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図書室のダンサーMr.志村

「ねぇねぇ知ってる?うちの学校の七不思議。図書室に出るらしいよ。」

「あ!知ってる。あの少し変な七不思議でしょ?」

「そうそう。えーっと名前なんだっけ。」

「あれだよ!あれ!」

「あ!あれか!」

『図書室のダンサー Mr.志村!!』


私の名前は志村冷。

ピッチピチの中学3年生だ。

え?ピッチピチは古い?

おっと危ない危ない。手が出そうになった。

さて今私は()()の学校にいる。

暗い廊下の中に一筋の光。

これだけ聞くと聞こえはいいが第三者目線から見れば足を惨めに震わせながら懐中電灯を持って歩く女子中学生の姿だ。

不法侵入?ちがわい!!

きちんと許可はとっている。( *¯ ꒳¯*)フフン

まぁ普通の先生は許可を取るわけがないのでもちろん少しコネを使ってある!無駄にコミュニケーション能力育てておいた甲斐があった。

さてコネを使ってまで夜中の学校に来た理由。

それはこの学校の七不思議とやらを見てみるためだ。

なんのために?なんでお前が?それを話すととても長くなる、、。

、、、なんかこのセリフ老師みたいでかっこよくね?

やべ、また脱線しちまった。

ちなみになんでこんなテンションが高いか。

答えは怖いから!!普通に怖い!!むしろ怖くない人いる!?だからテンション高くないとやってられないんだ。

あ、ちなみに七不思議に関してはうちの兄が関係してる。

うちの兄昔少し大きな地震で死んじゃって今この世に居ないんだけどその兄がここの学校の七不思議にいる可能性がでてきた。

だから私はそれを確かめるために今ここにいる。

だけど本当はあんまり信じていないってのが本音だ。

だって内容がうちの兄とかけはなれているから。

ちなみにその七不思議の名前「図書室のダンサー Mr.志村」っていうんだけど名前しかあってない。

それにうちの兄ダンサーとか柄じゃないし。どっちかっていうと亡霊が正しいような人だったし。

ならなんで確かめるかって?

、、、私は高校受験する。普通のことだと思うだろう?

だけどうちの学校は中高一貫校だから受験なんてしなくても問題ない。

だけどそれでも私は受験する。だからこの学校に来るのはあと少しなんだ。だから最後に確かめておきたかった。ほんとにうちの兄なのか。それとも全くの別人なのか。

そんなことを言っていると目的地の目の前に来た。

、、、、、、誰も、いない。

フッ。そりゃあそうか。

所詮は七不思議。それに絶対うちの兄だと確信もない。

、、、、あーあ。

最後に、会いたかったなぁ、、。



―――――――――――――――――――

Mr.志村「、、、、、。」

??「ねぇねぇー。ほんとに良かったん?」

Mr.志村「、、。」

??「会いたかったんやろー?妹さんも会いたがってたしー。」

Mr.志村「っ、、、、、。」

??「てか会わなくてもなんかてがみとかおいてったあげなよー。流石にねぇ。こんな夜中にここまで来てくれてそのまま帰らせるなんて可哀想やない?」

Mr.志村「、、、そうだな。」

――――――――――――――――――――

トスッ

ビクッ!!

「なんだ、、、。びっくりしたぁ、、。本が落ちただけか。」

せっかくだし戻して帰ろう。

?なにか挟んである。


【受験がんばれ】


「っ!!」

ア、アハハ。

なんだ。お兄ちゃんちゃんと居たんだね。

「バイバイ。お兄ちゃん。私頑張るよ。」


図書室のダンサー(終)

さて!第1の七不思議「図書室のダンサー Mr.志村」はどうでしたか?

Mr.志村。妹に関してはものすごくシャイになってしまうという、、。

気に入った!続きが読みたい!と思った方はぜひブックマークしていただけると嬉しいです!!

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