表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/6

第2話 魔王城の生活

長らくお待たせしました。


今回は戦いと日常生活かな?

いろは片手にモップを持ちメイドバンパイアのコロナが立っていた。

「いいですか!貴方は魔王ノブナガ様の(しもべ)です!ですがノブナガ様はそれをあまり望まないので今からメイドの全てを貴女に叩き込みます!」

コロナはそう言っていろはの服を見た。

「とりあえずこれを着てください」

コロナはそう言ってメイド服をいろはに渡した。

「は、はい!」

いろははそう言ってメイド服を着るために脱衣徐に向かった。



ーーー魔王の自室ーーー




ノブナガは片手に魔王剣(ドラゴニック)を磨いていた。

「あの、ノブナガ様」

いろははノブナガの部屋に入りノブナガの本棚を見ていた。

「どうした?」

ノブナガはいろはを見た。

「あの、えっと」

いろはは掃除をしようと頑張りたいが本棚の本を読みたいと考えていた。

「読みたいなら好きな数だけ持ってけ」

ノブナガはそう言って目を閉じて椅子に座り眠りに入った。



ーーー魔王城の食堂ーーー



インプ族のゴルマは人参の皮向きをしていた。

「あの、ゴルマさん」

いろははゴルマに話し掛けた。

「何だい?嬢ちゃん」

ゴルマは玉ねぎをみじん切りにしていた。

「あの、今日の料理は何ですか?」

いろははゴルマに聞いた。

「ああ、悪魔コロッケと悪魔クラムチャウダーと他にも出すつもりだ」

ゴルマはじゃがいもを茹でて潰し始めた。



ーーー大食堂ーーー



ノブナガは片手に自作した箸を持ち料理を待っていた。

「魔王さま、料理をお持ちしました」

そういろははノブナガに言った。

「すまないな」

ノブナガはそう言って箸を持ち食べ始めた。

「美味いな」

そうノブナガは笑みを浮かべて二人を見た。

「あの、ノブナガさま」

いろははノブナガに話し掛けた。

「何だ?」

ノブナガはいろはの方を向いた。

「あの、私は何なんですか?」

いろははそうノブナガに聞いた。

「さぁな、今は俺の僕だがいずれは俺の相棒になるかもな」

そう言ってノブナガは食事を済ませ着物に着替えて城下町に向かった。



ーーー城下町ーーー



ノブナガは片手に魔王剣(ドラゴニック)を持ち城下町を歩いていた。

片手に金貨の入った袋を持ち菓子屋に向かっていた。

「あの、ノブナガさま何か買うんですか?」

いろはは上級魔物のサイクロップスのオルベロに頼まれてノブナガの付き人としてノブナガと一緒に歩いていた。

「ああ、たまに甘いものが食いたくなるから来たんだ」

ノブナガはそう言って片手に魔王剣(ドラゴニック)を持ち辺りを見ていた。

「あの、ノブナガ様は魔王なんですよね?」

いろははそうノブナガに聞いた。

「ああ、だが昔の俺は破壊の限りを尽くしていたが今は守るためにこの力を使おうと考えているんだ」

ノブナガは片手をいろはの頭を優しく撫でて少し笑みを浮かべて歩き始めた。

「あら、ノブナガさん」

城下町の人々はノブナガを見て気軽に話し掛けた。

ノブナガは笑みを浮かべて町の人達と会話をしていた。

「相変わらず皆元気だな」

ノブナガはそう言って笑顔で町を歩いていた。



ーーー駄菓子屋ーーー



ノブナガは菓子屋に着きチョコレートとビスケットを買い片手に持っている金貨1枚を老婆に渡して店でそれを食べ始めた。

「あの、ノブナガ様はここによく来るんですか?」

いろははそうノブナガに聞いた。

「ああ、昔の自分が好きだった場所に似てたからな」

ノブナガはそう言ってチョコレートを食べながら町を見た。

「ほら」

ノブナガはチョコレートをいろはに渡した。

「えっ?」

いろははノブナガを見た。

「お前は優しい人であり続けてくれ」

ノブナガはそう言って目を閉じてお茶を飲みながら外を見ていた。

「さて、そろそろ帰るとするか」

ノブナガはそう言って歩き始めた。



ーーー城下町・中心部ーーー



ノブナガは片手ジュースの入った容器を飲みながら歩いていた。

「あの、ノブナガ様は今からどこかに行くんですか?」

そういろははノブナガに聞いた。

「ああ、暇だからな本でも買いに行くつもりだ」

そう言ってノブナガは片手にチョコレートを食べながら歩き始めた。

すると真上から何か巨大な物体が落ちてきた。

「何だ?」

ノブナガはギリギリで避けて魔王剣を片手に持ち何かを見た。

それは黒い体にいくつもの人間の体が繋ぎ合わされて作られた怪物だった。

「何あれ!」

いろははそう言ってノブナガの後ろに隠れた。

「何者だ!貴様!」

ノブナガはそう怪物に言った。

「我れはグロッケン。グール族の最後の生き残りなり」

そう言ってグロッケンの姿は1人の人間姿ではなく四足歩行のトカゲやワニとは違う姿だった。

「この町に何かするならそれなりの覚悟はあるんだろうな?」

ノブナガはそう言って魔王剣を鞘から抜いて片手に魔王の力を発動した。

「貴様は美味いのか?」

グロッケンは体から人間の内臓放ちながらノブナガを見た。

「さぁな、だが俺を喰らうには役不足だ!」

ノブナガは魔王剣に力を注ぎ込み技を発動した。

「滅びを与えようか」

ノブナガはそう言っていろはを後ろから離れるように指示をした。

いろはは頷き少し離れた場所に隠れた。

「さぁって始めるか?」

ノブナガはそう言ってグロッケンを睨んだ。

「喰らわせろ!」

グロッケンの体から大量の人間の首が飛んできた。

ノブナガは魔王剣で攻撃を防ぎ片手に雷の魔術を発動した。

「サンダーショット!」

雷はグロッケンの放った首を全て焼き焦がした。

「まさかこれで終わりか?」

ノブナガは片手の魔王剣を地面に突き刺した。

「サタン・グランドゼロ」

地面から土のエレメントがグロッケンの体を動けなくした。

「ガハッ!」

グロッケンは体から8人近くの人間が出てきた。

「なるほど人の死体で作られた体か?」

そう言ってノブナガは魔王剣を片手に持ちながらグロッケンに聞いた。

「お前、まさか魔王か!」

グロッケンはそうノブナガに聞いた。

「ああ、魔王ノブナガ・ナツゾラだ!」

ノブナガはそう言ってグロッケンを見た。

「ヒャハハハハハハハ!まさかこんな場所で世界最強の魔王様に戦えるとはな!」

グロッケンは体から人間の形をした突起物を筒の形に変えた。

「喰らいやがれ!補食砲(キャノンイーター)!!」

グロッケンの放たれた人間の首は素早い早さでノブナガに襲って来た。

「やれやれ、あくびが出るぜ」

ノブナガは片手を前に出し黒い霧を放ち始めた。

黒霧(ブラックミスト)

霧はグロッケンの体を包み込みグロッケンの体は錆になっていた。

「さて、終わらせるか。いい加減飽きてきた」

そう言ってノブナガは魔王剣に力を注ぎ込み剣を空に向けて投げた。

魔王剣は数千近く分裂して全ての魔王剣はグロッケンの体に向かって雨の様に降り注いだ。

「スコール・ソードレイン!」

グロッケンの体は串刺しされてまだ息があった。

「失せろ!デスヴォルカニックバスター!」

溶岩のエネルギー砲はグロッケンの体を包み込み跡形もなく消し飛ばした。

「やれやれ、亜種が生まれるとはな」

そう言ってノブナガはいろはの元に向かった。

「すまないな」

ノブナガはそう言っていろはの頭を撫でた。

「ノブナガ様は本当に魔王何ですね」

いろははそうノブナガに聞いた。

「ああ、俺はもう争いたくないんだがな」

ノブナガは片手に魔王剣を持ちながらいろはの頭を撫でた。



ーーー魔王城ーーー



ノブナガは寝間着に着替えていろはとお茶を飲みながら外を見ていた。

「あの、ノブナガさま!」

いろははピンクの水玉模様のパジャマを着てノブナガが出したチーズケーキを前に緊張していた。

「どうした?食わないのか?」

ノブナガは紅茶を飲みながら聞いた。

「いえ、コロナ様がこちらを睨んでるんです!」

いろははそうノブナガに言った。

「やれやれ、コロナ!お前の分もあるからこっちに来い」

ノブナガはそう言って片手にチョコレートケーキを出した。

「いただきます!」

コロナはチョコレートケーキを食べながら笑顔になっていた。




ーーー城下町ーーー



「やれやれ、魔王が数年前に変わったって言ってたが変わりすぎだろ」

1人の剣士がそう言って町を見ながら言った。

「とりあえず王の命令だからな魔王の暗殺だな」

そう言ってクナイを持った1人の忍がそう言った。

「我々の戦いで敗北は許されない」

刀を持った可憐な少女はそう言って歩き始めた。


新たな戦いが今始まろうとしていた。


続く

ポイントとコメントとブックマークよろしくお願いいたします!


皆様面白いかは皆様次第です!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ