは何歳なの?」
ってことっすよね。まじでここ重要。17歳か3歳なのか足して20歳なのか。これが分かるだけで私の対応も変わるからね。
「えーっと……いまそのはなしするひつようありますか……?」
なんでだろうか。さっきと同じ上目遣いなのに全く可愛いとか思えなくなってきた。やっぱり私ロリコンなのかな……けどこいつはもう幼女じゃないことが確定してしまったからな……非幼女ってか? 笑えねえよ‼︎
「なんかもう話が進まない気がするの……とりあえずお腹減ったから何か食べに行かない?」
「いきます!!」
あ、今のはちょっと可愛いかも。
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次回はJKが書く小説の話です。




