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家庭科室のサキュバス Ms清水

俺の名前は進藤拓哉。

学校の理科の教師をしている。

主に中学生の勉強が専門だ。

そんな俺は今残業をしている。そろそろ定期テストの時期だからテストを作るためだ。

今までのことを踏まえつつ応用も出す。しかしあまり難しすぎない。

実験も1回自分でやって見る。結構大変な職業だ。

だけどやりがいもある。だから俺はこれを続けられる。

ふぅ。すこし休憩。

俺はタバコが好きだ。体に悪いとわかっていても辞められない。

しかし学校でタバコは衛生管理上禁止されている。

だから普段は学校で吸わない。

しかしたまに猛烈に吸いたくなる時がある。

そんな時は理科室で吸う。換気扇をつけそこの近くですぱーっと吸うのだ。背徳感がたまらない。

しかし今回は理科室が工事で修理している。

あぁタバコ吸いたい、、。

そんなとこ俺は思いついた。換気扇がありベランダがある教室。

そう。家庭科室だ。

よし。おれは灰皿とたばこケースを持ち家庭科室に向かった。

途中で警備員さんにあった。

「お疲れ様でーす。」

「、、お疲れ様です。」

お互い少し挨拶をした。俺はタバコのことがバレないか少しビクビクしていたが、警備員はそんなことは気づかずに一礼して通り過ぎて行った。

ったく。無駄にビクビクさせやがって。

そんなことを思いながら家庭科室に行った。

そして家庭科室に着いた俺は換気扇をつけて窓を開けた。

そしてタバコに火をつけ、一服した。

やっぱりいいな。タバコは。

そんなことを思いながら吸っていると後ろになにか気配がすることに気づいた。

やばい。バレたか?そんなことを思いながら俺はゆっくりと後ろを向いた。

そこには綺麗な女性がいた。制服を着ていることからうちの学校の生徒だとわかる。

その生徒は俺を見てニコニコ微笑んでいる。

俺は思わず見惚れてしまった。

その生徒は甘ったるい声で俺に行った。

「何してるんですかぁ?」

誰だろうこんな生徒は見た事がない。高等部の生徒だろうか。

女は答えない俺を後目にどんどん話しかけてきた。

「教師されてんですかぁ?」

「こんな時間までお仕事ぉ?偉いですねぇ。」

「家はどこなんですかぁ?」

「お兄さんかっこいいですねぇ。」

、、、俺は騙されないぞ。

これでも彼女いない歴15年。三十路の男に声をかけてくるやつなんてろくな奴が居ない。

それに生徒に手を出したらそれこそ教員クビでムショ入り決定だ。

「、、こんな時間に学校に不法侵入か?今なら見逃してやるからさっさと帰れ。」

俺がそう言うと女は意外そうに俺を見た。

「ふーーん。お兄さんなびかないんだ。ざーーんねん。」

そういうと女は透けるように消えていった。

そう透けるように。

「、、、、うわぁぁ!!!!!!!」


次の日俺はそのことをこの学校の元学生の田中先生に話していた。

「うーーん。それは『家庭科室のサキュバス Ms清水』という七不思議のひとつですね。」

「は?サキュバス?七不思議?」

「はい。」

彼女はそんな冗談を言う人ではない。

だからきっと本当なんだろう。

てかあれやっぱ幽霊か。

まぁすけたからそりゃあそうか。

でも名前の個性強すぎだろ、、。




「それよりなんで家庭科室にいたんですか?」

ギクゥッ!!

「い、いやたまたま休憩で学校を回ってて家庭科室に行ったんだよ。」

「そうなんですね。」

投稿が遅れました(ーωー;)すみません。

さて活動報告にも書かせていただきましたがしばらく投稿頻度が少なくなります。

大晦日やお正月等は投稿できるのですがそのあとの1週間程度は投稿ができなくなる可能性があります。

それ以降も投稿頻度は2月半ばまではゆっくりになります。

2月半ば以降はガンガン投稿していただくのでぜひ暖かい目で見守っていただけると嬉しいです!

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