表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

思いつき短編

とある現実的な作者の脳内

作者: 風木守人
掲載日:2013/01/21

登場人物(だそくてきせってい)


作者

・紛う事なき作者さん。私、風木守人とは何一つ全く関係がない。


翼人

・翼人さん。名前の通り背中から翼が生えている割に常識人。性別は男。






作者(以下・作)「あのさ、急で何だけど、君の背中に翼生えてるじゃん、翼」


翼人(以下・翼)「ああ」


作「それ使って空飛んでるって設定なんだよな」


翼「そうだが……やはり身体的な比率の事を言いたいのか? 人間と同じ体を持っていながら、1m程度の翼ではダチョウの如く空は飛べないと」


作「いやそれもあるけど、正直どうなんだろうなー、と」


翼「……何が?」


作「まずさ、鳥類って軽いわけよ」


翼「まあそうだな。重いと空を飛ぶのに差支えるだろうし」


作「で、軽い理由にはいくつかあって……まず体が小さいよね」


翼「まあ大型鳥類でも、翼の部分を除けば大分小さくなるよな」


作「と言う訳で、翼人は種族的に大人になってもロリ・ショタ固定のほうが合理的だね!」


翼「ちょっと待て!」


作「何?」


翼「だったら魔法(笑)を補助に使っている事にすればいいだろう」


作「というと?」


翼「翼で足りない分の物理的エネルギーを魔法で補えばいい」


作「……あのさ例えば」


翼「?」


作「お空を魔女がほうきに乗って飛んでいるとしよう」


翼「お、おう」


作「で、貴方が魔女にほうきなしでも飛べるんですか、って聞いたとしよう」


翼「ああ、それで?」


作「魔法の力で飛んでるからほうきは実は必要ないんだって言われたら、どんな気分になる?」


翼「そりゃ……なんでほうきのってんだよって……あ」


作「魔法(笑)に頼っちゃったらさ、「じゃあ翼なくていいじゃん」って話になるわけ」


翼「なんてこった」


作「だからまず君はショタになる」


翼「……翼を切るかショタになるか……か」


作「そして次に、飛ぶために鳥類が適している理由は何でしょうか?」


翼「……流線型?」


作「それもあるけど、それを採用したら人じゃなくなるよね?」


翼「まあ、その辺はあんたもファンタジー(笑)で処理するか、さすがに」


作「さすがにね」


翼「それで、他に何があるというんだ?」


作「例えば、鳥は小用をしない」


翼「……は?」


作「鳥はね、体内の水分が重りになるから液体アンモニアを生成しないの」


翼「そうなのか?」


作「尿酸を生成して大きい方と一緒にぼとりだよ? ……鳥だけにぼとり」


翼「……」


作「……」


翼「……」


作「ごほん。という訳で、君はショタの上についてない(・・・・・)事にします」


翼「ちょっと待て、流石におかしい」


作「何が?」


翼「小用を足せないのはともかく、それでは鳥はどうやって卵を作るというのだ!!」


作「…………それ以上言うとR15になるから却下」


翼「じゃあつけろ」


作「善処する」


翼「約束しろ!!!」


作「そんな事はともかくさ」


翼「流すな!! 色々と大事な話だ!!」


作「うるさい、男なら細かい事は気にするな」


翼「下手をすると男じゃなくなりそうだけど!?」


作「それはさておき、君の背中には翼があってそれで飛行する訳だ」


翼「…………まあそうだな」


作「そして現実にはないものが存在するというIFを語る時、そこには商売の余地が生まれる」


翼「はい?」


作「たとえば、冬の空を飛ぶ時に使う手袋ならぬ翼袋とか」


翼「あ、普通に欲しいなそれ」


作「高速で長時間飛んでも目が乾かないようにゴーグルや目薬」


翼「目に入る紫外線もカットしてくれるとありがたい」


作「長旅で疲れた後の翼マッサージとか」


翼「割と嬉しいかも」


作「翼手入れ用の種々の薬品とか」


翼「でも自分で手が届かない気もするなそれ」


作「ぐっすり眠れる羽毛布団とか」


翼「むしり取るな!!」


作「冗談はさておき、君の種族一つとっても、考えなきゃいけない問題は多々、内外にあるのさ」


翼「まあ、どうやって飛ぶかだけでなく、社会的影響も考えてしかるべきだろう」


作「飛行魔法の有無とかもね。普通に人間が飛べちゃうと、君の特徴潰しちゃうし」


翼「だがないならないで、敵対した場合のために対空攻撃方法を確立しておく必要がある……か」


作「中々ままならないものだね、こりゃ」


翼「そもそも人間が飛行魔法を使いだしたら、俺の翼の存在意義はどうなるんだか」


作「翼はせっかくだからつけてみただけだったんだぜ☆ になる」


翼「翼に夢と希望を詰め込んだはずなのに、なぜか夢も希望もなくなるな俺」


作「まったくねー。あとさ、気になるのは体の中身も人間とは多少違うよね」


翼「小用の話だけじゃなく?」


作「うん、考えてみたら体の比率的に人間にとって小用って対して重くないしね」


翼「そうだな。たとえば……血は無理にしても、骨とか」


作「うん、人間より軽く出来てる分、もろくはなってると思う。確か内部に空洞もあるとか」


翼「だろうな。それか、いっそのこと柳みたいなしなやかさでも得ているか」


作「そっちだと手足が普通に曲がりそうで怖い」


翼「首は百八十度回転するぜ」


作「それフクロウだけだよ!!」


翼「そうなのか?」


作「まあ、稼働域は普通の生物より広いらしいけどね」


翼「あ、今ふと思ったんだが」


作「え、何?」


翼「翼人は女の場合やっぱり胸は大きくならないのか?」


作「胸が大きすぎて飛べなくなった翼人とか想像するとある意味萌えるけど……そうなるだろうね」


翼「なんてこったい」


作「あと小食で消化が早いね」


翼「一日三食じゃあ足りなさそうだな。五食ぐらいにしとくか」


作「そして胃袋の中に石がある」


翼「……は?」


作「どうしたの?」


翼「いや、待て待て。どうして重りをわざわざ持つ? それ以前に、どうして胃袋に石が要る?」


作「くちばしはあるけど歯がないじゃん」


翼「え……そうなの?」


作「まあさすがにそこまでは鳥っぽくしないから翼人の胃にはないだろうけど」


翼「どうして歯がないと胃袋に石が入ってるんだ?」


作「歯がないから飲み込んだものを胃袋の石で食べたものをすりつぶすんだよ」


翼「そうだったのか」


作「正確には食べ物の貯蔵と消化を別のところでやってるらしいけどね、鳥類は」


翼「そのあたりは目をつぶってくれ。石を使って消化する奇特な方法も御免こうむる」


作「ワニとかも石を胃袋に持ってるよ? あんなあご持ってて、なんでだよって話だけど」


翼「ワニまでもか」


作「あと、さっき紫外線がどうのとか言ってたけど、鳥類は四色型色覚だってさ」


翼「なんだそれは?」


作「簡単に言うと赤緑青以外に、紫外線が見える」


翼「……おい、それまずくないか?」


作「ああ、非常にまずい。活躍はする場面も想像できるがはっきり言って面倒くさい」


翼「花の花弁も紫外線とかまで見えると違って見えると聞いたことがあるが……」


作「というか、君らの羽毛も紫外線が見えると大分違うらしいよ?」


翼「え?」


作「例えば人間のような三色型色覚だと雄雌の見分けがつかない種でも、四色だと一発だとか」


翼「そこまで違うものなんだな」


作「あと、鳥類の大部分は眼球が動かない」


翼「首の可動範囲の広さが仇となったか」


作「そうなんだろうね。まあ、最大の問題はどこまで君たち翼人を鳥類に近づけるかだけど」


翼「というと?」


作「たとえイケメンや美少女だったとしても、ロリショタ(くちばし付き)に需要はあるのだろうか……」


翼「おそらく……ないな」


作「内臓なんかの構造の違いが、果たして物語にどんな意味をもたらすのか」


翼「何一つ……物語が動きそうにないな……」


作「百歩譲って紫外線が見える事を武器には出来るけど、蛇の有名なピット器官とかに派手さで負ける気がしてならない」


翼「温度センサーみたいなアレな。まあ、そっちのほうが分かりやすそうだ」


作「あと、俺が一番気になっている事を聞きたいんだけどさ」


翼「どうした改まって?」


作「翼の羽毛って生え替わるよね?」


翼「まあ、羽毛布団にするほどではないだろうがな」


作「じゃあさ……」


翼「なんだ?」


作「禿げたりするのかな?」


翼「!!? そ、それは……」


作「やっぱりするんじゃない? 人間の髪の毛みたいなもんだろうし。羽毛って」


翼「待て。まだそうとは決まってないだろう。第一、鳥類の翼は皆、禿げてないハズだ」


作「それは鳥類の寿命が人間ほど長くないからだよ。禿げたサルはいない……気がする」


翼「……つまり?」


作「君の翼は五十歳ぐらいで禿げる設定にするべきではあるまいか」


翼「いやいやいや、何もそこまでしなくても」


作「そんなあなたにお勧めなのがコチラ。薬用育羽毛剤!!」


翼「おお!」


作「今なら寒い冬の味方、羽毛布団セットもついてくる!」


翼「誰からむしり取った!!?」


作「失敬な、今日までこつこつと君の部屋に落ちていたのを集めていただけだ」


翼「ま……まさか」


作「すでに抜け毛ならぬ抜け羽毛は進行中か」


翼「うぁぁぁああああ!!!」




登場人物(ごじつだん)

作者

・紛う事なき作者さん。私、風木守人とは何一つ全く関係がない。


翼人

・翼人さん。名前の通り背中から翼が生えている割に常識人。性別は男で魔法は全く使えない。なぜか眼球が動かず首が百八十度回転する。たまに第三の目を開眼してダンジョンのトラップを見抜いたりするが、効果が地味すぎて原理は不明。なんでも、人には見えない光が見えるらしい。

かなりの小食家かつ早食家で、食事は全く噛まないためか三分と経たず終わる。偏食家でもあり、時折石を食べているところを目撃されている。そのせいか一度胃袋を壊して医者に見せたが、内臓の構造が特殊らしく医者も早々にさじを投げたという。

もう三十歳くらいなのだそうだが、その容姿は子供にしか見えない。以前仲間の連れしょんを断った事、滅多にトイレに立たない事などから、実はついてない(・・・・・)のではないかと噂されているが、本人は自分は巨乳好きだと公言している。その子供っぽい容姿からは想像できない事に、最近抜け羽毛に悩んでいるらしい。しかし、仲間の一人が彼の抜けた羽毛で目下羽毛布団を作成中である事を、彼は知らない。



このキャラの登場する物語が出来るかどうかは全くの未定ですので、ご了承ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] それぞれ誤字だと思います 翼「一日三食じゃ当たりなさそうだな。五食ぐらいにしとくか」 →じゃあ足りなそうだな 翼「花の花弁も紫外線と鎌で見えると違って見えると聞いたことがあるが……」…
[良い点] これは笑けたww 自分も獣人の側頭部(人間の耳のある場所)とかがどんなのなのかとか、あいつら先祖なんなんだろう?とか考えてた口なので面白く読ませていただきました。 [気になる点] 変…
[良い点] 「そうなんだ」という知識が多い! 二人のやり取りが面白い! [気になる点] 単調なので、途中で飽きる [一言] 全体通して「鳥類」と「翼人」の設定の無理を 淡々と明かしていく作りなので…
2013/01/21 14:31 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ