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■2024年10月26日

他人から時間を盗めるようになった。またコイツが転売すると、金持ち相手に良い金になるんだ。よーし、じゃんじゃん儲けてやるぜ。


と思ったが人間、実は割と用心深いもの。そう簡単には盗めない。入念な段取りが必要だ。


今日も下調べで忙しい。メシも食わずに働きづめだ。ああ時間が惜しい。


お題・時間泥棒



■2024年10月27日

あまりに密漁が多いので、海上保安庁は漁師に反応する、漁師レーダーなるものを採用した。これで密漁者も一網打尽だ。


ところがレーダーの情報が筒抜けになっていたらしい。反応のある場所へ行くと誰もいなかった。


保安庁の職員は悔しがる。

「漁師だけに、俺たちが釣られたってわけか」


お題・漁師反応



■2024年10月27日

賢者様から、石化の魔法なる術を教えてもらう。


そんなある日、モンスターに襲われる。今こそ石化の魔法を使う時だと唱えてみたら。呪文の文字が石になって、ごとんと落ちた。石化するの、そっちかよ。


ちなみにモンスターは尖った文字に突き刺さり、死んでいた。


いやこれ、結構役に立つな。


お題・石化する魔法



■2024年10月27日

「お前は投票行った?」

「俺は不在者投票でもう行ったんだ。○○に入れたよ」

「私は××」

「僕は▲▲だね」


友人たちの言う名前を聞いたことがない。それは実在の人物なのか。いや、その前に人間の言葉として認識すら出来なかった。


とうとう選挙当日。自分は無事に誰かへ投票できるのだろうか。


お題・非在者投票



■2024年10月27日

出口調査のバイトをすることになった。ところが時空の歪みにより、投票所から出口がなくなってしまう。

「出口調査なんだから、お前が出口を探せよな」

と言われ、仕方なく僕が調査隊を編制することに。


以来、ジャングルを抜け、砂漠を越えたが。まだ調査の終わる出口は見つかってない。


お題・出口調査隊



■2024年10月28日

フローリングが恋をした。相手は天井。ライトなんてつけて、とっても眩しい相手。


けどフローリングに告白する勇気はない。ただ天井を見上げるばかり。


心配になった壁くんが尋ねる。どうして告白しないの? だって恥ずかしいのだもの。


照れるフローリングは床だけに、奥床しかった。


お題・恋床



■2024年10月28日

理想郷、ユートピアと名付けられた国にやって来た。しかし国土は荒廃していた。


これはどうしたことか尋ねてみると。ここには最高指導者が複数人いた。彼らの中で、理想郷の何が理想なのか言い争いになる。


結果、自分の理想を実現するため戦争を起こした。ここは国民よりも、理想が優先される国。


お題・理想の国



■2024年10月28日

若い頃は暴君と呼ばれた王も、老境に至り落ち着いてきた。芸術振興や慈善事業を手がけるようになる。


しかし側仕えは王の呟きを聞いてしまった。

「後世に汚名を残したくない……」


かくして王は望み通り、暴君ではない。だが名君でもない凡庸な王として記録され、歴史に何の名も残らなかった。


お題・王の名は



■2024年10月28日

秋の暮れ。定時帰りでも、曇っていると夜のような暗さになる。


これじゃ、帰ってから少し野良仕事でも、みたいなことは出来ないな。と思いつつの帰路。目の前で街灯が点灯した。


暗くなれば明るくなる場所もある。じき寒くなり、冬至が来て、明るくなる。


今は季節の変化を楽しもう。


お題・秋の暮れ



■2024年10月29日

昔ながらの製法で油を搾るしか産業のない村だった。それが美容に良いと分かり、飛ぶように売れる。すると今度は有名女優が使い、とうとう村を舞台に映画化。


今では観光客が押し寄せる、日本有数の観光名所となった。それも全ては油のおかげ。


我が村の景気は今が最も、油が乗っている。


お題・油観光

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