第7話 ギルドマスターと第1の試験
しばらく待っていると奥から受付の人戻ってきた
「ギルドマスターがお会いになられるようです。どうぞこちらに」
俺たちは受付の人にうながされ受付の奥に入る。
廊下突き当たりにある階段を登って、また廊下を少し進んだところに重厚な作りの扉があった
「ギルドマスター、お2人をお連れしました」
「おう、入ってくれ」
「失礼します」
部屋の中は割と狭く、壁に剣や盾、床には多分魔物の毛皮のカーペットが敷いてあった。
部屋の奥の机と椅子にドワーフの老人が座っている。
「ありがとう、君はもう下がってくれ」
「分かりました、失礼します」
老人は受付の人をさげさせると俺たちの方を鋭い目で見てきた。まるで何かを怪しむかのような、査定しているかのような感じだ
「さて、俺の名前はガイツだ。ここのギルドマスターやらせてもらっている」
「俺はシュウ」
「私はレナよ」
「お前たちがあいつの手紙を持ってきたものか?」
「……そうだけど」
「……信じられんな。あいつは昔から大の人間嫌いだ。お前たちが盗賊か何かで相手の手紙をどうにかして盗んだって言われた方がよっぽど信じられる」
「でもここに呼んだってことはある程度は信じてるんでしょ?手紙に俺の事書いてあるんじゃない?」
「あぁ、そうだ。だから、お前が本当にこの手紙通りの能力があるのかテストするために呼んだ。本当にあいつの知り合いなら他の者に聞かせる訳にも行かんのでな」
「まぁ、そうだけど、テストって?」
「まずはこれだ」
そう言ってギルドマスターは机の引き出しから大きめの石を取りだした
「随分と苔むした石ね」
「あぁ、だが男の方のお前は随分と強い鑑定のスキルがあるらしいな。この石にはLv6の鑑定妨害が付与されている。まずはこれがなんて石かを当てる。それが1つ目のテストだ」
「ふーん、なるほどね。じゃあ、やらせてもらうよ」
「あぁ、ちなみに石の名前だけでなく特性や効果も当てることが合格の条件だ」
「なにそれ、結構鬼畜じゃないのよ」
「ふん、このくらい出来んと信用ならんからな」
「ふーん、まぁ、いいけど。じゃあ、この石触らさせてもらえる?」
「?あぁ、大丈夫だ。だが間違っても盗もうと思うなよ。それには防犯用の位置探知が付与されている」
「大丈夫、そんな事しないよ。」
とりあえず石を手に取ってみた。思ったより重くはない、俺はその石を鑑定するため石をじっと見つめる。石の表面じゃなく内部まで見つめるイメージで……
すると頭の中にウィンドウのようなものが浮かんできた
「名前はアルマイト、特性は見た目よりの軽さとそこそこの強度、高い魔力適性を持ち武器に重宝にされる。また、加工自体は難しくないが石と見分けがつかないため見つけることと加工できるようにするまでが難しいため、値段は高い。」
「ふむ、確かにそこそこのレベルではあるみ「採取された時は今から約半年前。」」
「!?」
「ここから少し離れたガラスト鉱山で発掘された。しかし、この石を見つけたすぐ後ゴーレムの大軍に襲われ、炭鉱夫たちが怪我をおい、またこれを加工しようとした鍛冶師達も相次いで怪我をしたため、呪いがかかっていると噂され、現在はその鉱山で発掘自体が禁じられ見つけられたこの鉱石はギルドで監視、調査中……こんなものかな?」
「なぜそこまで分かる?最後の情報はこの周辺のギルドでも機密事項だ。一般には公表もしてない。」
ギルドマスターは眉間を険しくし、余計こちらのことを怪しむかのような目で見てきた
「鑑定したら出てきたから……一応言った方が信じて 貰えるかなって、もしかして余計疑われてる?」
「はぁ、そりゃあそんな機密事項まで知ってたら疑われるでしょ」
「ははは、まぁ、ほら、鑑定スキルが強いってことはわかったよね?」
依然としてギルドマスターの顔は険しく、しかしどこかで納得してるかのようなところも見えた。
まるっきり無駄ではなかったみたいだ
なんか、こう、筆が乗って少し長くタラタラと書いてしまいました
読みづらかったらすみません