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身近な宝物

作者: ミスト
掲載日:2026/02/26

私の名前はコトハ。

これはまだ看護師に成り立てだった私が体験した物語である。


その日も私は夜勤病棟で働き終えた後日勤していた。


白衣なのにブラック職場だった。


顔は疲れ笑顔を失くしていた。


次の患者さんと面会したその時


「お姉ちゃん可愛く無い。」


患者さんの孫が私に言い放った。


少しイラッとしたが子供は私の事情を知る由もない。


「可愛く無い可愛く無い」


「こらマコト辞めなさい失礼でしょ」


患者さんの娘さんが制止した。


「だってこのお姉ちゃん笑ってないんだもん!」


「!!」


ハッとした。子供は全てを見抜くとは言うが流石だと思った。


「お姉ちゃんおまじないしてよ。」


「おまじない?

ボク

お姉ちゃんは魔法使いじゃないんだよ?」


「違うよ!おまじないは魔法じゃなくて誰でも使えるんだよ!」


「え?」


何を言ってるんだこの子はと少し吹き出してしまった。


「それだよ!それ!それがおまじない!」


「?」


「誰でも使えるおまじない、言葉以上に大事な笑顔のおまじない。笑うとほかの人も笑うからおまじないなんだよ。どんな魔法よりも強いよ。」


その日から私は患者さんのお孫さんに教えてもらったおまじないを意識しながら働くようになった。


そう【笑顔のおまじない】である。


そうして生きていたらある日貴方の笑顔素敵ですねと告白され結婚した。


それが今の旦那である。




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