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【完結】動物と話せるだけの少女、森で建国して世界の中心になりました  作者: なみゆき


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5ー動物たちの楽園づくり

 王族の土下座外交を、森の動物たちが華麗に門前払いした翌日

―― 私は、彼らとある計画を立ち上げていた。


「ここを、みんなが安心して暮らせる場所にしよう。動物も、人も、誰でも」



その言葉に、森中がざわめいた。


『ミナが言うなら、やるニャ!』  

『パンの耳があれば、なんでもするワン!』

『クエッ! 楽園って名前にしたいクエッ!響きがいいクエッ!』


こうして始まった、“動物たちの楽園づくり”。



まずは、インフラ整備から。


・ウサギたちが穴を掘って、水通路を建設。

・カメが、ゆっくりだけどウサギが作った穴を確実に水路にしていく。

・モグラが更に地中深く穴を繋げて地下通路を整備。

・フクロウが空から、楽園全体のマップを監修。

・リスが木の上にカフェを開店。

「どんぐりラテ」が人気メニュー。



私はパンの耳を焼きながら、手描きの設計図を広げていた。


「ここに診療所を作って、こっちに遊び場を……あ、ベルクの昼寝スペースも忘れずに」


ベルクはすでに、切り株の上で爆睡していた。



次に、癒しの空間づくり。


・インコたちが劇場を開設。「王妃の昼寝物語」が初演し大人気。

・フェレットがスパを開業。「毛づくろいマッサージ」が大人気。

・金魚たちは、新しく建設された美術館の水槽の中で泡アートを展示。「ミナ様LOVE」が浮かび上がる。



迷い込んだ旅人や子どもたちも、楽園こと森の優しさに癒されていった。



「この森……なんか、落ち着く」

「動物の方が、人間より優しいんだけど」


口コミは瞬く間に広がり、王都でも噂になった。



「動物に選ばれし少女がいる」

「パンの耳で世界を救う者」

「インコ界の救世主」



私は、そんな噂を聞いて苦笑した。


「ただの動物好きなんだけどなぁ……」


でも、動物たちは知っていた。

この森が、誰よりも彼女を必要としていることを。

お読みいただきありがとうございます。

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