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15.エピローグ(第一部)

歴史を紐解くと、ドワーフ国は隣国と武力による小競り合いが絶えない狂犬国家だった。いや、ドワーフ国だけではない、王歴600年代後半は多くの国家間で小競り合いが絶えず、悪の武器商人と、彼らと懇意にある王族のみが私服を肥やし、働き手を失った国民は貧しかったと時代だと言われている。


しかし、かの国は、ある時を境にぱったりとおとなしくなっている。そのきっかけは、ヒューマン国との停戦合意にあるのは歴史的にも有名な話だ。


停戦時に、一見双方に利益があるように見えて、実はヒューマン国側に有利すぎる悪魔のような契約が交わされたことで、ドワーフ国は戦費を整える余裕がなくなった。そしてそれ以上にヒューマン国を恐れたことで各国家はおとなしくなった。戦争で稼いでいたドワーフ王族と武器商人たちは貧しくなったが、逆に国民たちは生活が安全に、かつ豊かになり喜んだという。


さて、そのきっかけとなった悪魔的契約だが、なんと原案を出したのは当時11歳の少女だったという。


ここまで書けば発案者に気づくだろう、少女の名は「シンデレラ・メタル・デトロイト」だ。


王立学園に入学後、「悪魔憑き」「魔界からの使者」「歩く逆鱗」「破壊神を破壊した女」など邪悪な異名を数多く獲得し、若くして鬼神のごとき大活躍をする傍ら、それ以上に恐れられたことで有名な彼女だが、その片鱗は幼少期から発揮されていたのだ。(実際に逸話を調べてみると、幼少期から父親を恐れさせ、1歳で暗殺者を返り討ち、3歳でメイド長に恐怖を植え付けるなど信じられない様なエピソードが数多くある)


ただ、不思議なもので、そんな恐ろしい女性がいたというのに、当時のヒューマン国は安定した国政がなされており、腐敗もほとんどなかったと記録されている。


なぜか、悪事を働いていた人物ほどシンデレラが関わったとたん失踪、失脚していたり、態度を改めたりしているのだ。


それは、彼女が「自分以外の悪は滅ぶべし」と悪人を駆逐したからか、はたまた悪人が彼女に目を付けられないようにおとなしくしていたためか……真偽は定かではない。


しかしいずれにせよ、国が平和になり民が幸せになったことは事実なので、彼女を「必要悪だった」と言って擁護する歴史家もいるのが現状である

以上で、「第一部:幼女悪鬼 編」完です。


明日より「第二部:学園地獄 編」を開始します。


『まあまあ』、『暇つぶしにはなった』と思って頂けましたら、ミシュラン調査員になった気分でポチッと評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)していただけますと作者が喜びます。


期待値込みで、ブックマークなどいただけますと、とっても嬉しいです。


感想、誤字脱字報告も絶賛受付中です。


学園編は色々自由度が広がるので「こんなシチュがみたい」というのがあれば、ぜひ感想欄でコメントください。完結までの話はできているんですが、そのストーリーラインが波状しない様に自分の技量で書けそうなら、間話的な感じて新しく書きたいなーと思っています。完結後に番外編としての掲載となってしまうかもしれませんが。


ここまでお付き合い下さり感謝申し上げます

それでは、明日からもよろしくお願いします

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