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謎の着信

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪


タイトル:謎の着信


ある日、俺がいつものように部屋にいると、

ピリリリリ!と携帯が鳴った。

「はいもしもし?」

と出てみると、

謎の男「あ、君?S町の喫茶店『ロフト』に行ってみて。重要な事がそこで見れると思うから」

「は?」

わけのわからない会話をしてくる。


そもそも非通知。

それに出てしまったのが俺の運の尽きだったのか。


でも言ったことがなぜか妙に気になり、

俺はその喫茶店まで行ってみた。

その喫茶店は俺が住んでるこのS町にあり、

実は俺もよく行く最寄りの喫茶店。

だから余計に気になったのもある。


そこへ行くと、

「え…ウソ…」

ドアを入った瞬間、パァン!と音が鳴り、

1人の男性が死んでしまった。


パァンの音は銃声ではなく、店内で何かが小さく爆発したみたい。

店側の過失で、その店はその日に閉店となった。


「……なんだよあの電話…」


すると次にまた電話がかかってきた。あの非通知だ。


謎の男「あ、もしもし?今度はさぁ、雨が降る日にT河川敷に行ってみて」


「は?あ、あんた誰なの?」


こちらの反論は一切聞かないらしく、プープー…。

T河川敷も俺がよく使っていた遊び場所。

子供の時からそこで野球をしたりサッカーしたり、

まぁ子供の遊び場としては最適だった。


ふと空を見上げると曇り始めている。

「もしかして」と思っていたらザーザー。


俺は急いでいちど家に帰り傘を持って、

そのT河川敷まで行った。


「助けてえぇえ!!」


T河川敷に着いた直後、

子供の叫び声が川の方から聞こえ、

見ると小さな子供が溺れている。

すぐ助けようとしたがドボンと子供は水の中に入ってしまい…


「ハァハァ…なんで…ウソだろこんなの」


子供は救助の末に亡くなった。


この電話がかかってくると、誰かが亡くなるのか…?

俺は急に怖くなり、あの電話にはもう出ないようにしようと心に決めた。

でもそれから数日間、電話は鳴らなかった。


そして数日後。俺が友達と一緒にいた時だった。

またあの非通知からかかってきたのだ。

友達がふざけて電話に出てしまい、俺に代わった。


「何してくれるんだよ!」なんて言いながら出てみると…

謎の男「ねぇねぇ、今度は君のウチに行ってみてよ。面白いものが見れるからさ」

とそいつはあっけらかんと言ってきた。


久しぶりに聞いたそいつの声。また友達と一緒にいたからか、俺も少し心に余裕があって、

「なんでこんな奴に怯えなきゃならないんだ、クソ」

となってしまい、もう怯えるのをやめた。


それに「自分の家に行け」なんて言われて、

それを回避する方法なんてない。

だから無視しようとその電話の事はなるべく忘れ、

その日、いつも通りに家に帰った。


でも玄関を入ると、どうしてもあの馬鹿ヤロウの声がよみがえってくる。

そして少しびくつきながらも自分の部屋に戻ってみると…


「おうわ!?え!?な、なんだよこれは!!」


俺がそこで死んでいた。


そして後日。

ピリリリリ!


友人「ん、なんだこれ?非通知か?…はいもしもし?誰?」

謎の声「あのさぁ、M喫茶店に行ってみてよ。面白いものが見れると思うから」

友人「は?」


俺がいなくなった後、友達の間では

自分たちの携帯にかかってくるこの謎の声が、

なんとなく「門脇かどわきの声に似てる?」なんて噂していた。

門脇とは俺の事。



(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=OyNRX83CT0M

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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