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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

この世界について

探偵が使った魔法。

作者: Jun
掲載日:2025/04/04

「犯人はあなたですね?」


 ある事件現場にいる探偵は、その事件現場にいる男にそう言った。そして、その男はこういった。


「証拠はあるのか?」

「もちろんです。」


 その、探偵はポケットから水晶玉を出した。そして、こちらに見せてこう言った。


「これが、犯行の瞬間です。」

「う」


 その男は走って逃げる体制になった。そして走り、逃げ出した。


「そんなことやっても、意味ないんだけどなー」


 探偵がそう言う。


止まれ


 彼の体が硬直する。


集合


 その男は、探偵のところに瞬間移動した。

 そして、色々な証拠が出ることになった。その後、その男は起訴され、有罪となった。


 その探偵の名前は田川(たがわ) (さかん)という。名探偵だ。

「今回もお疲れ様です。」


 そう言ったのは、彼の秘書兼助手の城水誠だ。


「次の依頼がありますので、車に乗ってください。」

「分かった。」


 田川と城水が車に乗る。

 車の中で、田川と城水が会話をする。そして、それを聞く。


「その魔法は生まれつき使えるのですか?」

「うん。生まれつき。あと、僕以外に魔法が使える人に出会ったことはない。」

「次はどんな依頼なの?民間?」

「いや、事件現場です。とても、虐殺的な。、、、」

付きました

 カーナビがそう言い二人は降りる。


 これが、遺体か。頭が原形をとどめていない。女性か?。田川がボソッと言った。そして城水はボソッ(うえ)と地面に吐いた。うぇ


「ごめんな。毎度毎度。」


 刑事がそういう。


「いえ。大丈夫です。仕事なので。」

「犯人を見つけるのはこちらの仕事なんだけどな。」


 確かに。

 田川は頭の中でそう考えた。


「まぁ、よろしく頼むよ。」


 では、と。田川が水晶玉を出す。


「こちらをみてください。」


 水晶玉に犯人が映し出される。と、思ったが、ザーザーとスノーノイズが出る。


「どういうこと?」


 田川がとても驚いた様子で、水晶玉を見ている。


「しょうがない。では、別の方法にします。」


千里眼


 田川の目から血が出る。けれど、田川はすぐ、回復の魔法を使う。


「大丈夫ですか?」


 城水がとても心配した顔でこちらによってきた。


「犯人が分からない。」


 田川はとても冷や汗を出しているその顔でそう言った。


「魔法がブロックされている。そんな気分だ。」


 田川はコッソリと緑色の涙を流す。魔法使いの涙は緑色なのだろうか。その涙は悔し涙か、、それとも別の何かか。

 この現場に沈黙が流れている。


 犯人はkbqdxmz(暗号化)だ。ナレーターはすべてを知っているし、見ている。けれど、言うことはできない。もちろん、口がないからでもある。

 

 その沈黙を破ったのは、田川が涙を流していることに気づいた刑事だった。


「田川、大丈夫だ。そんなに気に病むことはない。さっきも言ったが、普通、犯人を見つけるのは、我々刑事の仕事なのだから。」


 田川も、それは頭では理解している。だが、何かの感情が湧き出て、その考えをかき消している。


「田川さん。どうしますか?今回の依頼、キャンセルしますか」


 城水がそう聞く。そして、刑事もその言葉に同調する。


「嫌だ。犯人に負けてたまるか。そして、今、これは、魔法がなくても、解決することができるという自分の実力の証明になる。」


 そうだ、田川さんはメンタルが強いんだ。そして、とても上昇志向だということも。城水はそう考えた。


「でも、田川、どうやって解決するんだ?」

「まず、すべての魔法を試します。」


解析


 普通なら、ここもブロックされるだろう。でも、大丈夫。僕も力を貸す。


「出、、、、来た。」


 周りが感嘆の声を出す。でも、その周りの声とは裏腹に彼はとても、とても、青ざめている。


「何かわかったか?」


 刑事がそう聞く。


「犯人は、、私?、、」

「ん?、聞こえなかった。もう一回言ってくれ。」


黙れ


「犯人は、私?w何故だ?、私は、こんなやつ知らないぞ。」

んん、んんん(説明しろ!!)んんん(田川)


 探偵と被害者の関係はとても簡単だった。無差別に殺された人と殺した人だ。彼は世界に一人、只々魔法が使える人だった。その分色んな意見をもらっていたのだろう。それに耐えられなくなった探偵はしばしば人を殺して、押し殺した気持ちを発散させていた。そして、殺した記憶と自分への証拠を魔法で消して。

 今、今までの記憶が彼の頭に戻る。そして、彼は逮捕され、留置場に連行された。

 彼は言った。


世界よ。壊れろ。

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