悪中のラス
「ふふふ」
俺ラスは笑う仄暗い部屋で
負けた惨敗
「気分が良い」
「負けたのに」
俺に命の水を灌ぐ美女がくすっと笑い喋る
気に喰わない女・・・
姉似て姉と違い悪女・・・・
俺は無職落ちに・・・・
完全にネトリは国を王権を掌握したか・・・・
ああ気分がいい・・・
姉は愚かでないと証明された・・・・
ネトリに姉に完全に負けた・・・・
其れはとても心を落ち着かせる事実・・・・・
「で何時まで居る」
俺はジト目で悪女を見る
「あらお約束お忘れ」
「忘れた」
悪女がジト目で
正直可愛いしときめくが
此れは悪女!
騙しても心は痛まない
「で何時まで」
悪女は馴れ馴れしく肩を叩き
「夫である」
うふふと妖艶に微笑む
「ラスから離れる気ないですよ」
俺は命の水をゆっくりと味わい飲み干し
叫ぶ
「はぁー」
くすくすと悪女は微笑むのみ
おかしい約束は確か・・・・
言われた首輪を贈れと・・・・・・
負けたら従えと・・・
考えると自棄に此方を重視していたな・・・
俺は呟く
「どうして」
彼女いや悪女マイ・デ・ラブは笑い
「此れをご覧ください」
ネックレスを持ち上げ瞬時に首輪に成る
俺が贈ったやつだな
ジョークグッズの一種か?
「?」
俺はキョトンと見つめる
「此れはですね」
「ラブ度を測るのです」
「贈った者と贈られた者の」
言い切りにやりと悪女は笑う
「ああ本当に気分が良い」
俺はにこやかに
「あれ」
悪女を抱きしめ
「そして二人は寝床で」
悪女はじたばたと
「えまだその」
きっと可愛いのだろうな
此のへっぽこ悪女が良く生きてこられたな
バレたら仕方ない・・・・
ゆっくり美味しく頂いこう・・・・・
さてそうと決まれば新しい身分と・・・
力を手に入れよう!
ラスの強みは切り替わりの速さである!
お読み頂き有難う御座います。




