表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

緊張すると“頭の中が真っ白”になる。

作者: 七瀬
掲載日:2021/06/17







僕は、異常に緊張しいだ!

緊張が絶頂に達すると? 今まで必死に覚えたモノが真っ白になる。

あんなに時間をかけて暗記したモノも緊張すると何もかも忘れてしまう。

緊張で、口の中がカラカラに乾き、声が出ない。

汗が噴き出るほど出ても、僕の頭の中は真っ白のまんまだ。

僕が、こうなる時はいつも人前に出る時になるんだ。

人の注目を浴びると? 体が硬直するように固まって動けなくなる。

人の視線が、僕に集まっている。

たくさんの人達の目が、僕一人を見ている。

ここで、何か話さないといけないと思えば思うほど何も浮かばない。

言葉を組み立て並べ直して話す僕が、頭の中が真っ白になった地点で。

言葉が発せられなくなり、恐怖心が押し寄せる。

ドバドバと流れる汗が止まらないまま時間だけが過ぎて行く。





・・・僕は、いつからこんな人間になったのだろう。

子供の時は、自分から積極的に人の注目を浴びたい子供だった。

何でもいいから、“目立ちたい!”という欲が僕をそうさせた。

目立ってナンボ! 人に注目を浴びないなんて人としてなんなんだと。

目立つために、僕は何でもやったし。

笑いを欲しがる子供だった。





それなのに、大人になった僕は?

人の注目を浴びる事が怖い。

僕は“対人恐怖症”なのかもしれないと思うようになる。

病院で、診てもらった訳じゃないから病名は分からないのだが...。

でも、たくさんの人たちの目が僕に向いている事が怖いのだ!

【緊張】この時の僕は、恐怖心に支配されている。

自分の意志で、体も動かす事もできず声も出ない。

声が出たとしても、擦れた声はたくさんの人達には届かない。

はっきり、自分の声で伝えられない僕は弱虫ですか?

【この場から直ぐにでも逃げたい!】と僕の頭の中で勝手にこの

言葉が独り歩きし始める。

“早く、誰か? 僕をココから救ってほしい!”

助け船はまだか? 未だかと僕は焦りはじめる。 





・・・普段から、僕はこういう人間ではない!

自分の意見をはっきり相手に伝えられるし、思った事ははっきり言う。

どちらかといえば? “頼りがいのある人”なはずなのに。

人の注目を浴びた途端に、“腰抜けのダメ人間になるのだ!”

それでも、僕は緊張しない人よりも緊張する人の方が好きだ!

自分が言うのは、違うのかもしれないけど。

それでも【人間味】がるというか? 共感できるからという理由なのだろう。

誰しも、“弱点があっていい!”それを隠そうとするのも本能的なモノ。

でも、その弱点を人に見せれるようになれば弱点も弱点じゃなくなるのか

もしれないと僕は思う。

緊張する事は、頭が真っ白になる事なのだと自覚すればいい。

その先に、見えてくるモノが何かあるかもしれないし。

辛抱強く、自分の弱点と向き合ってみる。





・・・いつか? 

【弱点】が僕を本当の意味で変えてくれる事を僕は信じている。

克服するというカタチで、新しい僕になれる事を!





最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 俺も緊張しいで共感しました! (;^_^A
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ