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百八十二~百八十三日目 修練の門下生

「ふーむ……」

「どうされましたか、リモーネ様」


 思わず変な声を出してしまった俺に対して、ヴォルフが聞いてくる。


 今日も朝から、死者の泉で池の水を入れ替える作業を行っている。寄ってくるゾンビを聖水入りの泉に叩き込み、這い上がろうとするレイクワイトの頭上から聖水を流し込むというルーチンワークだ。カルムーラも大分慣れたのか、メイスを振るってゾンビを懸命に泉へと追いやっている。


「一晩経っても、この泉には聖水の効力が残っておりました。今までは一昼夜経つと、汚染水になっていたのですが……」

「何と……本当でございますか!?」

「先が見えない作業かと思ってましたが、案外効いていたようですね」


 冷静沈着なヴォルフが驚く様子に、思わず笑顔が浮かんでしまう。


 必死に汚いアンデッド水と聖水を入れ替えていた俺達だが、幾つもある泉の一つが汚染されずに残ったのだ。どうやらこの地のアンデッドによる瘴気の影響力が低下しているようだ。必死に水を抜いては綺麗にして戻し、綺麗にしては戻すという人間浄水器になった甲斐があった。


 多分だが瘴気の元であるアンデッドを、せっせと退治し続けたためだろう。以前より汚染力が低下し、こちらの浄化力が勝利したのだ。


「このまま頑張れば、全部の泉を満たせるかもしれません」


 俺はアイテムボックスを開き、汚染した池の水を異空間に移し始めた。




 日課である死者の泉を浄化する作業を終わらせると、ノーザテインに戻る。神殿に移動して、アイテムボックスから樽に水を出す。


 ヴォルフ達へ水に『浄化』と『祝福』をかけて貰うようお願いをする。一週間近く、この作業を三人には行って貰っているが、目に見えて神聖魔法の力が伸びている。魔法の効果が強まっており、魔力も増えて魔法を使える回数も増えた。特にカルムーラの能力向上が著しい。


 地味でなかなか大変な作業だが、目に見えて能力が伸びるので、ヴォルフ達のモチベーションは高い。頑張って聖水を作ってくれている。


 さてヴォルフ達に作業を任せると、昼にならないうちに俺はお役御免となる。ここしばらくフラオス近郊でオーク狩りをしていたが、オーク撃退のために世界の背びれで戦乱を煽ったのが効いたようで、すっかり数が減ったようだ。さて何をするべきか……。


 少しだけ考えてから、俺はザクセンに向かうことに決めた。


 せっかく剣術道場に入門したのに、ここしばらくはすっかりと足を運んでいなかった。まあオークやトロール、ゾンビにワイトと、色々と喧嘩していたのだから、剣術の稽古に足が向かなかったのだ。やや気が重くなってしまうが、リリィに姿を変えて道場へと移動する。


「久しぶりだな、リリィ」


 道場に着いて素振りを始めたところ、すぐにヤリック師匠が話しかけて来た。


「御無沙汰して、申し訳ありません」

「忙しいのか?」

「ここしばらくは少々慌ただしく過ごしていました」

「そうか。忙しいならば仕方ないが、剣は一日振らなければ、その分鈍るからな」


 うーむ、仕方ないと言いつつ、ヤリック師匠の表情は苦い。初心者同然なのに、サボりがちだから、苦言も言いたいのだろう。


「どれ、少し剣の稽古をつけてやろう。構えてくれ」

「わかりました」


 俺は訓練用の木剣を八双に構える。ヤリック師匠が教える基本の構えだ。師匠の動きを気にしながらジリジリと近づくが、ヤリック師匠は剣を構えずにダラリと下げている。


「ふんっ!」


 ある程度の距離まで近づいてから、呼吸を止めて一気に剣を振り下ろす。思いっきり踏み込んで切ったつもりだが、ヤリック師匠は軽く左足を引くだけで剣をかわしていた。ぬう、軽く避けられたな……。


「……驚いたな。少し剣の腕が上がっていないか」

「あれ、そうでしょうか?」


 再び剣を構えようとしたところ、ヤリック師匠が目を細めてこちらを見ていた。


「普通は修行を怠れば、剣の腕も落ちるものだが……何かやっていたか?」

「いえ、特には」

「何か強敵と戦ったとか」

「亜人やアンデッドと戦ってはいましたが、あまり剣は使っていなかったので」

「どんな相手だ」


 俺の説明に、師匠は随分と食いついてくる。


「もっぱらオーク、トロール、ゾンビ、それにレイクワイトですね。先日はスケルトンリーパーとかいう、なかなか強力なアンデッドと相対しましたが……」

「ゾンビはともかく、オークやトロールにワイト、それとスケルトンリーパーと言ったか……うーむ、凄いものだな」

「そうでしょうか?」

「オークなどは並の兵士では敵わないし、トロールはそこそこの腕が無ければ捻り殺されるぞ」


 確かにオークの精気を吸った感じでは、人間より随分と多いのだ。それだけ生命力や体力が人間よりあるということだろう。トロールは再生するのだから、人間とは生物的に比べ物にならないだろう。


「しかし、リリィはそんなものとやり合っているのだな。強くなるわけよ」

「腕が磨かれているのであれば、良かったです」

「お主の強さはわかった。だがまだまだ頂点には、ほど遠い……もう一度構えよ」


 師匠の言葉に従い、今度は大上段に構える。深く呼吸を行ってから、じわじわと間合いを詰める。意識が剣に集中し、自分の中で緊張が一気に高まった。


「やっ!」


 再度渾身の一撃を頭上からヤリック師匠に振り下ろす。だが再び師匠は足を引いて半身になっただけで、剣を避けてしまう。


「ていっ!」


 だが俺は全力で剣を切り返し、木剣を上に振り上げる。師匠は動いたために隙が出来ている……当たるはずだ。


 だが師匠は軽く剣を当てただけで、俺が放った切り返しの一撃を逸らしてしまった。空を切った剣が天高く上がる。


「くっ」


 すかさず再度剣を切り返し、木剣を振り下ろそうとした俺の首に、師匠の剣が突きつけられていた。


「地力があるから、剣の速さは良いな。だがまだまだ硬い。素振りを忘れるな」

「わかりました、師匠!」


 うーむ、分かっていたが完敗だ。幾ら人間を超越した力を持っているとはいえ、技というものが俺にはない。素人に毛が生えた程度では、達人にはさっぱり敵わないな。


 改めて危機感を覚えた俺は、懸命に素振りに精を出す。比較的スピーディーに取得した神聖魔法と違って、剣技が身につくのはまだまだ遠い。ノーザテインで夜間に見張りする際などには、もう少し修行することにしよう。


 そんなわけで数時間に渡って、久々に剣を振るった。肉体の破損はすぐに再生するので筋肉痛などは素振りを止めると即座に治る。だがその分、人間などから絞った質の高いエネルギーが消費されていた。うーん、成長しているのを実感するが、また搾り取りに行かなくては。


「オークをリリィが持ってきてくれたわ。今日のお昼はステーキとスープよ」

「おっ、ありがたい」

「待ってました」


 師匠の奥さんが昼食を作ってくれていたようだ。少し間が空いてしまったので、兄弟子達にはオークは久しぶりだったに違いない。道場脇の屋敷に、男達が突撃していく。


 この道場の門下生には騎士や商家の次男坊、三男坊が多い。割を食って自由になる金を持っていない者がほとんどだ。オークの肉は意外なことに、高級食材に当てはまるらしいので、兄弟子達にとってはご馳走となる。


 俺が遅れて屋敷に入ると、凄い勢いで男達がオークをがっついている。まあ毎回、首の下を一体丸ごと渡しているので、全員が腹いっぱいになる分くらいはある。


 みんな美味そうに食べてくれるのだが、一人だけ顔が冴えない男がいる。レムザとかいう兄弟子で、古くからこの道場で鍛錬しているらしい。この道場でも五指に入る腕前だと聞いたことがある。


「どうかされましたか?」

「あ、リリィか。すまんな、ご馳走になっているのに」

「それは構いませんが……」

「いや、オークの肉は美味いんだが、ふと思ってしまってな。妹弟子に奢って貰わないと、オークの肉も食べられない我が身の不甲斐なさは何なのだとな」


 彼の言葉に、兄弟子達の大半が表情を曇らせる。


 レムザも二十歳を大分超えたが、士官の口が無いらしい。ザクセンは高い壁に囲まれているため、騎士団は出撃の機会が少なく、人の入れ替わりがあまり無い。そのためにレムザは剣の腕が立つのに、騎士団に就職できないそうだ。


「もういっそ冒険者になればいいとも思うんだが、なかなか踏ん切りがつかなくてな」

「確かになかなか冒険者に就職は難しいかもしれません」


 冒険者というのは、ごろつきや農家の食い詰めものがなる職業という認識がザクセンでは普通らしい。緑蒼剣のザハラのように、高名な冒険者になる可能性はあるが、一般的に社会的地位は低い。まあ、ザハラ自身も随分と粗暴だったのを見ると、なかなかマシな冒険者は少ないのだろう。


「しかし、そんな贅沢も言ってられないしな。食わねばやっていけない」

「うーん……」


 兄弟子レムザの腕前は、そこらのへっぽこ道場の主を叩きのめすぐらいはある。だが剣の腕が立っても、平和なザクセンの門内では使い道が無い。錆びさせるのは勿体ないが、用心棒稼業とかでは、彼自身が腐ってしまうだろう。


「冒険者の仕事に似たもので、剣の腕を生かせる仕事ならば、少し紹介できるんですが……」

「なに、本当か?」

「ただ、ここは師匠の許可が必要かと」

「私の許可だと?」


 ヤリック師匠は俺の言葉に、スープを飲む手を止めて、こちらを見た。



 翌日、俺はヤリック師匠やレムザを筆頭に、道場のみんなを死者の泉へと瞬間転移で運んできた。ゾンビを退治して貰おうという話だ。


 当初は師匠や兄弟子達も俺の話には半信半疑だった。隣国の奥地にある森に転移で一瞬で連れて行くと言われても、信じられないだろう。だがそこは師匠や何人かの兄弟子を転移で運んでみせたので、理解して貰えた。説明なんかより、遥かにわかりやすい方法だ。


 移動手段は理解して貰えたので、次に問題になったのは、ゾンビ退治についてだ。


 優秀な剣の道場とは言っても、街中にあるので、ほとんどの弟子は人を切ったこともない。野外に出てゴブリンや野犬、ウルフなどを切って度胸試しをするのが普通だが、中には喧嘩でわざと剣を抜いて問題を起こす者も過去には居たらしい。


 だがゾンビに剣を振るうということなら、社会規範的には何ら問題はない。相手は人とはいえ、既に死人だから罪にならない。というより、アンデッドを退治するのは、むしろ褒められる行為だ。


 おまけにところどころ腐った死体とはいえ、人体だ。人を斬る練習としてはいい経験となる。それに武装していない弱いアンデッドの部類に入るので、道場の若い者達でも安心だ。


 ヤリック師匠としては、弟子に安全に人を斬る経験をさせることが出来るということで、喜ばれた。やはり幾ら剣の腕が上がっても、人を切った経験があると無いでは大違いのようだ。


 最後にゾンビ退治だが、若干手当が出る。これは神殿から出すという名義になっているが、要は俺のポケットマネーだ。兄弟子達のお小遣いになって、少しはいい生活をしてくれればと思う。


「というわけで、私の剣の師匠と兄弟子達にアンデッド退治を手助けして貰うことになりました」

「え、えっと……どういうことですか?」


 師匠や兄弟子達の他にも戸惑いを隠せなかったのは、カルムーラとゴームだ。二人は俺が神官に化けたサキュバスなのは知っている。知らなかったのは、俺が少女の姿で剣術道場に通っていたということだ。


 慈悲の女神に仕える神官が、よもや剣を稽古していたとは知らなかったので、急に連れて来られた道場の門下生をポカンとした表情で見ている。ただまあ、助っ人が増えたということは何とか理解できたので、特に反対意見は出なかった。


「よし、武器を構えろ。ボヤボヤするな!」


 いきなり遠くに転移させられた兄弟子達は唖然としていたが、ヤリック師匠は大声で意識を戻させた。流石はヤリック師匠、転移如きでは動じていない。リリィからリモーネに姿が変わったのは、流石に唖然としていたが……。


 今日は実戦ということで、道場の面々は木剣ではなく、きちんとした剣を持って来ている。だが持ち慣れていないのだろう、剣を抜いても身体に硬さが見える。


「ゾンビが来ましたね。それじゃ、事前に伝えた注意に留意してお願いします」


 森の奥から死体の群れがやって来ると、兄弟子達にも緊張が奔る。まあゾンビなら一般人でも倒せるし、数が居てもどうってことないだろう。人の肉体を切る練習をして欲しい。


 今回の遠征にあたって、兄弟子達に注意をしたことは基本的なことばかりだ。森の奥に行かないことや、ゾンビだけでなくレイクワイトに気をつけることなどだ。いざとなれば、聖水が溜まった泉を利用することも伝えてある。


「来るぞ!」

「い、行きます!」


 ゾンビが近づくと、古株の兄弟子達から死体に斬りかかる。流石は古参メンバー達は袈裟切りで一撃で切り倒していく。


 映画のように頭だけ潰しても、この世界のゾンビは倒せない。一定のダメージを与えることによって、ゾンビを動かす魔法の力が維持できなくなると、動く死体を本当の死体に変えることができる。なので兄弟子達がやっているように、思いっきり袈裟切りに斬るのは正しい。


「う、うわあ!」

「もっと腰を入れて切れ!」


 兄弟子の一人であるフリッツが悲鳴をあげている。見れば腕を切り落とされても動くゾンビの姿に、腰が引けている。若い弟子では、なかなか一刀のもとに切り捨てるというわけにはいかないのだろう。それでも一対一ならば、負けるということは無さそうだ。


「くそっ」

「数が多いぞ!」


 霧深い森の奥から死体の群れが次から次へとやって来る。三十人以上も居るので、人の生命に惹かれて、亡者達がやって来ているに違いない。生者を自分達の仲間に引き摺りこもうとして襲いかかってくる。


 泉を避けるように、列をなしてゾンビはやって来る。多くの弟子達が苦戦するなか、それを助けるように高弟達が次々とゾンビを切り捨てていく。そういうのを見ると、ヤリック師匠の凄さがわかる。


「な、なんだこいつ……動きが」


 そんな中、レムザが剣を弾かれて戸惑った声を出す。


「レムザさん、そいつがレイクワイトですわ」

「なっ、こいつが!」


 いつの間にか泉から上がったレイクワイトがゾンビに混ざっていたのだ。肌が剥けて筋肉が露わになっていることが多いゾンビと比べれば、死体とはいえ傷のないレイクワイトは見分けやすい。だがアンデッドも滅多に見たことがない道場の人間には、パッと見て区別がつかなかったのだろう。


 レムザは鋭く剣で何度も切りつけるが、ワイトの肌には傷一つつかない。ワイトの厄介なところは、異常なほどの頑丈さだ。魔法が付与された武器以外では、ダメージを与えることも難しい。おまけにかなりの怪力ときてる。


「くそっ」


 両腕を振り回すレイクワイトに、レムザは必死に反撃を試みる。だが剣が腕に当たるだけでも、大きく剣を弾き飛ばされそうになっている。見てても相当に危ないと思っていたところ、ヤリック師匠がレムザの背後から駆け寄ってきた。


「レムザ、そこを空けろ!」

「師匠!?」


 年を感じさせない速さで駆けてきたヤリック師匠は、大上段に振り上げた剣を走った勢いのまま、レイクワイトに振り下ろした。


 恐ろしい……剣の動きがほとんど見えなかった。剣が地面に当たる直前に止まると同時に、肩から股にかけてレイクワイトが真っ二つになっていた。何てこった、鋼みたいなレイクワイトがゾンビのように斬られちまった。


 達人の高みを思い知らされた感じだ。


「皆さん、聖水で満たされた泉を使って下さい!」


 ゾンビに紛れていたレイクワイトに向かって鞭を振るい、俺は足を思いっきり引っ張る。ワイトを引き摺って思いっきり泉に叩き落とす。


 ゾンビが団子状態になって、いつの間にか俺達は包囲されつつある。剣の練習だどうのこうのと言っていられなくなった。道場の面々が倒す数より、森から湧いて出るアンデッドの方が多くなってきたのだ。


 ヤリック師匠が剣を振るう度に、ゾンビが一刀の元に切り倒されていく。一人だけぶっちぎりで強い感じだ。それに負けじと他の者達もゾンビを泉に突き落とし始めた。剣で切るより容易く、ゾンビは聖水いっぱいの泉へと落ちていく。


「加勢します」

「よろしくお願いします」


 ヴォルフやゴーム、カルムーラまでもゾンビに向かっていく。こうなるとゾンビも物の数ではない。動く死体の軍団も、あっという間に数を減らしていく。俺も剣を取り出して、ゾンビを思いっきりぶった切り始める。残念ながら力任せだ。斬るというより、剣で押し潰している感じだ。


 とりあえず、森にどれだけゾンビが居るのかわからないので、数を減らしておくのに越したことはない。道場の仲間と共に、ひたすらゾンビを片付けようとする。


「き、キリがないです」

「むう……」


 だが数十分も経てば、人間の方がバテてくる。相手は疲れ知らずのアンデッドなうえ、数も無限かと思えるように湧いてくる。倒すペースが速くても、人間には限界がある。


「ターンアンデッド!」


 弱ってきたのならば仕方ない。俺は一息入れるためにターンアンデッドを久々に使う。周囲に居たゾンビ達が片っ端から塵と砕け散り、遠くのゾンビは踵を返して逃げていく。


 流石は神官の殿下の宝刀、便利だな。だけどターンアンデッドって便利過ぎて、達成感が無いんだよな。


「助かったぞ、リリィ」

「リモーネです……別にリリィでも構いませんが」

「いや、すまん。リモーネだったな」


 ヤリック師匠から礼を言われた。師匠も何体もレイクワイトをぶった切っていたが、さすがに疲れたらしい。年を考えると、仕方ない。


「いまのうちです、死体を燃やして下さい。いつゾンビが戻って来るかわかりませんので」

「わかった。おい、死体を集めろ!」


 師匠の号令で兄弟子達がゾンビを幾つかに分けて集め始める。ゾンビを燃やすことによって、聖水に頼らずに少しでもアンデッドを浄化するのを俺は目論んでいた。少しでも泉の浄化を早めようという狙いだ。


 ヴォルフやゴームも動いているので、俺もゾンビを積み上げるのを手伝う。丸太のように集められた元ゾンビの上に『祝福』の呪文をかけたオイルを振り掛けて、『発火』の魔法で燃やしていく。途中でゾンビが寄って来た際には、ターンアンデッドで追い払うことにした。そうすることで、邪魔されることなく作業が済んだ。


 泉のそこかしこで死体によるキャンプファイヤーが上がる。よしよし、大分ゾンビが処理できた。


「それでは今日は撤収しましょう。皆さんをお送りしますね」

「すまんが、頼んだぞ」


 周囲に取り残された人間が居ないのを確認してから、俺は転移で全員を移送した。


ギリギリ今年最後の更新が出来ました。

皆様、良いお年を。

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[一言] 良いお年を~!
[良い点] 久しぶりの師匠 [一言] 良いお年を!
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