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えれくとろんあーく  作者: てんまる99


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円花の手紙

ようせいつかいのおじさんへ。


ようせいつかいさん、お礼がしたくてこの手紙を書きました。

なんどかお礼を言ったけど、この気持ちを残しておきたいので、手紙にします。

それに、お医者さんが『書けるうちに書いておきなさい』っていったから。

本当は、もっとお礼のきもちを集めてから、書こうと思ったんだけどなぁ。


クマさんを作ってくれてありがとう。

クマさんと遊べて、とても楽しかったです。


大きなクマさんもありがとう。

大きなクマさんが見ているものを、私にも見えるようにしてくれて、うれしかったです。

ベッドから起きれなくなっても、クマさんが歩いて行けたから、びょういんの中をあちこち見れました。


私のために泣いてくれて、ありがとう。

「医者じゃないから、なにもできなくてごめん」なんて言わないでください。

おじさんは、私にたくさんのえがおと、しあわせをくれました。

たぶん、もうすぐ私はいなくなっちゃうけど、もう泣いたりしないでね。

蒼井お兄ちゃんにもそう言ってあげてください。

私のためにおじさんや蒼井お兄ちゃんが泣くのはイヤだから。


さいごに、おねがいがあります。

大きなクマさんみたいに、私そっくりのお人形とか作れないかなぁ。

そうしたら、おじさんもお兄ちゃんもさびしくないよね。

つらい時にはげましてあげられるよね。

きっと私ができなかった事もできるよね。

外を歩いたり、おともだちと、うたったりできるよね。


ホントは大人になれたら、おじさんや蒼井お兄ちゃんとデートとか、してみたかったです。

でも、もう私は大人になれないので、ほかの人を助けてあげてください。

幸せにしてあげて下さい。


ずっと、おじさんのことが大好きです。


しののめまどか

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