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故郷で過ごす幸せな日々  作者: ネコ2世
2/14

懐かしい顔ぶれ

 自己紹介では俺が昔ここの近くの小学校にいた事と誤解されるのは面倒だったので柚葉と兄妹であることを話した。

 その時だけ俺に興味を持った男子どもがいた事にはイラッとしたが…

 まあそんなことがあった後1時間目との間の小休憩に俺に話しかけてくる奴がいた。

 大半が柚葉のことだったが昔の俺を知っていて話しかけてくる奴も結構いた。

 学校に来て知ったことだが柚葉は学校の4大美女の一人らしい。なんだそのアニメみたいな設定…てか他の3人誰だよ。

 そんなこんなで時間は過ぎ放課後になった。(今日は始業式があったので午前中で終わり)

 ここまで来るのでわかったことは柚葉はかなり人望が厚いことと4大美女の一人がこのクラスに居てしかも俺の幼馴染の日高玲奈(れな)であること。

 けど玲奈は俺には話しかけてこなかった。目を向けただけで顔を紅くして眼をそむける。

 どうしてなのかは知らないふりをしたほうがよさそうだ。

 これだけは言えるが別に嫌われているわけではない、昔から玲奈は引っ込み思案なところがあり今でもそれは変わっていないみたいでずっと柚葉の後ろをついて回っていた。

 そんな二人だったが……

「コウにぃ一緒に帰ろう」

 柚葉が後ろに玲奈がいる状態でこんなことを言うからクラスの注目を集めてしまった。

「まあ別にいいぞ。それと久しぶりだな玲奈」

「うん、久しぶり。4年ぶりくらいかな?」

 玲奈が普通に話すのが珍しいのか男の嫉妬交じりの視線がウザい。

「あ~そういえば普通に名前で呼んでたけど大丈夫か?」

 そう、さっきからの視線にはそういう意味も含まれていた気がするので一応聞いてみる。

「あ、大丈夫だよこれからも玲奈って呼んで」

 そう言って笑う玲奈は本当にきれいになったなと思う。クラスの男子が何人かノックアウトしてるしな。

 そんな話をしていたら廊下が騒がしくなって教室の扉が開いた。

「祐斗兄さんいますか?」

 そうて入ってきたのは玲奈の妹の美咲(みさき)だった。

 美咲は姉とは反対で明るく人当たりのいい性格をしており4大美女の一人らしい。

 さらに玲奈と美咲は他にも美女姉妹と呼ばれいるらしい………なんで俺の周りの奴らばかりそんな風に呼ばれるんだ?

 俺が悪目立ちするだろうが。ていうかもうしてるし。

「美咲も久しぶりだな元気してたか?」

「はい元気でしたよ。ただ祐斗兄さんが来ると知って嬉しくなって姉さんと二人で夜更かししてしまって少し眠たいです」

「な、なんで言うの!言わないって約束したよね!」

 こういうところあまり変わってないな、妹が姉をいじってるところ。なんか懐かしいわ。

 それよりも美咲の爆弾発言でクラスの奴ら、特に男の眼が鬼気迫るものになってるんだが美咲は俺を殺したいのだろうか?

「そうか眠いなら帰ってしっかり寝ろよ」

「そっちを攻めてくるあたり祐斗兄さんらしいですね」

 やめろ墓穴を掘らないようにしてるんだから掘り下げてくるな。

「で、美咲の用件はなんだ?」

「あ、そうでした一緒に帰ろうと思って」

「そうか、柚葉たちとも一緒に帰るつもりだったから4人で帰るか」

「はい、それじゃあ行きましょうか」

 そう言って俺たちは久しぶりに4人で帰ることにした。

 後ろは絶対に振り返らない。まあ見なくてもめっちゃ視線浴びてることくらいわかるんだけど。

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