『§3.かたちにしよう』
『§2』の『2.(4)』まで、無事に通過されましたでしょうか?
一度全部の講座に目を通してみようと文章を追っている方には、どうにもピンと来ない内容だったかもしれません。ですが実際にやってみれば誰にでも可能で、難解どころか驚くほどに楽しい行程であると思います。
脳がストーリーや映像を自動で補完すると少し触れましたが、とりわけ日本人は物語が好きで、いくつものマンガやゲーム、ドラマや映画、児童小説や絵本などが幼い頃からインプットされ続けています。
その蓄積があればこそ、脳内だけでも充分にして濃厚なストーリーが自動的に展開出来てしまうのです。
序破急や起承転結、海外で言えば英雄の旅など、物語を展開させていくパターンは色々とありますが、それをわざわざと理論的に学ぶ必要があるのかというくらい、その自動補完の精度はダイナミックで、見事なものです。
まだ今までの行程を行っていない方は是非一度このページを閉じ、ご自身の隠された天才的な物語作成能力を楽しんでらしてください。
この先を読むのはそのあとでかまいませんし、きっとその方が楽しんでいただけると思います。
では、「§3」へと参りましょう。
「§1」で用意していただいたパソコンの前へと座り、執筆のためのソフトを起動させて次へと進んで下さい。