2話 冒険者と鑑定
後ろを振り返るとものすごい勢いで走ってくる男が見えた
「おりゃーーーーーー!!」
ものすごい勢いで俺たちとブラックウルフたちのあいだに割って入った
「大丈夫か?あんたら」
若く後ろからでもイケメンと呼ばれる部類の人間であることがわかった
「え?あぁ、うん」
少し戸惑いながら応えると
「おーい、ロイ、おいてくなよ」
少し遅れて後ろから屋根付き馬車がやってくる、中には男と女1人ずついるみたいだ
こっちは男はハンマーを持っていて、女の方杖を持ち、三角帽をかぶっている
たぶんこの3人は冒険者パーティーなんだろう
鑑定してみるかな
鑑定はシュウの持つスキルの1つだ
この世界にはスキルがあり主に大きく3つに分かれる
1つ目は技能スキル
これは自分のレベルが上がったり、するとある日突然使えるようになるらしい
また使い続けたり、レベルが上がり威力が上がったり、使い方を工夫すると別のスキルが覚えられるようになったりもするとか
2つ目は伝授スキル
これは名前の通り人から人へ教えることが出来るものだ
代々家に伝えられる秘術だけでなく家事、料理、清掃など種類が色々とある
もちろんこちらも使い続けたり、工夫したりするとまた成長するスキルだ
そしてさいごが、EXスキルである
こちらは人から教えてもらったり、教えたりはできない、生まれつき持ったスキルのことだ
もはやそれは才能であり、例えば一定範囲内の武器を操るものがいて、その腕で今ではSランク冒険者になったものがいる
また、このスキルは特殊なので、自身がそのスキルがあることに気づくにはきっかけが必要であったりもする
シュウの場合、神様から貰ったものなので特に意識することなく、使っている
こちらのスキルは成長することは"ほぼ"ないらしい
名前 ロイ
Lv21
種族 人族
年齢 21
役職 冒険者・剣士
ステータス
HP 506
MP 145
腕力 360
体力 248
防御力 304
スキル 剣術Lv5 火魔法Lv3 脚力UPLv4 腕力UPLv4
名前 ガク
Lv26
種族 人族
年齢 23
役職 冒険者・戦士
ステータス
HP 623
MP 50
腕力 170
体力 260
防御力 180
スキル ハンマー術Lv5 防御力UPLv4 腕力UPLv4 盾術Lv4
名前 フー
Lv23
種族 人族
年齢 19
役職 冒険者・魔術師
ステータス
HP 200
MP 204
腕力 106
体力 120
防御力 90
スキル 風魔法Lv3 治癒魔法Lv3 支援魔法Lv6
冒険者ならギリCランク相当か、任せて大丈夫かな
この世界には冒険者という職業がある
主にモンスター討伐や護衛、はたまた庭掃除なんかもやる便利屋のような職だ
まぁ、腕っぷしが強い奴が多いからどっちかってと傭兵寄りのやつが多いけどねぇ
冒険者にはギルドがあり、そこで強さや信頼の証明となるのがランクだ
全6段階で
1番下の新米がE
一人前レベルがD
中堅レベルがC
一般の町のトップレベルがB
国や都市でのトップがA
大陸や全世界でのトップレベルがSとなる
モンスターにも同じなものがある
まぁブラックウルフなら多分討伐できるだろうし、任せてもいい気がしてきた
「ねぇ、レナ、このままは彼らに任せていいかな?」
「・・・貴方、それ、ただめんどくさいだけじゃないの?」
「いや、そんなことはないよ、うん、断じて違う」
「目を合わせていいなさいよ、まぁ、いいけどさ」
「よし!じゃあ後ろで待ってることにしよう」
うーん、初心者すぎて書きたいことがまとまらないwwww
訂正報告や疑問、バシバシお待ちしております