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ゾンビもの!  作者: どぶねずみ
谷川村バカンス編
58/91

お風呂(男湯)♪

 俺と荒瀬先輩は軽く今後の打ち合わせをした後、梨子のいる医務室に行こうとした。

 そのとき、ちょうどいいタイミングでドアがノックされた。

 ドアを開けると、顔に覚えのある自衛官の人が立っていた。確か、ヘリ内で尾崎さんと揉めていた人だ。

「立て込んでいるところ悪いね。尾崎さんからきみを連れてくるようにと言われたんだ」

「尾崎さん? 確か向かいの部屋にいるって言っていたけど」

「そうなのか? それなら事情が変わったんだろう」

 俺は背後にいる荒瀬先輩を見た。梨子を放っておくわけにもいかないが、せっかく向こうからのアプローチを袖にするのももったいない。

「俺が遠野のところに行くから直以はそっちに行け」

「あ、きったねえな。荒瀬先輩が行ってくださいよ」

「おまえを名指しだろ。それぐらいの苦労はしておけ」

 まあ、荒瀬先輩が梨子の傍にいてくれるのなら、安心ではある。俺は少し考えて荒瀬先輩の指示に従うことにした。

 と、少し困ったことになった。学生服のシャツに梨子の鼻血がべっとりと付いているのだ。

 その旨を伝え、変えのシャツに着替えようとする俺を自衛官の人は止めた。

「別に気にしなくていいよ。フォーマルな席じゃないらしいから。早く行こう」

 自衛官の人はそう言って、なにかを避けるようにさっさと歩いていってしまった。

 俺としては普通に血の付いたシャツを着替えたかったんだが。

 ひとりだけ先に行かせるわけにもいかない。俺はそのままの格好で、自衛官の人を追った。


「どうだい、谷川村は?」

 エレベーターに乗り込み2人きりになると、自衛官の人は口を開いた。

「いや、これだけガンガンにエアコンを利かせられるってだけでも電気のありがたみが身に染みてますよ」

「今年は炎暑だからね。けっこうきつかっただろう?」

「対策はありましたから死人は出ませんでしたけど。それでも熱中症になる人は少なくなかったですよ」

 そう言うと自衛官の人は軽く笑った。

「ええっと、あなたは……」

「そういえば名乗ってなかったか。俺は佐伯3等陸尉」

「陸上自衛隊?」

「ああ。大学卒業して幹部候補生として陸上自衛隊に入ったんだけど、その直後にゾンビ騒動だろ? 運がよかったんだか悪かったんだか」

「幹部候補生なのに、陸尉なんですか? 幹部候補生学校を卒業するまでは陸曹長の階級だと思ったけど」

「よく知ってるね。いくつかの理由があるんだけど、まあ、一番の理由は仕官の不足から臨時で任命されたんだよ」

「大卒半月の素人を? 下仕官を抜擢したほうがいいんじゃないですか?」

「きみ、けっこうはっきり言うね。その理由は、優秀な下仕官は仕官以上に重宝していることと、優秀じゃない下仕官は抜擢できないってことかな」

 臨時とはいえ階級すら指揮官の一存で変えるってことは、防衛省が完全に機能していないということだろう。

 そんなことを話していると、上昇していたエレベーターはひとつ上の9階で止まった。

 エレベーターを降りるとそこはちょっとした広場だった。

 少しだけ付け加えるのなら、馴染みのある、広場だった。

 リラクゼーションコーナーとでもいうのか、マッサージチェアに卓球台。隅のほうには、さすがに電源は抜かれているものの卓上ゲームのコーナーなんかもあった。

「佐伯さん、ここって、なにかの温泉施設?」

「ああ、知らなかったんだ。以前村営でやっていたホテルを教団が買い取ったらしいんだよ。あれなんかはその名残り。使っているやつはさすがに見たことないけどね。でも外のテニスコートやゴルフ場は今でも使われているらしいな」

 佐伯さんはさっさと『男湯』の暖簾を潜っていった。怪しさ満点だが、俺は躊躇しながらも暖簾を潜った。

「ここからはきみひとりで。シャツなんかは洗濯しておくから出たらこの浴衣を着て。あ、タオルはこれを使ってね」

 矢継ぎ早に佐伯さんはそう言うと、脱衣場から出て行った。

 

 ひとり俺は脱衣場に取り残される。

 少しだけ、動悸が激しくなった。

 俺は逸る気持ちを抑えて、ゆっくりと服を脱いだ。

 

 温泉、裸の付き合い、枕営業!


 白状するなら、俺の頭の中はそんな言葉で一杯だった。

 いや、だってわざわざ畏まって尾崎さんが風呂場で待っているなんて言われたら、想像するだろう。

 俺は手拭いを引っ掴むと、ガラス戸を開けた。

 瞬間、湯気と硫黄の匂いが俺の顔を覆う。

 湯気が脱衣場に流れ、視野が広がった先には……、誰もいなかった。

 薄暗い照明と地味な色調のタイル。広さは一般の銭湯と同じくらいだが、なんの変哲もない浴室。

 多少の落胆と、まあ、そうだろうなという納得を胸に抱いて、俺は木桶にお湯を入れて肩からかけた。

 温泉は日に焼けた肌を刺激し、痛みを走らせた。今度は水で薄めてゆっくりとかけ、身体を洗う。

 それが終わると、俺は湯船に浸かった。温泉はやはり肌に染みたが、肩まで浸かってしばらく耐えていると、やがて慣れてきた。

「あ~、これはいいや」

 風呂といえば水シャワーだったこの頃、温泉は俺の毛穴からゆっくりと浸透し、ゆっくりと身体中の汚れを落としていった。

 なんか、ものすごく贅沢だ。

 湯煙に曇ったガラスを手で拭き、外を見ると深緑の山々が見渡せた。富士山の絵などは必要としない天然のパノラマだった。

 真昼間からの入浴、後で麻理(聖や紅は別に悔しがらなそうだ)に自慢することを心に決めていると、入浴室のガラス戸が開かれた。


 入ってきたのは全裸の女性、ではなかった。

 初老の男性だ。

 身体に年齢相応の弛みは見て取れるものの、芯の部分でよく鍛えられているのがわかる。おそらく、自衛隊関係の人だろう。

「失礼するよ」

 男性は軽く身体を洗うと湯船に浸かり、俺の隣に座った。

「ふう、いい湯だねえ~」

「そうですねえ~」

 俺と男性は温泉の中で気持ちよく伸びをした。

 

 どこかで、かぽーん……と、小気味のいい音がした。


「菅田、直以くんだね」

 しばらく俺たちは温泉を楽しんでいたが、男性は唐突に口を開いた。

「ええ、あなたは?」

「私は陸上自衛隊の尾崎1佐だ。ここいらの自衛隊のまとめ役だと思ってくれればいい」

「それはそれは。大物が出てきましたね」

「いやいや、きみこそ。鈴宮市と朝倉市2000人を取り仕切るナンバー3という話じゃないか」

「そんなふうに思われていたんだ。本当のところは須藤先輩の使い走りですよ」

 俺と尾崎1佐は、同時にため息を吐いた。

 くそう、尾崎違いもいいところだ。佐伯さん、わかって階級を隠してやがったな。

 俺は手拭いを頭の上に乗せ直した。いつまでもエロに拘っているわけにもいかない。隣にいるのは、超がつく大物だ。

「その尾崎1佐がこんなところでなんの用です?」

 好々爺然とした尾崎1佐は、手拭いで顔を拭うと俺に身体の向きを変えた。

「理由は幾つかあるんだが、一番の理由はきみに対する興味かな?」

「興味? 俺たちに接点はなかったと思うけど」

「接点はなくても話は聞こえているよ。なかなかの戦術家だって。朝倉市との手並みは見事だったじゃないか」

「……臼井先輩から聞いたんですか?」

「それだけじゃない。我々には独自の情報網があるんだよ」

「過剰評価もいいところだ。あんな綱渡り、もう一回やれって言われてもできませんからね」

「大勝にも驕らないのは大したものだ」

「だから褒めすぎだって」

「おしいなあ。鈴宮市の代表じゃなければスカウトしているんだが」

「仕官が不足しているって?」

「うん、切実な問題なんだよ」

 ここが温泉で裸の付き合いだからなのか、それとも舐められているのか、尾崎1佐は明け透けに自らの弱点を晒す。まあ、舐められているんだろうな。

「きみは、谷川村になにしに来たんだね?」

 俺は上を向いて手拭いを目の上に置いた。視界が塞がれ、頬の上に冷たい雫が落ちた。

「呼ばれたから来た、じゃあいけませんか?」

「それじゃあ切り口を変えようか。いつまでいる気かね?」

「目的を果たしたら帰りますよ」

「その目的とは?」

 俺は、手拭いを取り、尾崎1佐のほうを向いた。

「鈴宮市と朝倉市への電気と水の供給です」

 尾崎1佐は、自分が問い詰めていたことに気付いたのだろう。苦笑を浮かべて手拭いで顔を洗った。

「それについては、ひとつは可能でひとつは不可能だ」

「谷川村が近隣の数市と揉めているってことですか?」

「うむ。電気を鈴宮市まで届けるには、当然送電線を使う必要がある。その間にある全市にも電気を供給することになるからな」

「いけませんか? 平和的にみんなに分けてくれれば円満解決だと思うけど」

「できるならそうしたいが、そうはいかない。大人の事情、というやつだな」

「谷川村では電気を使える特権を維持したい。そんなところですか?」

「電力には限りがある。まずは谷川村内で、ということだよ」

 この言葉には欺瞞がある。事実、電力には限りがあるのだろうが、それを使う人間がゾンビ発生の混乱により激減しているからだ。

 水力発電がいくら発電量の低い施設とはいえ谷川村とその近隣を満たすぐらいの電力は生産できるだろう。

 だが、もし電気を供給するとなると、どこまで電気を供給するのか、という問題が出てくる。

 さすがに日本全国に送電できない以上、電気が行き渡らない地域が出てくるだろう。

 電気を使える地域はどこで線引きするのか?

 それを谷川村内に限定したことは、妥当か不当か、判断は難しいところだった。

「でも、それなら水についても同じことが言えるんじゃありませんか?」

「いや。水は即物的な死活問題だから。もし、水道を止めたら近隣の数市と言わず、数日以内に県内全域から避難民が死兵として殺到することになる。撃退は可能だろうが、弾薬も人的資源も無限ではないからね」

窮寇きゅうこうには迫ることなかれ、ですか?」

「ほう、孫子か。軍争編だな」

 追い詰めすぎると相手は他に手段がないとして必死になる。水を止めることは、敵をまさにその状態にしてしまうことになる、ということだろう。

 俺は、お湯を肩にかけた。日焼けした肌は温泉に馴染んで、痛みは感じなかった。

「水は大丈夫で電気は駄目だということはわかりました。ただ……」

「ただ?」

「大盤振る舞い過ぎますね。なんでそこまで教えてくれるんですか? 俺としてはどうしても裏を疑いたくなる」

「こちらにももちろん思惑がある。早い話が、我々はきみたちに出て行ってもらいたいんだよ」

「正直すぎるな」

「わしもそう思う。だが、もっとも迅速で波風を立てない方法が、これなんだよ」

 尾崎1佐は目を閉じてゆっくりと肩までお湯に浸かった。

「もうちょっと説明してもらえますか?」

「きみも欲張りだなあ。だが、まあ協力してもらえると見て話すことにしようか。菅田くんは、谷川村の政治体制についてどこまで知っているかな?」

「表向きは月読を頂点として阿頼耶、阿摩羅が補佐。実質的にはこの2人が取り仕切っているって聞いています」

「うむ、だいたい合っているかな。阿頼耶が谷川村内の治安を維持する警察的な役割を担い、阿摩羅が行政を担当する。それにわしら自衛隊が防衛を担当するという体制が出来上がっている。この体制の確立にもそれなりの騒動はあったんだが、現在はこれでうまくいっている」

「……それで?」

「この体制にこれ以上、亀裂を入れる可能性のある外的要因は潰しておきたい、ということだよ」

 これ以上、か。言葉尻を捕らえるなら、すでに亀裂を入れるなにかがあることになるが……。

「それが俺たちだと?」

「正確には、『遠野梨子』という存在だ」

「梨子が!?」

 俺は、湯船から立ち上がっていた。揺れる水面が尾崎1佐の顔を叩いたが、尾崎1佐はまるで動じていなかった。

「月読がお飾りであることはきみも気付いただろう。だが、今回きみたちを呼び寄せたように、彼女の意思は如実に政治に影響する。彼女の執心した『遠野梨子』を放置することはできんのだ」

「うちの梨子が月読を利用して裏から谷川村を操るって? 考え過ぎですよ」

「そう考えるものもいる、ということだ。そして、月読が無理な提案をしてきたとき、今の我々では、それを拒否することは難しいんだ」

「それは、あなたが谷川神道教の信者ではないから、ですか?」

 このおっさん、月読に敬称を付けなかった。それは信者じゃないから、なのだろう。

 尾崎1佐は、苦笑を浮かべて俺を見上げた。


 と、そのとき突然、脱衣場へ繋がるガラス戸が開かれた。

 浴室に入ってきたのは、女性だった。残念ながら服を着ていたが。

 尾崎さんだ。

 尾崎さんは股間を隠す俺を無視して、湯船に浸かる尾崎1佐を睨んだ。

「おお、夏海。おまえも風呂か?」

「でも服を着て入るってのは無粋じゃないですか?」

「うむ、そうだ。待っているから、さっさと服を脱いできなさい」

「ふざけないで!」

 男の団結なんてものは女のヒステリーで簡単に瓦解する。その真理を証明するように尾崎さんの怒声が浴室内に響いた。

 それにしても、陸と海の違いがあるとはいえ上官に大声を上げるのはまずいんじゃないか? 俺のその疑問は尾崎さんの次の言葉ですぐに解決した。

「父さん、どういうつもり? 直以さんは月読さまの大事なお客さまなのよ?」

「どういうつもり、といっても風呂が一緒になっただけだが? なあ、菅田くん」

 この、狸親父。俺にも演技に付き合えってか? 

「ええ。黙って風呂を借りたのは謝るけど、なにも男湯に怒鳴り込んでくることもないんじゃないかな」

「そうだ。裸同士で歳の離れた友情を育んでいたところだよ。わしも息子が欲しかったなあ」

「尾崎さんも一緒にどうです? たまには親子で一緒の風呂ってのもいいでしょう」

「服は脱ぐんだぞ」

「ふざけないでって言ってるでしょ!?」

 男2人は黙る。

 ていうか、こいつら、やっぱり親子だったな。仲は悪そうだけど。

 自分が感情的になっていることに気付いたのか、尾崎さんは軽く咳払いすると、俺に言った。

「と、とにかく、勝手なことをされては困ります。直以さん、私は外で待っていますので、早めにお上がりください」

 尾崎さんはゆっくりとガラス戸を閉めて退場した。


 どこかで、かぽーん……と、小気味のいい音がした。


「……愚娘が迷惑をかけたね」

「いえ。仲が悪そうだったけど、喧嘩でもされているんですか?」

「わしが駐在武官として外国の大使館に単身赴任しているときに、あれの母親がここの信者になってな。離婚こそしなかったが、ほとんど顔を合わせることもなく過ごしてきたんだよ」

 この親子もいろいろと面倒臭そうだ。まあ、俺みたいな青二才が下手に関わったって問題がこじれるだけだろう。そんな義理もないしな。

「それじゃあ俺は先に上がりますよ。尾崎さんを待たせるのも悪いし、十分長湯になったから」

「うむ。菅田くん。近いうちに晩酌にでも付き合いなさい。くだらない駆け引き抜きに話し合おう」

「未成年に酒を勧めますか? こっちがウーロン茶でよければいつでも付き合いますよ」

 俺は浴室を出た。

 着てきた制服は、洗濯に回されたのだろう、片付けられていたので浴衣を着た。

 準備のいいことに氷入りの水差しがあったので、一杯飲んでから俺は脱衣場を出た。

 

 外には、起立した尾崎さんが待っていた。

「先ほどは……、申し訳ありませんでした。あ、父の無礼も本当にすいません」

「いや、尾崎さんが浴室に入ってきたのは驚いたけど、親父さんとは面白い話ができたし無礼なこともされてないよ。むしろこっちがやっちまったんじゃないかな」

「あの……、よろしければ、私のことは夏海とお呼びください。尾崎、という名前、好きではないんです」

「……、わかった。それじゃあ夏海さんって呼ばせてもらうよ」

「ええ、そうしてくれると、嬉しいわ」

 尾崎さんは、口調を崩してそう言った。うん、固さが取れると、やっぱり可愛い人だな。

「あの、直以さん。ひとつ聞きたいことがあるんだけど」

「? 俺で答えられることなら」

「荒瀬さんという方は、どんな人なんですか?」

 ……あ~、あの人、無愛想だけど背は高いし、夏海さんはあの人が梨子を抱えて走るところも見てるからなあ。夏海さん、ほんのり頬を赤くしてるし。

 俺は、少し考えて答えた。

「鈴宮市の実質的ナンバー2」

「ナンバー2は木村大地さんだと聞いていますが?」

「支持率ではね。えっと、須藤先輩の男、といえばわかるかな?」

 俺は、少しだけ悪意を込めてそう言った。

「ああ、なるほど」

 夏海さんはそう言ってひとり納得した。

 俺はこのとき、夏海さんが妙にすんなり納得した理由がよくわからなかった。




 ちなみに、その後向かった医務室で俺は梨子から非難轟々だった。

 いや、梨子。俺は俺でお仕事してきたんだって……。


陸自の幹部候補生学校は福岡にあるそうですが、今作の舞台は九州ではありません。

日本のどこかという設定ですが特に決めていませんので、今回のこととか、梅雨入りの時期とかで場所の特定はどうかお目零しください。

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