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故郷で過ごす幸せな日々  作者: ネコ2世
4/14

玲奈の気持ち

**玲奈**

私には好きな人がいる。

それは今は離ればなれになっている祐斗君だ。

小さい頃の私は外にあるもの全てが怖く感じていた。そんな私に外の楽しさを教えてくれたのが私の大好きな祐斗君だ。

家から私を連れ出して外には家では味わえないようなことがたくさんあるんだと実際に見せてくれた。

そうしている内に私は外が楽しいと思うようになった。

だから私は外に出ることができるようになった。

本当にすごく感謝している。だからたくさんお返ししないとと思っていて異性として意識するようになったころに彼は引っ越してしまった。

それがショックで私はまた外が怖いと思うようになった。

それでもがんばって学校には行き続けていた。でも話しかけてくる人が怖くてつい柚葉さんと美咲の後ろに隠れてしまうけど……。

そんな生活を送っていると私に告白してくる人がすごく増えた。

私なんかに告白したってなにもいいことないのにと思いながらも、自分が認められてるんだと思うと嬉しかった。

でも祐斗君のことが忘れられなくてその告白を断り続けてきた。

そんな生活を送っていたら奇跡が起きた。

祐斗君が帰ってくることになったのだ。でもその理由が祐斗君のご両親が亡くなられたからだという。

子供のころから親同士の中もよかったから当然祐斗君のご両親とも会ったことはあった。すごく優しい人たちだったので私も少なからずショックを受けた。

私でもこんなにショックを受けるなら祐斗君と柚葉さんは大丈夫なのだろうかと思っている内に高校2年生が始まってしまった。

幸い柚葉さんは元気そうだった。それに同じクラスになれた、そしてなにより祐斗君と同じクラスになれたことが嬉しくもあり不安でもあった。

でも祐斗君が心配だったので柚葉さんに聞いてみると

「全然大丈夫そうだったよ。私の方が慰められちゃったしね。でもユウにぃ昔からあんまり表情に出ないタイプだから少し心配」

そういう柚葉さんもあんまり表情変わらないタイプだから血縁なのかな。

て、そうじゃなくてそれを聞いて一応安心したけどやっぱり不安だなと思った。


いよいよ朝のHRになり祐斗君が入ってきた。

祐斗君の見た目は私の贔屓目かもしれないけどかっこよくなっていて見ているだけでドキドキして私はやっぱり祐斗君が好きなんだと再認識した。

そして柚葉さんに言った通り両親の死で悲しんでいるという風には見えなかった。

その後はどうやって話しかけようか悩んだけどドキドキしすぎて目を合わせることすらできなくて結局柚葉さんが話しかけに行くまで一回も話に行けなかった。

そして祐斗君が「久しぶりだな玲奈」と言ってくれて覚えててくれたことが嬉しかったし話してみるとさっきまでの緊張は何だったんだと思うほどすらすらと言葉が出た。

やっぱり祐斗君は人の心を癒して安らがせてくれる不思議な魅力があると思う。

それからは美咲と合流して昔みたいに4人で一緒に話しながら祐斗君の家に行った。

行く途中で祐斗君が昔みたいに頭を撫でてくれてすごく嬉しかったが他の女の子とイチャイチャしているのを見るとそんな権利は私にはないのに嫉妬してしまう。

いろいろあったが祐斗君の料理は変わらず美味しかったし祐斗君のアカウントがもらえて嬉しかったし昔のことをたくさん覚えていてくれたことも嬉しかった。

それと土曜日になったら祐斗君がうちに来ることが決まったけど祐斗君を自分の家に上げることが恥ずかしかった。昔はそんなことなかったのに、やっぱり意識してるんだろう。

そう思うと祐斗君が私をどう思っているのか気になるようになったがそんなことは聞けない。

帰るときに送るよと言ってくれたが申し訳なくて断ろうとしたところでスーパーまでだからといわれて断れなくなってしまった。

たぶん断ろうとしたのを気づかれたんだと思う。こういうさりげない優しさもたまらなく嬉しい。

そして夕方になる前に帰って帰った後祐斗君のアカウントを見てニヤニヤしていた。

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