悪は去りグレイに覆われ
報告を受け俺ネトリとミアは
魔王軍並びに開発国044が占拠していた砦にクロに乗り来た
俺はクロから降り
クロに騎乗するミアの前を歩く・・・・
ミアは綺麗な白衣服を
俺もまた綺麗な衣服を
クロに乗るミアが
「私の前で気張らくても♪」
ミアは嬉しそうだ
「ミアは俺が何が有ろうと守る」
「じゃあお願いね♪」
ミアは笑い
「ネトリの背は私が守るわ」
気がつけば空で
ただ動かせないメッセージが封入された石柱があったと
調べてみた結果は危険が無く
メッセージもただ負けたから逃げると・・・
帰りはしない・・・・
用心したければしろ・・・・
そんな内容・・・・
聞く必要があるか?
ある!
何故聞くと問われれば・・・
ラスは気になる男だからだ・・・・
砦の比較大きい部屋・・・・
其処にノエル、フルツワ、レイリ、が居る
中央に石柱が・・・・
ノエルが石柱の宝石に触れ
「再生させます」
俺達は頷き
そして・・・・・
映像が流れる
朗らかなラス
魔王然としたラスでない
服装は黒い軽装の戦闘衣服
彼のお気に入りで・・・・
共に戦っていた頼もしき・・・・
文句と軽口を直ぐに口にし・・・・
その割に何でも軽くこなす・・・・
何故何がと・・・・・
ラスは誰かに朗らかに・・・
「撮れてる?」
「オッケー」
うんうんと頷くと
「最初にすまなかった」
頭を下げるラス
「何でかは」
「まあネトリの兄貴アンタを信用できなかったし」
「納得がいかなかった」
「俺の勘違いだった訳だがなー」
あはあははと笑い
「姉を頼む」
「まあ姉貴と呼ばないのは許してくれ」
「な!姉貴♪」
明るいノリのラス・・・
「んじゃ逃げるわ」
「負けはしたけど」
「降伏はしない」
「俺は悪だ」
「もうこの国の誰も信用できない」
「そして死にたくない」
「分かるだろ」
「ダ・レ・カ・さん」
「俺は死ねない」
「殺されるまで」
「俺は戦い続ける」
「俺は悪の中の悪」
「善の皮をかぶり悪を思考する」
「一度起こせば止まらない」
「良い気分なんだ」
「だから逃げる」
「もう帰らない」
「本当さ」
「けど用心していいぜ」
「俺をダシにしてさ」
「類を見ない王国にしてくれよ♪」
「俺は悪の中の悪」
「だから曖昧に逃げるよ」
「自由にシナリオは創れば良い」
「まあ蛇足か♪」
そして歩き去るラス・・・・
そしてもう一人の足音が・・・・・
そしてただ動かない背景が続く・・・・
ノエルが口を開く
「この後はずっと我々が発見するまで」
「映像が続きます」
フルツワが苦笑し
「解析苦心したぜ」
「何かあるんじゃないかと」
レイリが腕を組み
「二人が見ても」
「やはり何も無しか」
「何度見てもラス読めない男だ」
「何かのきっかけで止したのなら」
「本当に逃げていればいいが」
俺は笑い
「さてラスをダシに美味しく頂こう」
ミアは微笑みノエルは驚く
フルツワは無表情に見つめ
レイリはやれやれと頭を横に振る・・・・
俺は天を見上げ・・・・
泣かないだって夜ミアと一緒に・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




