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MONQVI  作者: 路瀕存
1/7

携帯の機種を変えるということ

これは仮想自殺の隠喩だ,とむかしどこかの評論家がいっているのを耳にして,ああなるほどな,そういう捉え方もあるのか,と思った記憶があります。


それはそれとして,名前やHNを変える行為も同じようなものですよね。

ああそうそう,台湾人は一生に最低一度,改名するらしいですよ。

評判リセット社会だな。

こう述べたのはどこかのブロガー。

記事の内容はただの山岸俊男氏の受売りですけれども,むしろ問題はその記事が書かれた日付であって,なんと2009年。あれから2年も経ってしまった。


さらにはたと思い出して,拙作の投稿日をみてみると,2008年と記されている。

なんということか,3年も経過していやがるぞ。

ああ,この間にわたしは,いくばくかの語彙を蓄え,けれど根本的なところについて変わらぬままに,5回も自殺をしておりました。


わたし――――すなわち,携帯が。

初出 「携帯の機種を変えるということ」活動報告2011年 02月19日 (土) 20:07

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