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MONQVI  作者: 路瀕存
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天使

安部公房の天使,という短編がみつかった,との情報に接し,おや,これはいかなる作品であろうかと思いを馳せずにはいられない。記事を眺めながらふと思いをめぐらせていたのだけれど,はて,そういえば天使とはなんだろう。いざかんがえてみると,なんと天使についての知識の少ないことか。もはやネットスラングしか思い浮かばないではないか。――○○ちゃんマジ天使!


 堕天してしまえ。


ともおもわなくもないのだけれど,おいおいよくかんがえろ,彼ら彼女らは地上のものであるぞ。――すでに堕天しているではないか! ふむならばこう言うべきだ――○○ちゃんマジ堕天使! あれれ,褒め言葉のごとき響きになってしまったぞ,もはやネットスラング,なんでもポジティブに変換するのじゃなかろうか,ははあなるほど,天使が堕天使に,そして悪魔になりかわる地獄はさすが甘言に溢れているものだなあ,そんなにも優しい言葉をかけられたとあっちゃあ,まるで行き交う人々が天使のようにみえるではないか。

初出 「天使」活動報告2012年 11月07日 (水) 22:03

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