コレガ!、噂の異世界転生、っていうやつですね!
どういうわけか異世界に飛ばされた俺アキラの
異世界ライフを描く物語!
ハーレム!チートスキル!主人公補正!
そんなのあるわけないだろおおおおおおおおおおおお
と、
そんな気持ちで書いたモノです
なので、僕の趣味全開の小説になると思います
異世界でよくある”中世と似たような世界観”でもないです
まあ。
何かの縁があったと思って、適当に読んでくださいな。
さて、俺はこの物語の主人公となってしまったが
どういうわけか、俺は異世界に飛ばされたらしい
転生、ではなく、飛ばされた、だ
別に俺は死んでなんかいないさ。
いいな?
で、早速だが
道に迷った
当たり前だ、俺にはチートスキルなんぞ無ェからな
さて
俺はどんな所で迷ったのかと言うと
辺り一面ビルまみれ、目が痛いほどに輝いて
さらに、変な形のオブジェ?まである
三角なのか?四角なのか?あのオブジェ
わっかんねぇや
あと、ちょっと空が遠くなってきた気がするなぁ
一体ここは海抜何メートル、いや何キロだよ?
それに、宙に車らしき物が平行に行き来してらぁ
なんだい、一体この世界は
SF映画でも見てるようだなぁおい
俺が飛ばされる前の世界より文明レベルが圧倒的に違いすぎる
高いほうで、だ
こんな世界じゃ、未知の言語も一瞬で翻訳されそうだ
すこし周りを見ると、どうやら俺は裏路地みたいな感じの
場所に突っ立っているようだ
・・・・裏路地には見えないがな
と
そこに
一人の女の子が
俺の胸辺りまでの背があって
髪は普通にセミロングって感じで
胸はいたってノーマルな感じ
いたって普通の女の子だ
異世界の女性も前いた世界と同じ感じでよかったぁ
「!&#(!#$()」
!?
なんだなんだ
一体何語喋ってんだコイツ
俺はビックリしすぎたせいか
「日本語でおk」
素で言った
日本語で、だ
未知の言語を話す娘に日本語は通じないだろ、と
心の中で突っ込みを入れた
異世界に行かせるならせめて日本語喋らせろよ・・・・
俺は日本人だからよぉ
と、思ってると
「日本語デ翻訳シマスネ、ええっと、こんにちは?」
「こ、こんにちは・・・・?」
日本語で喋ったじゃねぇか
なんだいなんだい
思ってたとおり一瞬で翻訳しやがったよ
なんだよこの世界は
「っていうか、時間的にこんばんはだろ?」
あっ
いつもの癖で突っ込みを入れてしまった
あちゃー、見ず知らずの女の子に突っ込むとはねー
異世界に飛ばされてもやっぱ癖は治らないかー
さっきまで未知の言語を喋ってた方に
突っ込みを入れる俺はある意味すごいのかなぁ
「ハッ!そうでしたね、コンバンワー」
この子も見ず知らずの男に突っ込まれても
あまり恐怖を感じて無いってのはすごいが
まぁ、俺が今いる世界はどんなところなのか
早速聞いてみよう
「こんばんは、ところで、ここはどこなんだ?」
「エッ!もしかして、この世界の人ではない・・・のでしょうか?」
「ま!?まぁ、そう・・いうこ・・とに・・・は。。なるかな」
この娘エスパーかよ
いや、もしかしたらそういう技術がこの世界にはあるのかもしれない
「エエェェエエ!!!びっくりデス!」
無かったアアァァァァァァァァァァァ
考えてることがそのまま読める技術はこの世界には無いのかァァァ
・・・まぁ、思えばあったとしてもプライバシー云々で違法になってんだろうな
まぁ・・・ねぇ・・・
ふと、思うと
「コレガ!、噂の異世界転生、っていうやつですね!」
「いやいやいやいや、俺は死んでここに来たわけじゃない。それと、
平行世界から来たかもしれないじゃないか!」
なんだろう、この子、色々ずれてる感じだな・・・
いや・・俺もずれてるのかもしれないな
さてさて
本題だ。
「もう一度言うが、ここはどこだ?」
「ココハデスカ?、ここはX5宇宙系の・・・」
「う・・宇宙系!?!?!?!?!」
おいおいおいおいおいおいおいおいおい
宇宙系ってなんだよ、新語か?冗談か?
どう考えても可笑しいだろ
この景色からみて、銀河系のーー
と、始まると思ったが
予想を遥かに超えた
・・・・つまり、この世界は多宇宙理論が証明されて
さらに、宇宙間の行き来が出来る世界なのか・・??
考えるにつれてどんどん分からなくなってきた
・・一回、深呼吸だ。
「ド、ドウカシマシタカ?」
「い、いや・・・色々可笑しすぎて、な。とにかく、話を続けてくれ」
「ソウデスカ、ここはーー」
「いや、正確な位置じゃなくて、どんな場所なのかだけ教えてくれ
色々こんがらがる・・・・これだけで俺二人分の頭がパンクしそうだ・・・」
「ハッ、すみませんでした、さて、ここはですね・・・
シャマシュという、都市です、ハイ」
「へぇ」
とりあえず、俺は見知らぬ土地に飛ばされたわけだ
あっ、肝心なことを忘れた
「まだ、名乗ってないな、俺、アキラってんだ、よろしくな」
「ワタシモ、名乗ってませんね、私は、クゥエって言います
こちらこそ、よろしくお願いします」
さて、この世界の住民と知り合いになったし
案内してもらおっかな
迷子が見知らぬ土地で適当に歩いたら
なにが起こるのかもわからないし
そもそも、俺は何も知らなすぎるからな
案内してくれと頼んだら、快く受け入れてくれた
トントン拍子に事が進んでいくが
「初めて出会った人がクゥエで良かったよ
クゥエに出会ってなかったら、俺、今頃どうなってたんだろうな」
「ソウデスネー、多分、ここのかわいい動物に殺されてたでしょう」
「・・・・両方の意味で殺されるのはちょっと面白そうな感じだな
・・・でも、俺を見つけてくれてありがとな」
「! 告白デスカ?初対面の娘に告白とは中々面白い人ですね」
「いや、告白じゃない、感謝だよ」
会話しながら少し歩いていると
俺たちのいる方に、何かが接近してくる
後ろから接近してきため、俺はわからなかった
音もなかった、あったとしても風の音と聞き間違えるほどだと思う
「ア!来ました来ました、さあ、乗りましょう」
「ん?何に乗るんだ?」
「車デスヨ、後ろ振り向いてください」
言われるままに、俺は後ろを振り向いた
・・・・・・・・
え?
その乗り物のデザインは
未来を感じさせない、懐かしく思わせる
ここだけ、この世から切り離されたようにも思える
飛ばされる前にいた世界で、観た事のある
至って、普通の、車だ。
普
通
の
車
だ。
・・・・・・・
「普通の車じゃねぇかああああ、未来ドコ!?
未来どこおおおおおおおおおおおおおお?!?!?」
「ドドドド、どうしました??、アキラさん」
「ここって異世界いいいいい???異世界なの?異世界なの?ええええ??」
「アキラサン!、ここはアキラさんにとって異世界ですよ!」
「まじかあああああああああああああ」
俺は、生まれて初めて、生まれて初めて
カルチャーショックというのを味わった
大量のわさびを付けたカマトロみたいな感じの味だ
美味しくて、辛くて、美味しくて、辛くて
・・・カマトロ食った事ないがな。
とにかく、俺は、ショックから半ば立ち直れてないまま
普通の車に乗った
内装も普通だった
ただ、今まで乗った車と比べられないくらいの
極上の乗り心地だ
・・・でも、乗り心地は前の世界でも高級車なら
このくらいあるのかもな
「デハ、出発しましょう」
「タイヤで走るのか?これええっっへええへへえええ」
なんだよなんだよなんだよなんだよなんだよなんだよ
なんなんだよおおおおおおおおおおおおおお
揺れも何も感じさせないまま
ただ真上に垂直に移動したような感覚を味わった
実際、垂直に動いた。
奇妙だ、奇妙すぎる感覚だ
その感覚が、異世界にいる事を思い出させた
「ドウカシマシタカ?」
「いやいやいややや、あっ・・・」
「アキラサン!、どうかー・・・・」
ショックすぎて、乗ってる間は気絶していたのかもしてない
「ハッ!俺は一体・・・・」
ええっと・・・
異世界に飛ばされて
クゥエに出会って
車に乗って
で・・・
そこから記憶ねえな
それはいいとして・・
「ここはどこだよおおおおおお」
「ビクッ、アキラさん、起きましたか。アキラさん、
車で叫んだ後気絶したんですよ」
「気絶したのか・・・・・やっぱり、ところで、ここはどこだ?」
「ココハデスネ、私の家ですよ」
い、家?
たしかに、家だな
俺が住んでた家とはあまり変わった感じもしないし
むしろ、おしゃれな感じだ。
天井までの高さが少しある、出っ張りがあるから
たぶん何処かに階段とかハシゴとかあって
二階にいけるんだろう
リビングには
椅子や机などの家具が置いてあったり
文庫本や漫画が入った棚
見るだけで、どんな経緯でここに置いてあるのかわからない
なんとも言えない観葉植物が置いてあったり
完璧とも言えるレイアウトの水槽にどんな名前なのか気になるほどの
綺麗な魚が楽しそうに泳いでいる
後はー
フィギュア
ん?
異世界にも、未来チックな世界でも本は廃れてなかったか
が、なんだ?あのフィギュア
徐々に寝ぼけから醒めて周りが見えてきたが
ショーケースらしき家具には
見るからに美少女キャラのフィギュアが並んでいる
数はあまりないが、とにかく、フィギュアが置いてある
これは後で問いてみようかな
その前に
「ちょっと気になるが、どうやって俺をここまで入れたんだ?」
「ドウヤッテッテ、車から降ろしたあとに、担いでここまでー」
「か、担いだ!?」
おい、俺の胸あたりまでしかない女の子がどうやって俺を
担げるんだ?
最後に体重測った時は70kgはあったぞ
一体どんな担ぎ方したら俺をここまで運べるのだろうか
「どんな運び方した!?」
「ソノママ、おんぶの形でここまでです、結構軽いですね」
「か、軽い?俺は70kgもあるぞ・・・」
「キログラム?何ですか?その単位」
「キログラムは無い世界なのか、キログラムってのは質量の基本単位だ」
知らないってのは当たり前かもな、そもそも違う世界な訳だし
「ヘー、ってことは、どれだけ重いか、ですね」
「まぁ、そうだ、ところで、クゥエ、場所教えてもらうとき
「X5宇宙系の・・・」って言ってたじゃないか
って事は、お前、なんていう種族だ?俺には人にしか見えないが」
「エエ、アキラさんがいた世界では多分そう言われてると思います」
この世界ではどう言われてるのかな?
と、考えてる間に彼女は一つ深呼吸をして
「ワタシハ、所謂、サイボーグです」
「・・・・・・・ほう」
サイボーグか・・・
サイボーグ
サイバネティック・オーガニズムの略称であり
一般的に、体の各器官を人工物に置き換えた人の事を示す
義肢を装着した人も広義では、サイボーグと言える
「どこからどこまでが人工物なんだ?」
「今は全部デス」
「今は全部、ときたか・・・となると、元々肉体があったんだな」
「ハイ」
超速理解
「でも、サイボーグに見えないな」
「ソウデスヨネ、でも、結構いるんですよ」
「まぁ、そうだろうな」
未来だな、本当に
「ところで、あのフィギュアはなんだ?」
「?アレデスカ?私の写真ですよ」
「写真・・か」
写真まで二次元の幅を超えて3次元にきたか
でも、あれが写真なのか?
どう考えても美少女キャラクターのフィギュアでしょ
「アノ写真ハ、私が毎回、手術する前に撮ったものです」
「手術する前・・か、何があったのか?」
「ソノ話ハ・・・・今度にしてください」
「あ・・・ごめんよ、それに、今日が初対面なんだからな
いろいろ済まない」
何初対面の女の子の気に障るような事を言ってしまったんだ俺は
「イヤ、8歳の頃からどんどん肉体に飽きてしまって、それで、
12歳の頃に、一回目の手術をしました」
え。
「えええええええええええええええええええええ
ちょっと待て、お前なんで肉体に飽きるんだよ!
何があったんだよおおおおおおお」
「エエ!!、そんなにビックリする内容なんですか?」
「俺にとってはビックリするよ!ってか、肉体に未練は無いのかよ?!」
「アリマセンネ」
「少しは未練持てよおおおおおおおおお」
俺は
俺は異世界で
とんでもない方に出会ってしまったようだ。
全く・・・・異世界にも変人はいるんだな。
どうでしたか?
趣味で興味本位で暇つぶしに書いた物語ですので
人に読ませる気が10cmくらいしかない感じですが
批判も批評も大歓迎なので
それに、逆に、評価してくれるのが嬉しい限りです
まぁ、そんな感じですかね
基本的に不定期更新なので、これ投稿したきりになるかもしれませんが
気が向いたら、書く
そんなスタンスでいきたいと思います
なんか真面目に書いた気がする。
なんか街の名前とかちゃんと由来のあるものにしたいと思った