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PVが伸びないJK作家(笑)
深夜2時、私は2ヶ月で書き溜めた小説を小説サイトに投稿した。
「これは名作だわ……いやー1日でPV2000くらい超えちゃうんじゃないかな〜?」
この先待っている幸せを噛み締めながら、私は優越感と共に眠りについた。
————翌朝。
今は午前10時。PV数は——6。
「え?」
いや待てよ、6? あんだけ推敲して?
私、書籍化作家だぞ? 50万部以上売り上げたのに? 本気で書いた小説のPVが……6?
「あは、ははは……私、こんなに人気なかったんだ……」
私はパソコンを閉じ、スマホをベッドに投げて、
外へ出ることにした。
繁華街の割と人が少ない方、私はそこを狙って歩いた。
なんとなく、人に会いたくなかったから。
私は思考を放棄して、道端を俯きながら歩いた。
すると、何かふわふわした金色のものにぶつかった。
「え?」
「あ、あう、ご、ごめんなさい……」
え? 喋った?
「えと、あ、あの?」
は? え? な、なんで、
なんで、道端に幼女が落ちてるんですか?




