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<第三章まとめ:登場人物紹介等々>

【第三章の中心成分】

第三章では自身の力の未熟さを感じるユウの『鍛錬』の章となります。遺跡探索と闘技大会ですね。しかし強くなったのかは微妙なところ。遺跡探索は苦労のくの字も見られませんでしたし。ユウとしてはまだ納得がいっていない様子でしたね。そして最後の最後にちょっとしたイチャコラを持ってきました。楽しんでいただけたのであれば光栄です。


【第三章の主な登場人物紹介 ( 第一章・第二章まとめに記載の人物は除く ) 】

◆ルカ・リカルド・オスカー(ルカ) 106歳

通称ルルド・オスカー。蒼髪の竜族であり、拳闘士ストライカー。竜族の魔力を込めた一撃は頑強ストレングスを持つリズに膝をつかせる程の威力を放つ。エリーの幼馴染でもあり、過去にエリーと何かがあったことで弱いものいじめを許さない性質となる。その性格から、竜族の里を出てから6年間、襲われる女性を救いながらエリーを探す旅をしていた。特に女性を襲う暴漢を容赦なく殺しており、その行為が罪となることを知らされて精神的に参っていたところをユウに救われる。


◆ゲラード・ジン・フェルトバッハ(アンデッドキング)

地下魔法都市遺跡の元領主。魔法都市の民の内乱から地下都市を守ろうとした結果、魔力暴走によりアンデッドキングと化す。アンデッドとなる直前、妻であるイザベラに抵抗魔法を使用して暴走する魔法から妻を守る。その後は数百年もの間、地下魔法都市を守ることだけに囚われ続けてきた。


◆イザベラ・ルイ・フェルトバッハ(幽体(レイス)

遺跡に足を踏み入れたユウ達をアンデッドキングの元まで誘導した幽体(レイス)。夫であるゲラードがアンデッドキングと化したあとも、夫と民の最後を見届けるために自ら死霊術を使い幽体(レイス)となる。また高名な付与魔術師エンチャンターであり、イザベラの魔法道具は非常に貴重なものとして取り引きされている。

都市に縛られる自分達を解放した天翔ける竜スカイドラゴンに自らの真名を差し出し、天翔ける竜スカイドラゴンの前途を祈りながら逝く。


◆ダグラス・モラン(ダグラス)

血塗る夕暮れクリムゾンサンセットのリーダー。巨躯から繰り出される大剣の一撃にダグラスの通る道には血の雨しか降らない。パーティ名とその外観とは裏腹に意外と紳士。

最年少でパーティに加入したレベッカを娘のように可愛がっている。


◆ケリー・ルース(ケリー)

血塗る夕暮れクリムゾンサンセットの参謀的存在であり、レベッカの姉のような指導役。魔術師らしく、喋り方は回りくどい一面がある。最年少でパーティに加入したレベッカを妹のように可愛がっている。


◆ポール・ディガン(ポール)

血塗る夕暮れクリムゾンサンセットにおけるレベッカからかい係。猫背で禿げかかった容姿はだいぶ年齢を上に感じさせる。ナイフ使いであり、下卑た表情が印象的。最年少でパーティに加入したレベッカを玩具のように可愛がっている。


◆シルフィード・シャイン(シルフィ)

神都騎士団の団長であり、ギフティアの公式最高戦力。神に愛されていると言われるほどの美しい剣技を放つことからその二つ名は神剣とも呼ばれている。銀髪サイドテールの美少女でありながらも口調は老人のような話しぶり。それもそのはず、シルフィは何年生きているのか不明な存在だった。正体不明ながらも騎士団長に座すことができたのは彼女のギフティアへの献身と、ワガママではあるもののその誰からも愛される人格の賜物と言える。何気に真面目なネロとの相性は決してよくないが、ネロとシャルとは昔からの知り合いのようだった。

闘技大会の特別試合で全力のユウを歯牙にもかけないその強さは、謎に包まれたまま。


◆ギルバート・マイヤー(ギル)

神都騎士団に3人いる副団長の1人。紫紺の髪に鋭い眼光を持ちながらも鼻筋の通った上品な顔立ちをしており、その振る舞いも紳士的で女性が放っておかないであろうイケメン。厳かな甲冑に身を包みながらも滑らかな体捌きは、騎士の名をその身に体現していると言うに相応しい。ネロとは顔見知りのようで砕けた口調で会話をする。


◆イリーナ・アデーレ(イリーナ)

神都騎士団に3人いる副団長の1人でありシルフィの側近。金髪ツインテールの少女イリーナの全ては団長のシルフィに捧げられている。シルフィに命を救われてからというものの、シルフィに心酔している。しかし、その心酔ぶりを馬鹿にできる者は少ない。それはシルフィの隣を歩くため、ただシルフィに尽くすためだけに、最年少で副団長の座まで登り詰めた実績を持つからだった。


◆マルス・ボルカノ(マルス)

神都騎士団に3人いる副団長の1人。赤髪の短髪でリズの二回りはあろう巨躯をもつ。その容姿はよく赤ゴリラとも揶揄される。戦と女が生きる全てであり、その戦いぶりから『鬼人』と呼ばれる荒くれものでもある。しかし、その偏った考え方でリズを不快にさせ、リズの憤怒の一撃によって沈むこととなる。そして鬼人に芽生えたのは……


【その他】

◆地下魔法都市遺跡

狩人が狩猟の最中に偶然見つけた古代魔法文明の遺跡。破損状況は過去に類を見ない程によく、その保全に向けてギフティアの各ギルドから精鋭復興隊が派遣されることとなる。魔力源である吸魔縮岩も生きており、遺跡にあるとされる他の魔法都市への転移装置も生きていることが期待されている。


◆魔力源――吸魔縮岩(吸魔縮石)

魔力を吸収し、濃縮することができる魔石。通常は手のひらサイズですら稀少と言われる魔石だが、魔力源に使用されているその大きさからネロは吸魔縮岩と呼ぶ。通常、魔石は魔力を使い切れば砕け散るが、吸魔縮石は魔石内の魔力を使い切っても砕け散ることなく何度も使用可能。使用した魔力は大気に漂う魔力を吸収して回復可能。加えて取り込んだ魔力を濃縮可能なため込められる魔力量は通常の魔石の比ではない。遺跡の魔力源は吸魔縮岩の台座から伸びる縄のようなケーブルにより効率的に魔力を循環させていた。




ここまでお読みいただきありがとうございました。


次の章はいよいよ……


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