滂沱に心を攫われて
どこからともなく姿を現したベッファは、ツキノの背後に立っていた。その不気味な笑い声に振り返り、ツキノは思わず悲鳴を上げた。道化師の持つ鋭い鎌が目に入ったからだ。彼女の様子を見て、ベッファはなお肩を揺らした。ミカゲが飛ぶように攻撃を仕掛けたが、それは例の如く空を掠め、道化師には当たらなかった。彼は今度は皆の中央に現れた。
「ベッファ!てめえ、ここで何してやがる!」
テオが怒鳴った。ベッファは馬鹿げた動きで一同を嘲っている。
「死んだ!死んだ!王サマが死んだァ!アハハ!」
「ふざけ―」
テオが言いかけたのを、轟きが遮った。ベッファは一瞬姿を消したが、再び同じ場所に現れた。見ると、脚から血を流しているではないか。どうやら、アンドルーが見事弾を命中させたらしい。
「当たると思いましたよ。脚が一番消えるのが遅いので」
私にはその見分けはつかないのだが、彼が言うならそうなのだろう。しかし、結局仕留めることができなければ、傷は癒えてしまうのだから意味がない。ベッファは傷口を撫で、流血を止めた。
「痛いなァ…」
「挨拶代わりです。やっと会えましたね。あなたが彼女の言っていた道化師でしょう?」
ベッファは肩を丸めて俯いたまま、けらけらと笑い出した。アメラが警戒して身を屈めながら言った。
「こいつ、何笑ってるんだ?」
「さあな。それしか能がないんだろ」
テオが吐き捨てるように言うと、道化師はぴたりと動きを止めた。
「…アタシ、良いこと教えに来たんだァよ?」
「んだと?馬鹿にするのもいい加減にしやがれ」
ベッファは腰を折ったまま顔を上げ、面々を嘗め回すように見た。
「聞かなくて良いのかなァ?王女サマに怒られちゃうんじゃなァい?」
首を異様に傾けたベッファの問いかけに、皆思わず閉口した。事が始まったときから、この道化がすべてを導いていたようなものだった。彼と敵対するためには、必ず表面的な和解を余儀なくされるのだ。そうでなくては、こちらにはほとんど手掛かりがないのだから。
同時に―これはその場にいた全員が感じ取っていたことであろうが―、彼がその気になれば、皆殺しなど容易いはずであった。誰も彼の能力への対策など考え付いてすらいないのだ。その鎌を首に振り下ろすだけなら、これ以上楽な殺しもあるまい?
だから、相手が触れる距離にいたとしても、無駄な反抗などしないに越したことはなかった。つまりそれは緩やかな降伏であり、毒と知りながら杯を呷るのにも似ていた。毒だと知らないよりはましだろうか?
「教えたくなくなってきちゃったなァ」
黙ったままの一同を眺めながら、ベッファは愉快そうに言った。すると、考え込んでいた様子のジリアンが用心深く口を開いた。彼女も、この道化師と相対するのは初めてだった。
「あなたは見返りに何を求めているのですか?」
「オイラ、楽しいことだァい好き!」
答えになっているのやら、いないのやら。
「オマエラ、良いこと、聞きたァい?」
「はいはい、聞きたいですよ」
これ以上のやり取りは時間の無駄だと思ったのか、テオはぶっきらぼうに答えた。ベッファは求めていた言葉を聞けて満足し、口角を最大限引き上げた。
「それなら、教えてあげるんだァよ!」
「早く言えば良いだろ」
目の前の敵を仕留められないもどかしさに苛立った様子のアメラが呟いた。ベッファはその言葉を気にする素振りも見せず、一行は彼がひとしきり笑い終えるのを待たなければならなかった。耐え兼ねたミカゲが攻撃を仕掛けようとしたが、ゼンがそれを引き留めた。やがて、ベッファは微動だにしないで続きを待つアンドルーに目を止めて言った。
「新しい世界の王様に、お飾りの宝石なんかいらないんだァね!アハ!アハハ!」
そして道化師は小さな血だまりだけを残して消えてしまった。その甲高く嫌悪感を催させる笑い声が与える奇妙な余韻に、一同は言葉を忘れてしまったかのように互いを見つめ合った。
ゾルギックの皇子ミロは、自身が入れられている牢の鍵を開けた。聖騎士カーラがはルーセチカの救援に出る前、一杯の水を彼の牢獄に置いて行ったのだった。そうでなくても、彼は地下に染み出てきた水を集め始めていたのだが。とにかくその水があれば、彼は手錠を外すことも、牢の鍵を開けることも難なくできてしまうのである。
カーラがそんなことをした理由は一つだった。彼女が皇帝の命令を受けて国を発たなければならなくなった今、国を守ることができるのはミロただ一人だと考えていたためである。実際、その通りだった。皮肉なのは、彼女が慕い、信頼を置くこの男の力を制限してしまっているのが、彼女自身だということだ。
胸に突き刺さった緋色の短剣があっては、ミロであっても敵を追い返すことは困難を極めるはずであった。しかし、彼はその短剣を抜こうとはしなかった。カーラが苦しみに襲われるということを知っていたからである。まったく、甘えた男だ。
ミロは自身の身体を満たすと、地下牢の出口を目指して駆け出そうとた。が、牢を出てすぐに壁に突き当たった。本来ならばないはずの壁であった。彼は城にいくつもある隠し通路をすべて把握していたため、それらを隠すために用いられている奇怪な仕組みの数々も熟知していた。しかし、地下牢に装置があることは知らされていなかった。
ミロは冷静に考えを巡らせた。ここに壁があれば、反対側からは地下牢がここで行き止まりであるかのように見えるはずだった。そう、仮に敵がここまで侵攻してきても、彼はきっと見つからないのである。ふと、嫌な考えが彼の脳裏をよぎった。
「母上…!」
彼は力なく両手をその壁につき、犠牲となろうとしているに違いない母を想った。しかし、すぐに顔を上げる。ただ彼を少しでも長く生き延びさせることだけが、そんな平々凡々とした親子愛の実演が、あのゾルギック皇帝の目的ではないはずだ。
彼女が息子に望んでいるのは、灰ではなく、熾火となることに違いなかった。それならば、彼が自力で脱出できるようになっていなければおかしい。くよくよしている時間などなかった。ミロは早速脱出のための鍵を探し始めた。
イザベラは腰に走った鈍い痛みに耐えかねて膝をついた。手放してしまったエルフリーデの宝剣が渦に引き寄せられ、みるみるうちに彼女から遠ざかっていく。痛みばかりはすぐに消えてくれないもので、イザベラはとても立ち上がって宝剣を取り戻しに行けそうには見えなかった。
一方、ヴァレンティノにも余裕など微塵もなかった。命力を消耗すれば息を持たせることは可能だが、限りがあることに変わりはない。気が遠くなるのを何とか振り払い、彼は打開策を考え出そうとしていた。
天の大いなる力が―もちろん、それがあるとすればの話だが―救いの手を差し伸べたのは、後者に対してだった。渦に引き込まれた宝剣が、ちょうどヴァレンティノの前に現れたのである。彼はとっさにそれを掴んだ。もちろん、水の緋を持たぬ彼にその力を使うことはできない。しかし彼は知っていたのである。水中という環境において、水を統べるこの剣が断ち斬ることのできないものなどないということを。
ヴァレンティノは元々持っていた曲刀を手放すと、両手で宝剣の柄を握った。そして出来るだけ体勢をまっすぐにしてから剣を振り上げ、眼前の水を斬り下ろした。水流が断たれ、渦の勢いが弱まっていく。完全に渦を消すのには、もう一度宝剣を振り下ろすだけで良かった。そのときにはイザベラも痛みから立ち直っていたが、とても宝剣を奪い返すことなどできないとわかっていた。状況は絶望的だった。
ヴァレンティノはもう少し命を消耗することにし、失った体力を完全に回復させた。無駄遣いはしたくなかったので、水面から顔を出して息継ぎをした。彼はもう一度深くまで潜り、必死に策を練るイザベラの緋眼をまっすぐに見つめながら、水底に剣を突き立てた。剣先から彼の『地裂の緋』がほとばしり、地中から激しく大地が割れた。彼は笑っていた。
イザベラは好機が到来したことを察知した。彼女は全速力で相手に詰め寄り、地面に刺さった宝剣に飛び掛かった。水中とはいえ、近寄る危険は大きかったが、そうでもしないと彼女に勝ち目はなかった。イザベラが宝剣の柄を掴むと同時に、ヴァレンティノの手が彼女の首にかかった。そのまま首をへし折ろうとでも言うのだろうか?
二人はともに宝剣を握って見つめ合っていた。イザベラが両手で剣を引き抜こうとしても、片手を意地でも離さないヴァレンティノの力には敵わなかった。割れた大地に体勢を崩されそうになりながら、イザベラはもう訳もわからず宝剣にしがみついていた。
ますます首に力を込めて来るヴァレンティノの左手が痛かったし、何よりも、その余裕ぶった微笑みが気に入らなかった。この状況でも、宝剣の力を使うことはできるのだろうか?イザベラは必死に祈ったが、彼らを取り巻く水に何かが起きる気配はなかった。気付くと、彼女は夢中になって叫んでいた。
「エルフリーデ!」
その声は水中で異様な響きを持った。そしてついに、宝剣は再び輝き始めた。今度は彼女が笑う番だった。
カーラはセレスティアを背に乗せ、神獣ゼフロエートムに挑んだ。カーラの『水鯨の金』は威力こそ高いものの、素早さは天馬のほうが圧倒的に上であった。そもそも、神獣と、神獣の力を部分的に受け継いだだけの金眼が普通に張り合ったところで、後者に勝ち目はほとんどないのだ。
だからカーラにはセレスティアの助力が必要だったし、それでもなお、目的はゼフロエートムを討伐することではなく、追い払うことだった。カーラは敵の突進の兆しを見止める度に鰭を振り、水の膜を張って防御した。しかしそれでは距離を取るばかりで、セレスティアもとても攻撃を当てることなどできなかった。埒が明かないと判断した彼女は声を張り上げた。
「近くまでおびき寄せないと!」
返事の代わりに短く鳴いてみたものの、カーラにも別の防御方法があるわけではなかった。避けられるはずもないので、仕方なく彼女は次の攻撃を無抵抗に受けることにした。ゼフロエートムはゆっくりと旋回する鯨に突進していったが、その角が貫こうとしていたのは明らかにセレスティアであった。彼女は鯨の背の上で咄嗟に身をかわし、危うく転げ落ちそうになった。体勢を立て直すと、彼女は再び叫んだ。
「次の攻撃に合わせて高度を下げて!」
セレスティアは立ちあがり、挑発するようにゼフロエートムと向き合った。それは首を激しく振ると、また同じ攻撃を仕掛けてきた。カーラは言われた通り高度を下げ、セレスティアも素早く屈んだので、天馬は彼女の頭上を掠めた。それが通り過ぎた直後、セレスティアは後方の空に棍を振るい、風の斬撃を飛ばした。それは見事に天馬の角に命中した。どうやら、角は弱点で、同時に逆鱗に等しくもあったらしい。
大空を仰ぎ、ゼフロエートムは猛り狂ったようにいなないた。すると、雷がその角をめがけて落ちてきた。伝承に呼ばれる「雷光の天馬」とは、その疾風迅雷の駆足をを指すのかと思われたが、どうもそれだけではなかったようだ。コスタトに所縁があったとしてもおかしな話ではないというわけだ。
ゼフロエートムが頭を振ると、雷を帯びた角から雷撃がほとばしった。水膜に覆われたカーラに当たっては堪ったものではない。まずい展開になった。セレスティアが唇を噛みしめたとき、カーラが突然人の姿に戻った。半ば神獣の形が残る出で立ちで、彼女は一時的な相棒を腕で抱え、落下を防いだ。
「カーラ、まさか無理をしていたんじゃ―」
「いいえ。あなたと話すために戻っただけです。よくお聞きください。きっと、あの雷撃も無制限に打てるわけではありません。また雷を補給する必要があるはずです。勝機があるのはそのときだけだと思われます」
「けれど、どうやって?」
「私を信じてください。確かにゼフロエートムは、どういうわけかあなたを狙っているようです。なので―」
「雷撃を打てなくなるまで私が避け続ければ良い、ということね」
「はい。可能ですか?」
「何とかするわ。けれど、あなたはどうか無茶をしないで。あなたの身体は―」
セレスティアが言いかけるのを、カーラは素早く遮った。わかりきったことを言われるのは好まないらしい。
「私のことは、私が一番良くわかっています。ご心配なく」
我が王女は気がかりそうに聖騎士を見つめたが、何とかその思いを振り払った。今はゼフロエートムを止めなければならなかった。きっと、上手くいく。
「手を離して、自分で降りられるから」
セレスティアは風で衝撃を緩和し、大地に降り立った。カーラが鯨に戻り、機会を見計らうようにゼフロエートムを中心にして旋回を始めた。やはり、天馬は我が王女を見ていた。
イザベラの笑みは、ヴァレンティノのもののように永続的にはならなかった。一瞬の出来事であった。光を放ち始めた宝剣を、彼は無理にへし折ってしまったのだ。宝剣は先が鋭く残る形で折れた。
呆然として手が緩んだイザベラの腹を、ヴァレンティノは折れた剣先で突き刺した。彼女を首を掴んだ手で引き寄せ、限界まで力を込めて剣をめり込ませる。周囲の水が赤く染まる。瞳の色が元に戻り、イザベラは突如として水に襲われた。
ヴァレンティノは剣を抜き、同じように突き刺し直した。意識が遠のいていくばかりで、イザベラには何もできなかった。彼女は敗北を悟った。
ミロは馬を繰り、ようやく前線に辿り着いた。彼は地下牢の傍に水路があることを探し当てた。イザベラは、洪水さえ起きれば、その音で彼が地下水路の存在に気付くだろうと考えたのであった。そこに流れる水を存分に操ったミロは水路に出ることに成功し、そのまま一目散に母親を助けに行った。
彼が到着したとき、そこには奇妙な光景が広がっていた。箱状の水が大地を覆っていたのである。そこには死体らしきものがいくつも浮いていて、岩やら土塊やらと一緒になっていた。ミロは箱の中にいる母親の姿を見つけた。宝剣が折れたのはそのときだった。
宝剣による制御を失うと、水は四方八方に流れ始めた。そして彼はその水に赤が混じる瞬間を目撃した。彼ははっとして、母親のいる辺りの水を分離させ、彼女を自分の傍にすくい上げた。イザベラは大量の水を飲んでいたし、かなり失血していた。
彼女は血を分けた息子の腕に抱かれ、光のない瞳を彼に向けていた。ゾルギック皇帝イザベラは絶命した。
ミロは絶望の涙を流し、怒りに打ち震えながら泥まみれの大地を見下ろした。まだ水の引き切らない中、ヴァレンティノが彼を見上げていた。その手には刃先の折れた剣が握られており、そこにはわずかに血の跡があった。青ざめた皇子の顔をヴァレンティノは嘲笑した。
ミロの瞳が緋く光った。彼は流れゆく水を引き留め、頭上に集め始めた。しかし、カーラとの契約のために、その水を集める以上のことをする力はなかった。だが、無理ならばいくらでもしたかった。身体を壊してでも仇を取りたいと、彼は本気で願った。
「貴様…!」
その願いはあえなく潰えた。攻撃を仕掛けるよりも早く、ミロは地面に膝をついていた。何故だ?彼は血を吐いた。ありえないほど吐いた。何故だ?信じがたいものを見るように、彼は自身の血に染まった両手を見た。何故だ?立ち上がれなかった。
彼は悔しさに身もだえするような思いで、何とか宿敵を見下ろした。ヴァレンティノはもう笑っていなかったが、ただ軽蔑するような眼差しを彼に送り返し、やり残したことはないと言いたげに背を向けて歩き出した。
「ま…て…!」
ミロはほとんど声にならない声でそう言った。ヴァレンティノの耳に届くはずもなかった。何故こうなったんだ?皇子は前のめりに倒れ、その拍子に丘から落下した。
セレスティアはゼフロエートムの雷をかわしては、隙を見て斬撃を飛ばしていた。すると、徐々にではあるが、雷撃の威力が弱まっていくのがわかった。もう一息で、カーラの言っていた好機が訪れる。彼女は思い切って斬撃を飛ばし、再び天馬の角に攻撃を加えた。
そしてようやくそのときがやって来た。ゼフロエートムは飛翔し、いなないた。同じように雷が落ちて来る。その瞬間だった。鯨が尾鰭で空を叩いた。すると、どこからか大波が押し寄せ、天馬に襲い掛かったのである。水を被ったゼフロエートムは、自らが落とした雷に打たれ、激しい損傷を受けた。
それが地面に落下していくのと同時に、人の姿に戻ったカーラが下りてきた。セレスティアはすぐに彼女の異変に気が付いた。何故なら、変わったとしても金色であるはずの彼女の瞳が、緋く染まっていたからだ。セレスティアが駆け寄ろうとしたとき、カーラは吐血した。
「カーラ!」
「わかって…いたことです…。私の…命…だけならば…安いもの…」
「どうしてこんなこと…あなたを犠牲にするくらいなら、私…」
また知った顔が倒れていくのに耐え兼ね、セレスティアは強く拳を握りしめた。彼女の言葉に、カーラは力なく首を振った。彼女は覚束ない手で、懐から一通の手紙を取り出した。
「これを…」
ミロからの手紙のようで、宛名はオスカーだった。セレスティアは動揺に震える手でそれを受け取った。
「ミロ様…に…申し訳ない…と伝えて…」
カーラは再び吐血し、そのまま息を引き取った。自らが皇子の命を奪ったとも知らずに。彼らはおそらく内部から身体を破損したのである。それが、それこそが、きっと”命”を遣わす代償なのだ。
セレスティアは茫然とその遺体を眺めていた。すると、背後で音がした。見れば、ゼフロエートムが弱々しく翼を広げていた。彼女は絶望的にそれを眺めていたが、天馬は彼女に呪うような一瞥を与えただけで、そのまま飛び去った。神獣にも休息は必要だ。
セレスティアはカーラを担いでアーテルニアに引き返した。彼女が戻る頃には、騒動も鎮圧されていた。しかし、町は酷い有様だった。その光景は、このときの彼女には受け入れがたいものであった。辿り着くなり、彼女は膝から崩れ落ちた。
人も、町も、彼女の手から砂のように零れ落ちていく。彼女は悔恨の涙を流した。彼女が払った犠牲など何もなかった。犠牲を被るのはいつも他人だった。せっかくかき集めたものが、また彼女の元を去っていく。その感覚が恐ろしい。この戦慄と共存する道などないと、王女は絶望的に考える。
ならば、もういっそのことやめてしまえば良い。何もつかみ取ろうとせず、ただ空に迎え入れてもらえば…。彼女が今にも自らの命を絶とうとしたとき、仲間たちは彼女を保護した。
次、最終章。お付き合いくださいませ。
2025.2.13




