戴冠式?
俺はギロチン台に・・・・
広場で俺は公開処刑目前である・・・・
俺の前には王サンダツと
勇者リチギが立っている・・・・・
「くくくく」
サンダツが笑う
痩身がりがり
そして絢爛豪華な衣服を身に纏い
俺を恐れている
「まったく」
「まさか聖女を寝取るとは」
「呆れた愚か者よ」
ノエルは大丈夫と
信じるぞ・・・・・・
リチギはいらいらと
此方は質実剛健な戦闘衣服だ
「まだノエルの行方が」
「もっと尋問してから!!」
サンダツは
いらいらと喜びがアワサル
奇妙なテンションで
「はっ」
「勇者風情が命令するな」
「今まで待ってやった」
「本来ならもっと早く」
「ええい衛兵下がらせろ」
大柄な質実剛健な男達が
リチギを引きずり何処かえ
リチギは泣き喚きノエルの行方をと叫び
その声は小さくなり・・・・・
サンダツは笑い
なのに不機嫌に喋る
「ふん」
「どいつもこいつも」
「おんなおんなと」
「女々しいい」
「女々しいのは」
「サンダツ貴方よ」
美しい煌びやかな戦闘衣服に身を包む美女が人垣を割り現れる
「ベラ」
「ははははは」
「よう来た」
「捕らえよ」
衛兵が現れベラを囲む
ベラはただ歩き衛兵は道を譲る
衛兵はベラを守り
ベラは威風堂々と
「此れを」
紙を取り出す
ノエルが現れ読み上げる
「此処に俺カシコ何か有れば」
「ネトリを次の王にしろ」
すると俺の頭にずしりと重い何かが
サンダツは慌てふためき
「馬鹿な」
「それは燃やしたハズ」
ノエルは俺の傍に現れ
淡々と喋る
「ネトリさん」
「捕らえよと」
俺は戸惑うもノエルを信じ
「捕らえよ」
衛兵たちは
「「「ハッ」」」
サンダツを捕らえ何処かえ消えていく
ざわつく広場にベラの声が響く
「新たなる王ネトリの戴冠式です」
「皆盛大に祝いましょう」
其の言葉に合わせ現れる
人々は集まる者を笑わせお腹を見たし・・・
そう心を癒した・・・・・
俺は処刑台から解放され
次はアルテミアと一緒に見ると心に誓い・・・・・
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