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二日目(2)ギルドはハイテク


程なくしてギルドについた

ギルドの中はホールのようになっていて待ち合いのイスやATM?のような物まである


総合受付やクエスト依頼なんかをここの建物行って、納品や鑑定は隣の棟で行うと言う事だ


まずは受付だな

受付女さん指定なのかみんな首にはスカーフを巻いてる、革のベストにシルバーのアームバンドがダサかっこいい、破壊力のある胸元にはギルドのバッジにタッチペンをしている、眼鏡にお下げが似合ってる地味娘さんだ

「おはようございます」


「おはようございます、ボルカギルドへようこそ」


「初めて利用します、コインをギルドカードに入金をしたいのと残金の確認をしたいんですが、このカード使えますか?」


サイフにいつの間にか入っていた円のマークが書いてあるカードをギルド職員に出す


「見たことないカードですね、少し確認してみます」


そう言うと彼女はカードを手元のプレートに置き胸元のペンでカードをなぞると、何かを確認したあと返してくれた


「魔力は通るので使用できると思います、個人情報の為内容までは確認していません、入金と残高確認でしたらあちらの無人カウンターで行なえますがこちらで確認いたしましょうか?」


部屋の隅にあるカウンターを指指す


「ありがとうございます、無人を利用してみます、あと依頼は何処で受けたら良いですか?」


このカードに関してはわからない事も多いので、まずはオレだけで確認したい

あとはクエスト、異世界と言ったらギルド!ギルドと言ったらクエストだ!じつはクエストに関していくつか考えがある


「ご依頼ですねはあちらの求人カウンターで行っております、こちらの番号札を持ってお待ちください」


そう言うと白いプレートに番号の書いてある物を渡された

求人ってハロワみたいだな


求人コーナーの混み具合をみて、先に無人カウンターに行く事にした



「えーっと、こうでいいのかな」


付属のタッチペンで操作すると、正面のプレートに文字が浮かび上がる


「所々のハイテクは、さすがファンタジー使用だな、便利でたすかるけど」


プレートには残高と入金、出金のマークがあり

それと無事にギルドカードの機能もあるらしく、オレの名前とLVの表示(もちろん1だ)、職業欄は空欄、スキル欄も空欄だ


「残高は余裕があるな、入金前なのに残高があるってことはやっぱりこれも、キャッシュカードやクレジットカードの異世界補正ってやつだな」


コイン投入口にコインにを投入し入金をすませる

サイフがスッキリしたところで他の項目をみてみる


「LVは1だけど上げてる間もないし、予知スキルなんて知られない方が絶対良い、職業欄はどうしたもんかな」



そうこうしてる間に求人受付が空いてきたので向かっていく

受付につくともらった番号が呼ばれた受付に行く


担当の人はたまに町でも見る獣人だ

この女性も首にはスカーフを巻いて、胸元にバッジとタッチペンをしている、それからなんと言っても、獣人の証とも言える耳がピンクのボブヘアからのぞき出ている、マンチカンみたいなタレ耳が可愛いなぁ、


等身大ネコ、最高だぁ


「どうぞおかけください、マーチと申します、今日はどういったご要件でしょうか」


「一緒におふっっ!、ちがう!」

リアル猫風呂をいきなりお願いする所だった危ない


ここは慎重にいこうまずはお友達そして文通を経ての交際記念曜日には毎週プレゼントをそしてお付き合い一ヶ月にはついにゴールイン!!


・・・違う

不思議そうな顔をしてるネコ娘に、要件を伝えた


「合法ネコ祭りですね」


「え?」


「え?いや、あの依頼を受けたいんですが」


「あっはい、依頼はまずは職業やLVからオススメできる仕事をご紹介させていただきます」


やっべぇどうにか誤魔化せた

はぁ、マーチさん声がまた良いただ語尾はニャではないのが残念だが逆に今は助かる

気持ちを切り替えよう


「そうですか、実は私LVが1しかなくてですね、LV1だと難しいですかね?」

オレの望む仕事にはLVは関係ないと思うけど、実際依頼する側は高い方が安心だな


「大丈夫ですよ、モンスターの討伐依頼や護衛、遠方への薬草採取などにはLV指定の依頼も多いですが、LV指定でない依頼からあなたに合う依頼を探しましょう」

不安そうなオレに笑顔で答えてくれる、この人なら職業の事を話しても良いかも


そう言うとマーチさんはプレートを操作し始めた、幸いLV関係なしの依頼もいくつかあるみたいだ

どんな仕事があるか教えてくれる


「今ある依頼は家の掃除、赤ちゃんの面倒、お店番、薬の配達ですね、どれも今日からできます」


そういうと、プレートの向きを変えて見せてくれたくれた


「町になれてないので町の色んな場所で働きたいですね、あとはお店なんかも良いですね、ここれなんてどうですか薬師さんの配達依頼」


「良いですね、おじいさんが最近腰を悪くしたみたいで配達が出来ないんです、場所は分かりますか?」



「地図ってもらえます?場所をメモしないと迷っちゃうんで」


地図を借りて本を下敷きにして場所を記入する

他の依頼もカメラに残した


依頼人の名前、住所、年齢まで記されてる

この情報は貴重だ、迷惑メールやネットの宣伝なんかも年齢や性別によって商品が変わるのと同じ


この情報で、交渉の仕方を変えて行けば良い



「他には何かありますか?」


「実は職業なんですが、私防災コンサルタントという仕事をしています、地震などの予防方法を教える仕事です、依頼先でそのような機会があれば防災の話を勧める事もあると思います」


「正直に言っていただきありがとうございます、ご存知かとは思いますが、最近は詐偽が流行っていますので非ぬ疑いをかけられる事もあると思います、それでもやるつもりですか」


「はい、悪いことはしていませんし一人でも多くの人に知ってもらいたいんです」

ここはキチンと言っとかないと、ギルドは自治体みたいな所もあると思うから、味方につけた方が絶対得だ、まずやります!悪くないから!で怒られたら素直に謝る!これでレッドカードがイエローカードぐらいになった、なったら良いな


「わかりました」

ずっと見つめてたら顔を赤くしてそらされた

かわえぇなぁ


「けど、防災って事自体わからないですがどういった事を勧めるんですか」


「そうですね基本は地震で物が倒れないように家具の固定、窓ガラスなどの割れない処理、調理場火災の予防、消火の準備」


「あと夜であればライトがあった方が心強いでしょう」


「それから災害備蓄、保存食などの取り置きですね」


「それからポーションの取り置き、これは今日薬師さんにお話したいと思っています」


「それから」


「ちょ、ちょっとまって下さいまだあるんですか?」


「いや、まだまだですよ今の話は自助じじょ、自分で自分を助ける(守る)それが出来ないと他人を助けられません、それからギルドにやってもらいたいのは共助きょうじょ

「共助ですか・・」


「共助というのは、隣り合った人と助け合う、その町みんなで助け合うという事です、ギルドには地震の後の手助けをしてもらいたいと思っています、その為にもしっかり自分の身は守って下さいね」


「はい、わかりました、けど、防災のお話はとても為になったんですが依頼の方にもそろそろ行ったほうが・・・」


「あっ」



--


誤字、脱字、見直してはいますが御容赦ください


だんだん勢いで書き始めたつけが回って来てます(もう!?)


投稿が追いつかない→今後は間隔を開けてより良いものを作っていきたいと思いますので御容赦下さい


話が違う方向に進む→かわいい子には旅をさせたいのですが、親の財布には旅費(引き出し)が無いので出来るだけ抑えてもらってます


今後ともどうぞよろしくお願いします


*注

◯マゾンなどの伏せ字が気になるので、近いうちに違う名前に前の話変えます、ニコニコマーケット的な感じだと思います



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