表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/270

601~610

■2024年9月17日

「助手君、縄文時代の遺跡から土偶が発掘されたぞ」

「それは普通では?」

「しかも恐竜土偶じゃ」

「見せてください! ……なんだ、猪の土偶じゃないですか。恐竜と見間違えましたか?」

「いやな、これを作ったのが縄文時代にいた恐竜なんじゃ。ほら証拠写真つき」

「さて、どうツッコむかな」


お題・恐竜の土偶



■2024年9月17日

天職を授かり戦う力を持つのは貴族でも選ばれた者のみ。

「鑑定結果は剣聖です!」

それを、なぜ公爵令嬢たる、わたくしが。ティーカップより重い物を持ったこともないのに。


このままでは貴族の勤めとして魔王討伐に行くことになる。王子との婚約はどうなるの。未来が剣で絶たれたようだわ。


お題・令嬢の剣



■2024年9月17日

夫が離婚届にサインする。言い渡していたのだ。月に何個の約束を破ったら、離婚するからと。かくして夫は約束を破ってくれた。夫も離婚することに反対できない。自分が悪いのだから。


ふふふ、信頼してたわ。あなたが約束を破ってくれることを。これで離婚の責任は、あなたにあることになれた。


お題・信頼しての約束



■2024年9月18日

「私も年を取った。足がすっかり萎えて、杖の助けがないと歩けない。本当は私も悲しみたくはないんだけどね。杖を見るたびに自分の惨めさを思い知らされるんだよ。ああ、うらめしい。杖さえなければ、杖さえなければなあ」

「と言いながら杖を口実に自分から悲しもうとしてません?」


お題・悲しみの杖



■2024年9月18日

石油資源の枯渇が危ぶまれる昨今。刀自は手作りの人工石油を営んで三代目となる。凍える冬の仕込みは毎年大変だ。


近年は安価なコンビナートの石油が流通して、手作りは苦しい。

「けど、やめませんよ。やはり違いますよ、手作りの温かみってのかね」


火元を近づける。

引火。

爆発。


お題・手作り石油



■2024年9月18日

親は教育熱心といえば聞こえは良いが、見栄貼りで束縛癖があった。だから私の幼少期に自由などない。「より良い生活」のため、親が全てを決めてしまう。息苦しかった。


そんな私も大人になり就職、一人暮らしを始めた。自由だ! さて何をしよう。ともかく、キラキラした、より良い私のための……。


お題・より良き呪詛



■2024年9月18日

魔法の指輪を手に入れた。この所有者は一度だけ、どんな法を犯しても許される。さて俺は何に使おう。一生に一度だからな。勿体なくて使いどころが難しい。


ムカつく奴はいつでもブッ殺して構わない。多少の無礼は許してやれる。そうしてると俺は寛容な人間として噂され、そのまま老いて亡くなった。


お題・ギュゲスの指輪



■2024年9月18日

「聞いたかい、近頃は若者の読書離れが著しいそうだ」

「知ってますよ」

「君も読書してるかね?」

「読書量に自信はないですね」

「それはいかんぞ」

「けど読書離れのことは、本に書いてあるのを読みました!」

「……うん、君は読書離れとは縁遠いようだ」


お題・若者の読書離れ



■2024年9月19日

「天才的な発明をしました、汎用一億円です!」

「そりゃ金は汎用性あるだろ」

「なんと一億円あればだいたいの物は買えますし、鬱も治ります」

「だろうな」

「ですから、この世紀の大発明のため、開発費をお願いします。とりあえず私に一億円」

「また便利な言い訳だな」


お題・汎用一億円



■2024年9月19日

「では自己紹介してもらおうか」

新学期。高校デビューに失敗したくない。僕はステータスウインドウを開くと、表示を弄った。

「n田です。筋力と知力が最大値です」

決まったぜ。


全員の自己紹介が終わると先生はニヤリと笑い言った。

「次は各自、何のパラメータを変えたか紹介してもらおうか」


お題・自己紹介のパラメータ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ