プロローグ
「ねぇ。人との最適な距離……知りたくない?」
と……彼女はポツリと呟きました。
そんなの誰でも知りたいに決まってます。
たった1人だった友達にも裏切られ
もう、私は一人ぼっちです。
一人ぼっちは嫌です。悲しいです。
私を一人にした友達が憎いです。
「なら、教えたげるよ。その代わり一度違う世界に転生してね?」
また、彼女は呟きました。
教えてくれるのですか?
その代わりに転生なんて、誕生日プレゼントにお年玉とクリスマスプレゼントを一度に貰ったようなものですよね?
人との最適な距離を教えてくれてこんな私を誰も知らない世界に転生させてくれるんですよね?
喜んで転生しますよ。
「そう……ちょっと特殊だけどまぁ、いい世界だから……」
彼女の呟きはまるで私に語りかけている様ですね。
今更気づきました。
彼女は私に語りかけてたんですね。
まぁそんな事はどうでもいいです。
どんな世界なんでしょうか?
「血沸き肉踊る素敵な世界。」
彼女はそうおっしゃいました。
そうですか。血沸き肉踊る素敵な世界ですか。魔法とかが溢れかえってきっと楽しいでしょうね。
私も魔法とか使える様になるんでしょうか?
「さぁね?君の志し次第かな?」
そうですか。
なら、頑張って魔法とか練習したいです。
でも、文章を書くのは辞めたくないです。
折角先輩が見つけてくれた夢中ななれることなので……
「早く行こっか。3歳ぐらいでいいよね?」
はい。異論はありません。
早く連れてって下さい。




