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ー1.善良な少女死亡→異世界転生

とある児童養護施設に、彼女の籍はあった。


年は10台後半。容姿、家柄、頭脳のいずれにも恵まれてはおらず、少々変わり者でもあった。しかし擦れることのない心根の優しい少女であった。


部活は軽音部で学生生活を楽しんでいた。放課後は、同級生と遊びにいく金銭的余裕はないので、もっぱら図書室で本を読むことが多かった。残念ながら学校の成績には反映されなかったが、本を読むのは楽しく、なかでも異世界転生物はお気に入りであった。


そんなある日、学校帰りの山道で猫がトラックにひかれそうになったところを慌てて助けたところ、勢い余って崖から転落してそのまま少女は死んだ。死ぬ間際に彼女が思っていたことは「猫は助かったし、轢かれたわけではないから運転手の人生は壊れなかったのが不幸中の幸いね」である。


そうして体から抜け出た彼女の魂は、たまたまできていた時空の裂け目に吸い込まれ、死産となる運命だった異世界の赤子の体に定着した。


そしてその半年後、彼女は貴族の娘として第二の生をうけることとなる。


前世と全く異なる境遇、常識の異なる異世界へ転生した彼女は、一体を思い、二度目の人生で何をなすのか。





「善行を積もうをとしているだけなのに、なんかめっちゃ怖がられてない!?」


逆勘違いものですね、分かります

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