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暁の巫女 -月の女神2-  作者: 実月アヤ
後日談・番外編
66/66

秘密〔後編〕

 甘く見ていた。

 外国の、しかも初めてくる場所、広大な森。精霊は街よりいくらか多くようだが、助けを求めようにも、精霊の方が青の聖国の王子の気に怖れをなして逃げてしまう。もう月が高く昇った森で、ラセインは道に迷って途方に暮れていた。この歳で迷子とは情けないが、どうやら森にわずかな魔法の息吹を感じる。慣れていなければ方向を見失うような。


『ラセイン、もう魔法を使ったらどうだ』

「ギリギリまで我慢だ、フォルレイン」


 数少ない彼の魔法で、転移門の気配を辿ることは出来る。が、お忍びの身で、アディリス王宮には居るであろう魔導師に気づかれてしまうのは避けたい。結果、夜の森を独りきりでウロウロする羽目になったのだが。

 といっても月明かりで道はかなり明るいし、退魔の剣を持つ彼には獣などもそうそう寄って来ることは無い。近衛騎士あたりは怒りそうだが、ラセイン自身は身の危険を感じる程ではなかった。


『──ラセイン、魔法の気配がする』


 フォルレインの声に、ラセインはふと顔を上げる。視線の先できらきらと光っているものが見えたのだ。近づくと、木々が開けた場所に、小さな泉があった。水面に映る月の光が反射して輝いている。


「──フォルディアス湖みたいだな」


 故郷の美しい湖を思い出して微笑んだ彼は、ふと気配を感じ顔を上げて──凍り付いた。



──泉のほとりに、少女がいた。



 ゆるやかに波打つ長い栗色の髪。薔薇色の頬に唇。月の明かりで輝くその瞳は紫水晶。白くほっそりとした首の下は飾り気の無い白いワンピースに、すらりと伸びた華奢な手足。

 木の上に誰か居るのか、そちらに向かって何か話しかけている。内容は分からないが、綺麗な音が零れ落ちているかのような声。美しい、少女だった。


 思わず息を吞んで──ただ目を見開いて。ラセインは茫然と彼女を見つめる。神秘的な笑みを浮かべる横顔から目が離せない。少女は彼に気づかないまま、微笑みながら草の上でくるりと回り、その足元が裸足であることにも構わず、踊るように泉に沿って歩き出した。


 ふわりと揺れる髪の柔らかさを知りたい。紫水晶の瞳に映りたい。あの白い指先に触れたら、どんな気持ちになるだろう。ついにはその唇が甘そうにさえ、見えてしまう。


「……フォルレイン。あれは、幻か?」


 渦巻く思考に溺れかけかろうじて紡いだ言葉は、剣が答える前に闇に消え。彼は思わず少女へと足を踏み出そうとし──


『待て、ラセイン!』


 彼を止めたのは退魔の剣だった。思わずそちらに目をやって──顔を上げた時には、少女の姿はどこにも無い。


「っ、今の娘は!?」


 泉に駆け寄るが、彼女の足跡ひとつ見つけられず、ラセインは辺りをぐるりと見回した。止まっていた心臓がいきなり動き出したかのように、ばくばくと跳ねて暴れ出す。理由のわからない焦燥と高揚。今までにない、そんな自分に戸惑いながら、王子は剣の精霊に問いかけた。

 

「フォルレイン!彼女は、人か?精霊か?魔物か?」

『分からぬ。とても不思議で──懐かしい気配がした』


 退魔の剣の珍しくも戸惑う声を聴きながら、ラセインは切なげに眉を寄せた。月明かりに照らされた彼女はまるで精霊か──


「月の、女神……」


 思わず零れてしまった言葉に、彼自身が一番驚愕し、けれど同時に自分の身に起こった衝撃が何なのか、思い知らされる。



 ああ、知ってしまった。セインティア王の“一目惚れ”の力を。

 これが──恋なんだ。





 転移の魔法陣で帰城した主を迎えたアランは、美貌の王子の違和感に気付いた。ただでさえ美しいその顔が、何やらほんのりと赤く染まっている。そして少年から青年になりかけの、わずかに残っていたあどけなさは、今やだだ漏れの色気で艶めいた甘さの方が目立っていた。

 何これ。ウチの王子様どうしちゃったの。


「なんか……どっぷり恋に墜ちた男みたくなってますね」


 突っ込みたい気持ちのままつい口にすれば、ラセインはパッと顔を上げる。その動揺した主の顔に、動揺した。


「え!?え、本当にですか!?だってディオリオを探しに行ったんじゃ……一体ナニ見つけてきたんですかあああ!?」


 アランの遠慮のない問いに、王子は更に頬を染めて、どこか夢見るような瞳で呟く。


「……月の女神に逢った」


──なにこの王子。かわいい。

 アランは茫然と、けれどじわりと湧く喜びに弛み始めた口元を押さえた。なんてったって、大事な世継ぎの王子が未来の伴侶を見つけたのだ。青の聖国の王太子妃、そしてゆくゆくは王妃になる運命の女性を。それでなくても小さい頃から知っている幼馴染の弟分の初恋。なにやらこそばゆいような、微笑ましいような。純粋に嬉しいと思う。

 しかし彼の喜びは、次の瞬間に困惑に変わることとなった。


「で?どこの姫君で?」

「……わからない」

「は?」

「なにも分からないまま居なくなってしまった」


 聞き間違いだろうか。この若くして魔法大国を背負って立つ、外交手腕もスペックも外見も超一流の王子が、一人の娘も口説けずにうかうかと逃すなんて。


「う、嘘ですよね?素性とか、住んでるところとか、せめて名前とか」

「どこの誰かも、そもそも人間だったのかも、何も分からない」


 王子の言葉に、がくりと膝をついた彼を責める者は居ないだろう。言ったラセイン本人も、先程までの夢心地からわずかに現実に引き戻された顔をして、眉を寄せた。


「けれど、アラン。僕は諦めない。彼女こそ、僕のただ一人のひとだ」



 それからラセインはちょくちょく護衛の目を盗んでは、アディリス王国へと“プチ家出”を繰り返した。

 もちろん公務には手を抜くこと無く、実に上手く立ち回った上で。主の不在を誤摩化す役目を与えられたアランはヒヤヒヤしていたが、そもそも次期セインティア王の伴侶探しは最重要事項である。父王も知っていながら見逃しているのだと感じてはいた。それでも公にしないのは、場所が場所だからだ。


──他国、しかも大陸最大国家、アディリス王国。

 転移門の設置と魔導師の貸し出しによって同盟を結んだばかりの国との、微妙な関係。しかも聞くところによればアディリス王は自分の娘とラセインの婚姻を望んでいる。その国で王女そっちのけで森でお嫁さん探しをしていますなどと、言えるはずも無い。だからこそラセインは密かに入国していたのだが──数日であっさりとバレた。

 隠密行動をするには彼の美貌は目立ち過ぎる。加えてアディリスの守護者である神竜が、精霊に愛された王子の気配を見逃すはずも無く。

 そして彼は、王宮に招かれたのだった。



「ラセイン王子。わたくしどもの国に興味を持って頂けたとは光栄ですな」

「いえ、こちらの国に移住したらしい、古い知人を探しているだけなのです。個人的なことでお騒がせするまでもないかと」


 アディリス王の言葉の裏には、どうにかラセインの弱みを掴んで、王女との縁を繋ごうという意図が見え隠れしている。ラセインは全開の笑顔で惚けてみせ──本来の目的からは外れていない。それでも末娘のフローラ王女とのお茶会に招待され、断れずに彼女と会うことになった。


「ラセイン様にはなにか大事な御用がおありだったのでは?お父様が無理を申し上げたのでしょう?……例えばあなたにわたくしを貰って欲しいなどと」


 そう言って困ったように微笑むフローラ王女はミルクティ色の髪に、エメラルドの瞳の美少女だった。ラセインに見惚れ、ほのかに好意を持ってくれたのにも気付いた。このお茶会は実質的な見合いだ。だからこそ、王子は彼女に本当のことを告げる。


「──セインティアの王になる者は、運命の相手に出逢ったら、一目で恋に墜ちるのです。身分も種族も関係なく、生涯そのたった一人を求める。そしてセインティア王の血には、運命の相手と結ばれなければ、命を落とすという魔法が掛けられているのです」

 

 本来ならセインティアの王家の存続に関わる秘密だ。国内では誰もが知っている公然たる事実だが、魔法大国を狙う他国には危険な弱点にもなり得る。けれど、ラセインはこれまでもお見合いを打診された相手には、事実を述べて誠実に断ってきた。相手が信じるかどうかは別として。アディリス王は信じていないようだが、娘のフローラ王女は彼の言葉を信じた。

 穏やかなアクアマリンの瞳に浮かぶ恋情に、気付いたのか。フローラ王女はわずかに切なさの混じる声で問うた。


「……あなたはもう、その方に出逢ったのですね?」


──ラセインの瞼に浮かぶのは、銀の原の少女。紫水晶の瞳の、彼女。


「──ええ、逢いました。見つけました。僕が愛しているのは、月の女神ただ一人なんです」


 そう。この焦がれる気持ちは。枯れることの無い想いは。彼女だけを求めるもの。



 ただ困ったことに、王女との見合いを断ってしまったため、ラセインは表立ってアディリス王国を訪問することができなくなってしまった。お忍びで行くとしても、今はほとぼりが冷めるまで、かの国に入国するのは避けた方が良いだろう。彼女を探しに行きたい想いはあれど、世継ぎの王子として諸外国と波風を立てるわけにはいかない。ラセインは王子の責任として、許されることとそうでないことがあるのを知っていた。


「彼女は本当に、居たのだろうか。僕の夢だったのかな……」


 日に日に焦燥と、わずかに諦めにも似た切なさを浮かべる主を傍で見ていたアランは、どうにか彼の恋を叶えてあげたいと思っていたが、近衛騎士でかつ側近の身では代わりに探しに行くわけにも行かない。ただその時が来たなら全力でサポートすることだけを考え、各国に密偵を放ち、情報を集め、王子の“プチ家出”に備えていた。

 

 そして一方で。

 やはりアディリス王国に移住していたディオリオ・アルレイは、魔物退治屋としてセレーネ付近では有名となり、そのうち評判を聞きつけたアディリス王に請われて王宮に出入りし、騎士団で請けきれない森の魔物退治を依頼するまでになっていたのだが。彼の秘密主義によって、ディオリオがラセイン王子の探し人だと気付かれることはないまま数ヶ月が経ち、ふとした折りにこの剣士がセインティア王国出身だと知ったアディリス王が、思い当たった彼の正体に、慌てて青の聖国へ知らせを送った。そして当のディオリオからも、ラセイン王子に手紙が届いた。


『ヤッホー元気?うちにすっげえいいもんがあるんだけど。もしかして例の魔法もなんとかなるかも?見せてあげるから、ちょっくら来ちゃえばー?』


──ラセインのアディリス訪問から、実に半年後のことである。


 ディオリオからのふざけた手紙に、ラセインは氷の微笑みを浮かべ、アランは「もう本当にどうしてくれよう、あのオッサンは!!」と嘆き、けれどその片隅で安堵した。

 

「ラセイン様、このダメな大人を叱りに行って下さい。──アディリスへ」


 なんだっていい。主を送り出す理由が出来た。彼女と逢った、あの国へ。

 諦め半分、けれど絶望しきっていない主のために、アランはそう言ってラセインの背中を押す。ラセインはしばらく言葉を失って──それからアクアマリンの瞳を煌めかせて立ち上がった。


「行ってくる。必ず、探し出してくる」


 ディオリオを。そしてあの夜に見た──運命の女神を。


 


 そして。運命の悪戯か、青の聖騎士の本能か。

 月の女神はあっさりと、彼の前に現れた。


「──下がって!」


 陽の差し込む森で。剣を手に、魔物の前に躍り出た、その少女。


──見つけた。僕の、月の女神。


 王子は目を疑った。

 夢にまで見た少女が、目の前に居る。間違いない。栗色の波打つ髪も、紫水晶の瞳も、その顔も。しかしそれ以上に目を疑ったのは、彼女が手にしている、一振りの剣。少女は魔物を前に、怯むことも無くまっすぐに見つめて、それを構えた。


「──危ない!」


 その意味に気付き、ラセインの口から咄嗟に溢れた言葉。しかしそれは全くの杞憂だったと知る。少女は不敵に微笑んで──言った。


「さあ、おいで」


 飛びかかる魔物を躱し、その胴を剣で貫く。鮮やかな手腕に、ラセインは大きく目を見開いた。けれどわずかに急所を外している。彼女が二太刀目を奮う前に、王子は思い切り退魔の剣を鞘から引き抜き、とどめをさした。


「……あなた強いのね」


 絶命した魔物を前に、少女は感心したように呟いて。そしてラセインへと振り返った。彼は声を失って、ただ少女を見つめる。

 ずっと追い求めていた存在が、触れられるその位置にいる。けれど彼女はラセインの思い描いていた娘とちょっと、いやかなり違っていたけれど。


 華奢な腕。しなやかだけれど細い足。触れたら壊れそうな可憐な少女だというのに、どうしてあんな剣を振るえたのだろう。明るく話しかけてくる姿は、普通に街で会うただの娘と変わらない。よく見れば単に造作の美しさなら、ラセイン自身や彼の姉姫、両親の方が美しいだろう。セインティアにも見目麗しい令嬢は沢山居る。


 けれど──ラセインの目に映る彼女は、今までに逢った誰よりも輝いていた。


 精霊の如き神秘的な彼女も、こうして朗らかに微笑む彼女も、剣を手に戦う剣士の姿も。彼女を目にすればする程、その表情、言葉ひとつひとつがラセインの心に降り積もっていけばいく程、彼の心臓は大きな音を立て、彼女から目が離せない。

 見ていたい。こちらを見て欲しい。声を聴きたい。抱き締めたい。その唇で彼の名を呼んだら、もしその唇に触れたら。ああ、自分にこんな嵐があるなんて、思わなかった。


 そして彼女がやはりディオリオの縁者だと知り、王子は驚きながらもその繋がりが腑に落ちる。彼女の剣にはディオリオの癖がわずかに見られたからだ。ラセインも彼を師としていたから気付いたのだが。

 しかし彼は、次の瞬間に更なる不意打ちを受けることになった。



「名前?──私はディアナといいます」



 ディアナ。セインティアに伝わる、月の女神と同じ名前。

 ラセインは、眩暈を感じて息を吞む。歓喜に。怖れに。見えない大きな力に掴み取られたような気がして。


 だって──どこまでも彼女との運命を感じる。


 もう逆らうことなどできない。一目惚れの血だというのなら、どこまでもそれに従って墜ちてやる。この宝を手に入れるためなら、つまらない意地も捨ててやる。



 そして青の聖国の王子は、月の女神の名の少女に近づく度に、彼女自身の強さに、弱さに、美しさに、どうしようもなく惹かれていった。彼の背に庇われることを良しとせず、並び立つその姿に、憧れと尊敬さえも入り混じって。けれどふんわりと花開くように変貌を遂げてゆく女性への欲も確かに感じて。


 彼女を見た瞬間に発動したであろう魔法の存在も、彼女が運命の相手だという証ならば、愛おしささえ感じる。

 ディアナと結ばれなければ死ぬ?──それが何だ。きっとこのまま彼女の傍にいたら、どちらにしろ彼女無しには生きていられなくなるだろう。どこまでも溺れる予感がする。



 ディアナ、僕はあなたに逢うために生まれ、生きてきたんだ。



**



 そして青の聖国の王子は、月の女神と共に苦難を乗り越え、その愛を深めてきた。剣と、お互いの手を取り合って。隣で支え合って。背中を護り合って。


 「ディアナ、あなたはきっと分かっていない。僕がどれだけあなたに深く墜ちているか。いまでもずっと溺れ続けていることを」


 言葉でも行動でも、足りない。もし彼の心を読むことができたなら、彼女を怯えさせてしまうかもしれないくらい、苛烈な想い。 


……だから、これは僕だけの秘密。



 二人きりの部屋。寝台の上で、ラセインは眠る妻の額にそっと唇を押し当てた。

 

「ん、セイ……」


 小さく溢れた声に、起こしてしまったかと覗き込めば、どうやら寝言だったらしい。ディアナの口元がほんのりと笑みを浮かべる。彼女の夢にまで自分が現れているのかと嬉しい反面、本物がここにいるのにと、キスを降らせて彼女を起こしてしまいたい誘惑に駆られて。夢の中の自分にまで嫉妬するなんて、いよいよどうしようもないと自覚する。


 彼はディアナの背に腕を回して、華奢な身体を抱き寄せた。触れる肌の温かさと、合わせた胸から伝わる穏やかな鼓動。未だ深い夜の静寂の中、窓から差し込む月光に照らされる美しい彼女を見つめる幸せ。それはラセインがずっと欲しかったもの。ずっと護り続けたいもの。

 ふとディアナの瞼が震え、長い睫毛の下から紫水晶がわずかに覗く。目を覚まして欲しいと思ったくせに、本当に起こしてしまったかと、ラセインが思わず身を固くすれば。

──月の女神はふわりと微笑んだ。


「……大好きよ、セイ」


 彼の大きく跳ねた心臓と、見開いたアクアマリンの瞳に、気付いたかどうか。無邪気な妻はまた眠りに落ちてゆく。


「……僕もあなたが大好きだよ、ディアナ」


 穏やかな寝息と共に柔らかな笑みを浮かべた唇へ、優しいキスを落としながら。王子は女神の手に自分の指を絡ませた。



 長い夜も、二人で眠ればあっという間に終わるだろう。


──聖国の太陽が喜びに輝く朝まで、あと少し。






番外編「秘密」end.

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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