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10:夏のはつらつ井戸端会議

 

「先ほど、冬の双王子たちから、お二人がいらっしゃるかもしれないとうかがっていたのですよ。ぜひ夏の催しを楽しんでいってくださいまし。まだ支度段階ではありますけれど、支度ならではの楽しみがございますよ。ほほ……」


「気取っちゃってさあ。わたしたちらしくしてほしいって、ジェニちゃんメロちゃんは言ってたじゃないの。委員長~」


「こ、こら。だって冬姫様たちってホヌ様と同じ立場でいらっしゃるのよ。気取りでもしないと失礼に当たるでしょうがっアンポンタンっ」


「ええ~~」


 おお……女性集団の内輪、終業後の会話って感じだあ。


 でも雰囲気がいいなあ。風通しがいいグループなんだろうな。

 委員長と呼ばれた女性は目元に優しい皺のある老女で、よく笑いよく喋る、言葉遣いを巧みに変えることもできる頼れる方のようだ。委員長と呼ばれているのは夏祭りの開催委員長……ってことなのだろう。


 私が察したことを、フェンリルにこそっと伝える。

 耳に向かって声をかけるのは、内緒話みたいで周りを心配させるかもしれないとも思ったけど、夏のみなさんは穿った眼で見たりしないし、ハネムーンの男女は熱いわねえと目を半月のようにするばかりだ。

 つまり、私たちの恥さえ厭わなければ内緒話し放題。……くう~。やってやろうじゃんですわ……。ちょっと恥ずかしいけど、便利だし……。


「そっちの布、持ってきて。冬姫様にも縫ってもらいましょう」

「ひゃあ、贅沢だねえ!」

「フェンリル様はできるかしら。ねえ冬姫様」

「はい、えっと、フェンリルは縫い物をしたことがないかな。けれど布を押さえてくれていますよ。大きな布でもどんとこいです。彼、大きなオオカミみたいに力があるので」


 面白い言い方をするのね~! ってみなさんの笑い声が弾ける。


 フェンリルもツボに入っちゃったのか、小さく噴き出した。


「……あんまり素敵な表情されちゃうと周りが惚れてしまうのでは? って心配かい? 安心なさいな冬姫様、ハネムーンキャンペーン中の夫婦に手を出すような業務違反をする商人はここにゃあいないさ。夏祭りの運営や手配をする女たちだよ。みんなルールやマナーの大事さをわかってるよ」


「ご心配をおかけしました……その通りです」


「ほんっと、可愛げのあるお客様で、スケッチの許可も出してもらっているし、新装版ハネムーンキャンペーンのパンフレットはいいものができそうだよぉ! ありがとね!」


 こつんと肘で脇腹をつつかれる。

 もう、ずっと前から友達だったみたいな気がしてくる。こんなに距離が近くても怖くなく、心地いい人たちだと感じるのは、あたたかな人柄が夏にぴったりだから自然に受け入れられるのかもしれない。


 それにしても私とフェンリルのパンフレットか。

 軽くジェニメロ王子に聞いていたけど、この女性たちの目が「金」マークになっているようなところをみれば、けっこう大きな事業になるみたいだな。

 まあそれもいいか……。

 夏と冬がつながっているという記録が残るのだから。

 そのためにも私たちはハネムーン行脚をしているのだから。


「フェンリル、あっちの布も押さえてくれる? そうそう、助かるよ」

「エルとこのような地道な作業をするのは珍しいな」

「そうだねえ。魔力たくさん使った大きなことをする場合が多かったかも。これはこれで私は楽しいな。細かい作業ってけっこう好きなの」

「私も興味がある」

「本当? じゃあ針で布同士を縫うの、やってみる?」

「借りよう」


 フェンリルって器用だって思ってた。

 けれど糸を縫う線は、あちこちに飛び散ってしまう。

 少し前までは、オオカミとして過ごしていたんだもんね。気が遠くなるほど長い時間を──。

 私たちと交流するために再び人型になってくれたんだ。

 だから、私はフェンリルが人のように楽しむことも増やしてあげたい。


 線をまっすぐに縫うコツを教える。

 でも布がくっつけばいいんだって、と追い詰めたりしないように。

 楽しい。私たちは自然に笑っていた。


「けっこうできたね。いくつも作る丸い形、これもまた一つ完成だよ。あっちも終わってるみたいだ。ほころんでいる場所がないか、広げてみようか。そっち持って」

「「「はーい」」」

「そおれっ!」


 夏祭りの支度──さまざまな色の布を、縫い合わせて、気球のようにふわりと浮かべる。いくつも。丸く膨らんだ布が空にのびあがり、満足げに頷いた委員長がOKを出した。

 明日になるまで浮かべておいて、どこもほころびずに浮かんでいるようなら、完成とするそうだ。気球のようにしたから風を送るための魔法道具が設置される。


 私たちはそれを見上げながら、庭にタオルを敷き、腰を下ろして南国フルーツのジュースを飲んだ。



 お祭りというのは何かしらの意味が込められるものだろう。

 夏といえば、故人の魂をしのぶ盆踊りしかり、地域の復興を祈ったり、日頃の感謝を込めてみたり。


 そのようなものが夏祭りにもあるだろうか?


 ぼんやり考えていることを、フェンリルはわかったようで静かに私の頭を撫でてくれたけど、商人のみなさんも負けじと勘を働かせていた。


「冬姫様。夏祭りのことをわたしらが教えてあげましょ」


 委員長さんもすっかりと肩の力が抜けていて、くだけた口調だ。


「夏祭りにはたくさんの人が参加します。国外の人もやってくる。

 だからホヌ・マナマリエ島のことを伝えたい──そのような趣旨を持つイベントです。私たちだってみんなそう思っている。ホヌ・マナマリエのことをもっと知ってほしいって!

 昔からこの島の人々が語り継いできた物語を、あちこちで巫女が歌うのです。それに合わせた南国の音楽により、私たちは踊ります。

 しずかな家族の物語ならば、ゆったりとしたホヌ・フラ。

 困った争いの話であれば、リズミカルな舞踊曲。

 かがやき燃えるような恋の話であれば、ヒマワリのステップ」


 恋の話──と単語が出たとたん、きゃーっと黄色い声がみなさんから飛び出た。

 陽気な夏の人々の声は、明るい黄色をイメージさせる。

 そのあとに続く彼女たちの個人的な恋の話などは、燃える太陽の熱さを感じさせるように情熱的。

 なんだか聞いているこっちが照れてしまうくらい。


 私とフェンリルだってたまに「氷が溶けそう」なんて表現されるくらい、その、イチャイチャすることもあるけど…………立場ゆえに大勢に知られているだけで、どちらかといえば秘め事だ。


 それに対して、夏の人たちはすすんで情熱的な恋のことを明らかにしているから、文化が違うなあってびっくりしちゃう。


 いつの間にか給餌係を率先して、おやつを配っていたジェニ・メロがすばやくメモをとっている。子どもに聞かせてもいいくらいの話に抑えておいてね、とみなさんのあふれるような恋バナを聞きながら、ヒヤヒヤしちゃう。


「こういうのよ。ヒマワリの飾りをつけてね……」

「そして布地を思い思いに体にまとうの。なんでもいいわ。夏の大地で採れたもので織った布ならば。新品でもいいし、古布でもいい。夏にまみれよう、夏になってみようって、自分の主張をおさえて大地そのものになったつもり……と酔うのがいいわ。あ、お酒はNGだからソーダ水よ」


 ジェニ・メロが「「見たいな♡」」というと、一式を身につけた中年女性が大きくクルリッと踊った。

 腰回りにてきとうに結ばれた布は、もともとの伝統衣装の裾の広いスカートの上にのっかり、大きな金魚の尾みたいにヒラリとした。すごくいい!

 男性の伝統衣装もそういえば幅の広い白のズボンだったから、映えるだろうなあ。


 みんながそろって、いつもとは違う服装におめかしして踊り明かすという夏祭りであれば、その熱気に、誰でも紛れることができるだろう。そう、誰でも……。

 動き続ける人の中で、個人が注目されずに踊る、それが目的なのであれば。


 私にはまだピンと来なくても、夏祭りを何度も経験している彼女たちがそう確信しているならば、可能なんだろうね。


 もうちょっと、深く聞いてみる。

 他国の要人が参加するようなこともあるそうで、しかし、踊っている最中は見つけられなかったわ! とのこと。

 きっとあなた方だって分からないわよ、こんなに綺麗でもね、と気を利かせた一言が、ここにいるみんなを面白がらせてまた風船が膨らむような笑い声がはじけた。


「ホヌ様も参加されるんですか?」


「ホヌ様は……」


 ねえ、と、周りをうかがうような視線が彼女たちの間で交わされる。

 誰が言おうか、といった具合だ。


 すっ、と委員長が手を上げた。


「私が幼い頃はホヌ様も参加なさっていましたよ。むしろあの頃は街がこれほどまでには大きくなくって、日頃から目立ちすぎてしまっていたゆえ街を歩けなかったホヌ様が、夏祭りだからとおおはしゃぎでしたとも。森からやってきた彼女と手を取り合って踊っていただいたこともございます。その時、爪が黄金のように輝いたことは私の一生ものの思い出です」


 委員長はしわがある細い指先の黄色の爪を、大事そうに撫でる。


「しかしながら最近は参加なさっていませんね。ふだんから街に人が増えてホヌ様の行動が自由になったからでしょうか。それとも、他に理由があるのかもしれませんけれどねえ。そこまでつっこんで聞くのはねえ……」


「そうなんですね? 委員長いいなあ! わたしたちもホヌ様と踊りたいな。ちょっとした挨拶はして下さるけど、少しの時間が経てばたちまち遠ざかってしまうから……。

 わたしたちとは違う高貴な存在なんだなって思っちゃいます」


 私が手をあげる。


 彼女たちは、いっせいに私とフェンリルを見る。


 フェンリルはジュースを飲んでごきげんだし、私はといえばさっきコップの淵に差し込まれていた赤い果物の汁が頬につきまだ色がとれていなかった。


「あははははは!」


「こ、こら。すみません冬姫様、夏の娘たちはどうにも気楽で」


「いいんですよー。みなさんと交流するの楽しいですもん。今回の支度に誘ってもらえてよかったです。布を縫うのも、みんなで力を合わせるのも楽しかった。私、そういう仕事もしたことがありますよ。純粋な人間だったときに──」


「そういえば元は人間じゃんね」


 一番若い娘さんが、スイカを齧りながらそう言い、種をぽろりとスカートに落とした。隣にいたお姉さんにゲンコツを食らっていた。


「元は人間、今も人のよう、と見てもらえた方が嬉しいです」


 私がいうと、みなさんは「ほおー」と息を吐き、さわさわと噂をした。どうする? というように。


 あまり時間はかからず、彼女たちは早く決断を下す。


「あの。もしよろしければ、お願いしたいことがあります。ホヌ様を夏祭りに誘っては下さいませんか?」


「わたしたちだってホヌ様が参加してくれたら嬉しいもんねえ!」


「それだけじゃなくて、昔楽しめていたなら、ホヌ様だってまだまだ楽しいだろうってことよ。王宮は最近なんだか堅苦しいし、ホヌ様が気を遣ってるんじゃないのお?」


「言えてる〜」


 空気を読むことに敏感な女性たちだと思っていたけれど、そこまで察していたとは。感服です。


 けれど彼女たちはいわゆる平民で、階級社会の名残で王家があるこのホヌ・マナマリエにおいては気軽に声をかけることはできないのだろう。


 いいでしょう。

 潤滑剤になりましょう。


 そうやって利用してくれて構わない。心地よい理由なら大歓迎だ。

 今の私は王族と話し合いができる身分のもの。四季獣とも話してよいとされる同族のもの。冬姫の仕事として、やるべきことを見つけられた。


「フェンリル! いいかな?」


「やりたいのだろう。やってみるといいよ。何か起これば私が対応することもできる。それが冬姫を教育する先代の務めでもあるからね。エルにやる気があるのはいいことだし、けれど、心得ておいてほしいのはこの夏の島は春の国のように乱れてはいないこと。整っているように見えるものに手を加えるなら慎重にするんだよ」


「……うん……!」


 フェンリルはフェンリルで、感じ取っている空気感があるようだ。


 別視点で協力してくれる人がいるのは、ありがたい。


 それがなにかは、なかなか教えてはくれないけどね。


 フェンリルはなかなかスパルタだ。あとで直せるくらいのことであれば、私が失敗をしてみるのもいいと思っていそうだ。これからフェンリル族として生きていくなら、不慮の事態だって何度もあるのだろう。それをフェンリルだって実感してきたのだろう。私だって、乗り越えられるような存在にならなくてはいけないのだから。なりたいんだから……!


 飴と鞭使い。

 フェンリルはとびきりの笑みを私に向けた。

 さすがに、勇敢な女性たちも数名は卒倒した。すーごいきれいだもんねえ。わかるよ。


「私がホヌ様を誘ってみますね」


「「カイル王子もお祭りには行かない予定だそうですよ」」


「えー、そうなんだ。もしかしてさあ……。……フェンリル、カイル王子の方を夏祭りに誘ってみてくれる? えーと、せっかくの市民の頑張りや盛り上がりを王子として確認するのはアリだと思うんだよね」


「わかった」


 彼にまかせれば安心だという感覚がある。

 フェンリルは夏の言葉はカタコトしか話せないけれど、カイル王子の方がフェルスノゥ語を使える。それから彼は四季獣を敬いすぎるくらいに敬うタイプなので、言葉に耳を傾けてくれるだろう。


 フェンリルはマイペースな人たらしだ。彼のゆったりと構えている雰囲気は周りにいる人を安心させ、本音を引き出すようなところがある。それにフェンリルは誰かの気持ちを操作しようとせずに自然な流れとして受け止めてくれるから、相談をしやすいだろうな。


 ……あ、夜の守人族。あちらはどうしよう。


 ど、どうやって聞こうかな。


「街のみなさんと、観光客と……そういえば先住民族の方もいらっしゃるんでしたっけ」


 ストレート。

 私にはこういう雑談テクニックみたいなものが無いからね……。

 できないことは背伸びしないで、確実性をとるのも大切だよ。


 それに、禁止事項を聞くわけでもないんだから。


「ああ、夜の守人族のことですね。来ますよ〜。というか伝統的な踊りを小さな舞台上でやってくれるのはだいたいあの人たちです。身体能力がすごくて踊りの迫力が違うんですよお! 近年ではあえて街から森に学びにいく人もいるほどなんです」


「かっこいいんだよね〜。けっこう美男美女揃いだしね」


「ワイルド系の先住民族の方で、ちょっと引っ込み思案な感じがしますけど、夏の言葉で意思疎通もできますし、社会常識はある人たちです。冬姫様たちも怖がらずに話しかけていいと思いますよ」


「ありがとうございます。実は、前に女の子と知り合いになって」


「あ、知ってるかも。けっこう街に遊びに来るんだよね〜!」


 わいわいと話しながら、頭の片隅で考える。


 夜の守人族も来るし、街の人たちとの関係は悪くなさそうだ。

 別文化の隣人として認めているみたい。


 だったら、ホヌ様とカイル王子が参加してくれたとしても、それは独占にならず、夜の守人部族長にとっても、恋のステージへの条件は同じだと言えるでしょう。


 大した進展なんてなかったとしても、自分達の関係性について考える機会があることで、気持ちに区切りがつけられると思うんだ。


 ずっとただ想いやるだけなのは、甘酸っぱくてやがてつらい。

 とくに彼女は長く生きて王子たちは人間の寿命を迎える。

 私が、フェンリルの寿命はあとわずかだって思っていたとき、もうすぐ死んでしまうかもしれないって気づいたとき、まだ一緒にいたくてやりたいこともあったんだって、溢れるような後悔が押し寄せた。

 あのときの気持ちがホヌ様たちに重なるんだ。

 だから、余計なお世話でもあるだろうけど、彼女たちが離れて過ごしているやるせない時間を、少し近くにしてあげたいんだ。


 王様と話しているときに私はいろんな理屈を述べた。


 けれど根本にあるのは、この心なんだろうな。


 まだ間に合うし、今でしか間に合わないことでもある。

 私たちがこの島にいるうちでないと、ここまで強引なお誘いはしてあげられないから。


 自分の気持ちを、後悔にしてしまわないで。

 どうか花が咲いて、みなさんが生きていくための種になるまで育ててほしい。



 また明日、と声をかけあって私たちは解散した。


 その裏庭に私たちはまだ残っている。

 ジェニ・メロ王子はハンモックで眠ってしまい、北国からついてきた警備の人たちが彼らの安眠を守っている。


 夜がふける。昼よりは涼しくなり、ここは木々の影も多い。

 小さめの獣になったフェンリルの毛並みに、私は埋もれさせてもらった。


「私、幸せなんだ」


<そう、私も幸せだと思っているよ。四季の巡りを感じているとき四季獣は幸せを感じる。そして愛情を分かち合っているとき人の魂が幸せを感じている。それは共存できるものだ>


「うん……」


<不安なんだな。おせっかいをしすぎたかもしれないと振り返っているのだろう。そうやって不安になり、それでも動き、失敗も成功も経験するがいいよ。私が支えよう>


「フェンリル。ありがとう。きっと春の国の時よりも、やらなくちゃいけない切羽詰まった理由がないから、これでいいのかなって考える時間がありすぎるんだ」


<そうだな。暇があれば勘は鈍る。それでも平和な時に勘を使うという練習をするんだよ。まずはたくさん考えてから眠ることだ。いい夢が見られるように祈ってあげよう。おやすみエル。私の愛娘と呼ぼうか?>


「うーん、今はね、名前を呼んでもらうのが嬉しかったよ。ハネムーンだからね。おやすみフェンリル」


 くっ、と喉の奥でフェンリルが笑って、私はとろとろと眠っていった。



 その日、空は曇っていて、風邪を引かなかったですか!? と夏の使用人の方に朝一番に心配されてしまった。

 冬の民はこれくらいヘッチャラです! とジェニ・メロ王子が元気よく答えた。








読んでくれてありがとうございました!


【お知らせ】

まんが王国様でコミカライズが更新されました。


みなさまがどちらも楽しんでくれたら嬉しいです₍˄·͈༝·͈˄₎◞ ̑̑


よい週末を!


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