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幼馴染と始める異世界転生!  作者: ぎあまん


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25/46

25 勝利と



 セイナになにが起きたかというと、【成長補正】の+分を利用して、スキルを獲得した、ということだ。

 なんのスキルを獲得したのかというと【退魔特効】。

 その名の通り、魔に強くなるというスキルだ。

 ……手に入れられたっけ?

 あ、+2が全部消えてるな。

 全部使用で上位のスキルを獲得したのか?

 え? そんなことってできるのか?


 ……なんか、裏技的なことが起こったのか?


 セ、セイナの怒りがスキルの常識を覆した?

 怖い。


「…………」

「痛いっ! 痛いっ!」


 そして、戦いはすでにセイナの一方的な戦いとなっていた。

 最初の一発が顎に突き刺さって、足に来た骨幽霊はそのままダウン。

 後はマウントからの叩き下ろしを無言で行うという、見ているこっちまで胸が痛くなるような状況が続いている。

 同時に放った俺の【衝撃邪眼】も、ボディに刺さっていたからちょっとは有効打になっていると思う。

 自分の功績も主張したいんだが……なんかかわいそうにも思えてくる、引っ込めたい。

 だけど、生かしておくわけにもいかない。


「滅びろ!」

「ぐはぁぁぁ!」


 最後の一撃が骨幽霊を砕き、消滅した。


「倒したよ、タク君」

「お、おう」


 血……は付いていないけど、自分に倍する巨体のモンスターをマウントから撲殺消滅させた後のニッコリ笑顔は……コワい!


「まだ、終わってないですよ!」


 と、悲鳴を上げたのはミラだ。

 そう。

 空にはまだ幽霊がいる。

 まだいるってことは……こいつら、骨幽霊とは関係ないのか?


 そう、考えていたら。


「え?」

「ん?」

「なんですか、それ?」

「んん?」


 セイナとミラの声で、自分の変化に気付いた。

 なんか、光ってるな。

 どういうことだと思っていると、なんとなく、わかった。


 スキルだ。

【X%25】となっていたスキルが【X%001】となっていた。

 右から読みが正解だったのか?

 けっこうどうでもいい謎解きではあるが、百パーセントになって、どうなるんだ?

 そう思っていると、【X%001】がさらに変化する。


 これは……。

 なるほど、これなら。


 俺は空に向かって【衝撃邪眼】を放った。

 ただのエフェクトだった光が拡散し、周囲の幽霊たちを薙ぎ払っていく。


「なんです? なにが起こったんですか?」


 ミラが混乱している。

 その気持ちはわかる。


「ああ、なんか、聖獣、とやらになったらしい」


【X%001】は【聖獣化】というスキルに変化した。

 それが原因のようだ。

 どういうスキルなのかはまだ把握しきれていないが、聖属性に強くなるのは確かなようだ。


「ほんとだ、頭に光の輪があるよ」

「なに、そんなもんがあるのか?」


 セイナの指摘で頭に手を伸ばしてみようとしたが、届かない。

 まぁ、オンオフはこっちで決めれるみたいだから、とりあえず、オフだ。

 なんか周りが眩しいし。


「あっ、でも幽霊はまだいなくなってませんよ!」

「え? これ全部、俺がなんとかするのか?」

「私だと、届かないよ?」

「ボクもです」


 幽霊は空にいるし、セイナの戦闘は格闘で、ミラも剣。

 やれるの俺だけか。


「仕方ない」


 再び【聖獣化】をオンにし、幽霊退治に勤しむことになった。




 セイナに抱えられて俺たちは街中を移動し、【衝撃邪眼】を放ちまくった。

 ときどき、幽霊が反撃してくるので、それはミラが撃退する。

 いまさらだが、彼女の剣術は幽霊にも効くようだ。すごいな。


 それが目立ったのだろう。

 幽霊騒ぎが終わったところで、なんか俺たちを見る目が変わっていた。





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