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一話完結小説

俺「10月から消費税10%か」

作者: ケイ

25作目です

俺「はあー、10月から消費税10%か。今でさえギリギリなのにやべーなあ」


親友「まあ、仕方がないんじゃないか。これも日本のためだよ」


俺「それは分かるんだが10%だぞ。1万円の物を買うと千円もかかるんだぞ、滅茶苦茶でかくね」


親友「それなあ、10%になる前に高い買い物は済まさねーとな」


俺「だな、金貯めてテレビ買わねーと」


親友「俺君のような奴は多いと思うから増税後は一時的に消費は落ち込むだろうな」


俺「そうだな、だがずっと何も買わないわけにはいかないから増税後はどうしよう」


親友「取り合えず店で食う時はテイクアウトした方がいいぞ」


俺「え、何で」


親友「何とか法でテイクアウトは8%なんだ」


俺「それじゃー店で食う奴いなくね」


親友「そうなんだが、それはそれこれはこれ。8%なんだから安く済ませよう」


俺「確かに安い方がいいな」


親友「後お得に買い物するためにクレジットカード作った方がいいぞ。ポイント付くから」


俺「ポイント?]


親友「消費が落ち込まないようにポイントが付くようになるんだ」


俺「なら、さっそく楽〇カード作らねーとな」


親友「これからはクレジットカードの需要が上がるからクレジットカードの会社の株価は上がると思うんだ」


親友「だから今の内に株たくさん買っているんだ」


俺「お前スゲーな。預言者か」


親友「これくらいネットで調べればだいだい分かるよ。俺君はネット、YouTube見ることくらいしか使ってないだろ」


俺「うう、これからはYouTube以外にも使おう」


俺「でも、増税した分の金ってどこに使われるんだ」


親友「教育の無償化と日本の借金返済に使うらしい」


俺「本当に正しく使われるのか」


親友「正しく使われると信じるしかないな」


俺「無償化はともかく借金は上げたところで焼け石に水だろうな」


親友「確かにな、100%にしても無理だろうな」


俺「そうそう日本を良くしたいなら消費税をチマチマ上げるよりもっと革新的な事をやらねーとな」


親友「革新的な事って何だよ」


俺「…とにかく革新的な事だよ」


親友(答えを濁した)


俺「ああ、そんな人が総理大臣にならないかな」


親友「そんな人が今の政治家にいないだろ」


俺「なら俺が政治家になる」


親友「はあ」


俺「俺が日本を変える」


親友「本気で言っているのか」


俺「本気だ」


親友「無理無理無理無理。目立った事も成し遂げてないだろう」


俺「そんなことは関係ない。なぜかは知らんが当選する気がするんだ」


親友「気のせいだ。絶対気のせいだ」


俺「俺はやるぞ。さっそく行ってくるわ」


親友「おい」


俺 ピュー


親友「もう、好きにやらせるか」



~次の日~


親友「選挙に出る準備してきたか」


俺「ああ、それなんだが」


俺「どこへ行けばいいのか分からないからやめたわ」


親友「あ、そう」



(終わり)


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